翌日は朝から宇治を訪れました。平等院でおなじみの宇治は京都市の南に位置し、奈良から京都に向かう途中にあります。お茶どころで知られる宇治。JR宇治駅を下りて平等院に向かう途中、辻利や福寿園など、名前を聞いたことのあるお茶の名店がそこここにありました。
きれいに整備された参道を通って平等院へ。入口でみごとな藤棚に迎えられました。
やわらかなグリーンと薄紫色のコンビネーションが、まるで印象派の絵画のよう。夢のような風景でした。そして表門から中に入ると、さらなる夢のような風景が広がっていました。
10円硬貨でおなじみの平等院鳳凰堂です。池に浮かび上がるその姿は圧倒的な美しさで、浦島太郎が訪れたという竜宮城はここだったのでは?と思ったほど。実際、極楽浄土の宮殿をモデルにしたとされています。数年前に屋根の葺替え、柱の塗り直し修理をしたばかりなので、朱色がことのほか鮮やかで美しく感じられました。
朝9時頃に訪れたので、まだそれほど人も多くなく、壮麗な姿をじっくり眺めることができました。中には平安時代の作となる国宝・阿弥陀如来坐像が安置され、見学することもできますが、次の回が1時間後ということだったので迷って今回は止めにしました。
正面から見たところです。横が長すぎて写真に収まり切れていませんが^^; シンメトリーな美しさに心を奪われました。このあと、併設されている鳳翔館というミュージアムに入りました。シンプルモダンな建築ですが、半地下で高さが抑えらえていて、景観を損なわないデザインになっています。
中には、梵鐘、(鳳凰堂の屋根についている)鳳凰一対のオリジナルが展示されていて、間近で見ることができます。特に感激したのは、鳳凰堂の内部の壁を飾る雲中供養菩薩像・全52体のオリジナルを見ることができたこと。雲に乗った小さな菩薩像で、52体のうち28体は楽器を演奏し、24体は踊っています。
(画像はサイトよりお借りしました)
なんとも愛らしい姿に心が和みました。宮廷の音楽会の様子を表しているのでしょうか? アコーディオンやパンフルートのような楽器もあり、興味深かったです。「源氏物語色紙絵」の中にも同じような音楽の練習風景が描かれているそうです。
鳳翔館を出たところにあった梵鐘。オリジナルは鳳翔館の中にあり、こちらはそっくり同じに作られたフェイクです。繊細なレリーフ、しゅっとした形が優美です。
南門。右に見えているモダンな建物が鳳翔館です。
この後もう一度、正面から鳳凰堂を見ましたが、この頃には団体客でごったがえしていてゆっくりと見れませんでした。早めの時間にお出かけされるのがよいかもしれません。
藤だなといい平等院といい、シンメトリーで平行な美に心奪われますね。
セレンさんも特にお好きなのではないですか?
教科書では見慣れた建物ですが、そう言えば修学旅行でも見たっけ?と思い出せません。思い出せないくらいですから、きっと訪れてなかったと思いますが(笑)
色を塗りなおしたばかりで、これは早めに行っておきたいですね~早起きして★でもオリンピックまでは混むのかなぁ…
藤棚も平等院も美しかったです!
平等院は均整の取れた美しさに圧倒されました。
早めの時間...なんて書いてしまいましたが
その日によって違うかもしれませんね。
混んでいても、その美しさには息を呑むと思います。
京都の混雑はきっとしばらく続くでしょうが
機会がありましたら☆
京都へ行かれているんですね😄
藤棚、なんと立派な…
美しくも妖艶で😍今しか見られない素敵な風景ですね~💖
平等院、以前一度バスツアーで行ったことあります。本当に見事な造りですよね。
確かに、中に菩薩像あったな~と思い出しました😲
朝9時はまだ観光客が少ないのですね😄最近は京都の人の多さを思うとなかなか腰が上がらなかったのですが、セレンさんの記事でまた行きたくなってきました。
先月息子さんとお会いするのに旅行されていたんですね😄
奈良も大好きな場所です…!鹿も相変わらずたくさんいますね
奈良は10年程前泊まりで行きましたが、夕方5時台にどこのお店も閉まってしまうので夕飯難民になりました(笑)
今はそんなことはないかもしれませんが😄
息子に会うのにあわせて、奈良〜京都と行ってきました。
藤棚、幻想的で美しかったです。
平等院はほんとうにみごとな建築ですね。
菩薩像もかわいかった。^ ^
人の多さは悩ましいところですが、やはり行ってみてよかったです。
たしかに奈良は5時になると、人通りがぐっと少なくなりますね。
一応開いているお店はありましたが、選択肢は少ないかもしれません。
圧観のフジでしたのね☆
満開の藤とその甘い香りに包まれたかしら
そうそう!
平等院へ向かう道の、主にお茶の商店街てしたっけ
確か、御茶の良い香りがしていたような・・・
。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。
連載で 文芸春秋のカラーページに
平等院ミュージアムが掲載していたのですが
日本三名鐘
4つの建物はつながって無いんですよね
鳳凰堂の屋根の鳳凰
浄土院に安置されている、救世船乗観音
平等院鳳凰堂は世界遺産ですが
いかんせん、貧困な発想のワタシには
やっぱ「10円硬貨」なんです💦💦💦
平等院の藤、とってもみごとでした!
さすがに宇治はお茶の名店が多いですね。
そして文芸春秋に平等院ミュージアムが掲載されていたんですね。
こちらのミュージアムでは、モダンな空間の中
梵鐘と鳳凰、雲中供養菩薩像のオリジナルを間近で見ることができて
感激しました。そうそう梵鐘は日本三名鐘に数えられているのですよね。
形とレリーフがすばらしかったです。
10円硬貨でふだんから見ているので、親しみがありますね☆