奈良・十津川村旅行記の続きです。これまでの記事はこちら。
1.奈良・十津川村(2024・夏)谷瀬の吊り橋 ~ 十津川温泉 2.奈良・十津川村(2024・夏)十津川温泉で味わう郷土料理 3.奈良・十津川村(2024・夏)瀞峡
この後は、川舟で瀞峡めぐりをしようと、乗船乗り場を訪れました。次の回は午後1時からとのことだったので、予約だけして先にお昼をいただくことにしました。
本当は瀞ホテルで、瀞峡を眼下に眺めながら食事をしたかったのですが、この日は夕方まで予約がいっぱいとのことで諦めました。
代わりにGoogle Mapsで見つけた Book Café Kuju(ブックカフェ九重) に行ってみることにしました。
このカフェは九重という地域の、廃校になった小学校の校舎を改装した建物の中にあります。他にもベーカリーなどが入っていますが、知らなければ通り過ぎてしまいそうな小さな校舎でした。
カフェは木のぬくもりを活かした素朴な造りで、かつて小学校だった頃の面影があちらこちらに残っています。黒板に白墨で書かれた文字に、手書きならではの温かさを感じました。
机や椅子はさすがに大人向けのサイズですが、木造校舎のような趣を感じさせます。
お料理ができるまでの間、隣の古本スペースをのぞいてみました。
最近は東京で大型書店が次々と閉店する一方で、本好きさんが自分の好みの本を集めた個性的な小さな書店が増えていると感じます。その多くがコーヒーショップを併設しているのも特徴的です。
こちらのブックカフェもそのようなお店のひとつだと思いました。オーナーさんは映画好きのようで、映画に関する本が多く、旅や食に関する本、さらには洋書も揃っていました。
ちょうど旅行に持ってきた本を読み終えたところだったので、店内を隈なく見て回り、小川未明の「赤い蝋燭と人魚」の文庫本を購入しました。幼い頃、この恐ろしくも哀しい物語に不思議と惹かれたことを思い出しました。
さて、お料理が運ばれてきました。まずはキーマカレーのランチセット。ミネストローネとサラダが付いていて、ボリューム満点です。
もうひとつはハーフのサンドウィッチとキッシュのセット。パンは併設されたパン屋さんのブラウンブレッドです。
私は朝食をたっぷりいただいて、まだおなかがいっぱいだったので、ハーフのサンドウィッチとカフェラテにしました。
サンドウィッチにはサーモンとポテトサラダがはさんであり、さっぱりとした味わいでおいしくいただきました
Book Cafe Kujuさんは12月1日で閉店し、この後新しいカフェがオープンするとのことです。
廃校になった小学校の校舎を改装・・・懐かしい木のぬくもりのあるカフェ、いいですね~!(^^)!
本が置いてあるなんて!!ますます、校舎にぴったりですね。
>本好きさんが自分の好みの本を集めた個性的な小さな書店が増えていると感じます。
そうですよね~!!香川にも嬉しいことにそういった書店がいくつかあります。
「赤い蝋燭と人魚」私も文庫本持ってます。なんともいえない、哀しさが胸に残りますね。そして怖さも・・・。
ランチセット、スープもついてボリュームたっぷりですね。
パンが好きなので、ブラウンブレッドのサンドイッチが気になります。ブラウンブレッドとサーモン、絶対合いますね(*^-^*)
廃校になった小学校の校舎を生かしたカフェ、温かみがあってとてもすてきでした。
コーヒーやお料理もおいしかったし、本屋さんをのぞくのも楽しかったです。
そういえば、瞳さんがお住まいの香川を旅行した時には
小豆島の二十四の瞳の舞台となった小学校に行きましたよ。
オリジナルの小学校は外から見るのみで、映画に使われた校舎が公開されていました。
中で、揚げパン、カレー、冷凍ミカンの給食セットをいただいたのが懐かしかったです。
個性的な小さな書店、瞳さんのご自宅の方にもあるのですね。
冊数はとても大型書店には及びませんが、個性的なセレクトで、かえってお気に入りの本が見つかるような気がします。
「赤い蝋燭と人魚」も持っていらっしゃるなんてうれしい!おそろいだ~
私もパン好きなので、おいしいサンドウィッチがいただけてうれしかったです☆
Book Café Kuju(ブックカフェ九重)
わー!こういうお店、好きです。
古い学校を使っているようで、学校も喜んでいるでしょう。
前から行こうと思っていたのではなく、googleでちょっと調べて立ち寄ってみたようで、大当たりでしたね。
お料理のカレーやミネストローネ、サンドもどれも美味しそうで、お洒落感あります。
ところで、赤い蝋燭と人魚
子供の頃に我が家にもありました!
私も好きでした♪
久しぶりに思い出して、ちょっと再読してみたくなりました。挿絵とかどんなだったかなー。
こちらのブックカフェ、Google Maps を見て偶然見つけたお店ですが、なかなかよかったです。
外観は結構おんぼろな感じではあるのですが、中はきれいにリノベートされていましたよ。
こちらのカフェと古本屋さんと、あとはこだわりのパン屋さんもあって。
でも森の中なので、商売はなかなか厳しいかもしれませんね。
(この日は私たちの他、何組かお客様がいましたが)
お料理もおいしかったです。
私は無類のサンドウィッチ好きなので、カフェラテもサンドウィッチもおいしくて大満足でした。
おー、latifaさんも「赤い蝋燭と人魚」持っていらっしゃいましたか。
挿絵はあまり覚えていなのですが、あまり子どもらしい絵ではなかったような...
それに挿絵以上に、文章から想像される情景が鮮明で、子ども心にとても恐ろしかったです。
いつの間にか続きが上がっていたとは知らず…
こちらの廃校のカフェ、また趣があって素敵ですね~閉店になってしまうのは残念だわ。
特に丸テーブルのアウトラインが素敵♬
お料理がボリューム凄いですね?本を読みながらゆったりとお食事できるのも嬉しいかも。
「赤い蝋燭と人魚」は子供向けの絵本で読むより、文字だけの文庫などで読むほうがずっと想像力を掻き立てられて恐ろしいかんじがしますよね。
映像で見たわけでもないのに、読んでから脳裏に絵として残って以来少々トラウマ気味な私ですww
お返事が遅くなってしまってすいません。
そしてブログの更新が遅れ気味にもかかわらず、おつきあいくださりありがとうございます。
こちらのカフェ、閉店してしまいましたが、この後にまた別のカフェが入るみたいです。
丸テーブルかわいいですよね。
私たちがすわった席は、小学校みたいな四角い机を向かい合わせに4つ組み合わせていて、サイズは大人サイズながら、小学校のお昼の時間を思い出しましたよ。
サンドウィッチもカフェラテもおいしかったです。
「赤い蝋燭と人魚」子ども向け?とは思えないおどろおどろしさがありましたね。
かわいがってくれたおじいさん、おばあさんがお金に目がくらんで人が変わってしまうところ。
檻に入れられて売られていくところ。嵐の一夜のできごと。
アンデルセンの人魚姫も哀しいお話ですが、湿度のある暗さが日本の怪奇小説のような独特の風情がありました。