昨日は10時~午後1時まで「企画総務常任委員会」。3月議会に上程される予定議案の説明がずら~っとあって、報告事項もたくさんあり、時間がかかりました。(報告事項はこちら)
昼食後には、2時~3時半まで、厚生労働省の課長補佐・柏木出氏(社会・援護局障害保健福祉部障害福祉課-障害保健福祉改革推進室)を講師に迎え、福祉保健常任委員会主催の「障がい者自立支援法」勉強会が開催されました。(写真)
今、障がいを持った当事者やその家族の方々から、この法律の問題点が指摘されています。一番ネックになるのが、これまでの「支援費制度」の“応能負担”から、“応率負担‥サービス量に応じた一割の定率負担‥”となること。そこに、世帯の収入が加味されるようになったこと、です。
重い障がいを持った方の中には、月に200万円~300万円のサービスを利用している人もあるそうで(だから自立した生活が出来ているのですが))、一割と言っても大変な金額になります。(世田谷区には約90名、そういう方がいらっしゃるということ)
低所得者には様々な減免制度や軽減措置が講じられますが、それがどれだけ機能するか?そこが問題だと感じました。
講師の方の説明では、新しい制度になることで、これまで利用していなかった方々の利用が伸びるという効果が(特に精神障がいの方々に)期待される、とのことですが、メリットとデメリットをよく見極める必要がある、と思いました。
いずれにしても、全議員対象の勉強会は、考え方が違っても、同じ情報を共有しながら問題点を探ることができるので、貴重な機会だと思います。
昼食後には、2時~3時半まで、厚生労働省の課長補佐・柏木出氏(社会・援護局障害保健福祉部障害福祉課-障害保健福祉改革推進室)を講師に迎え、福祉保健常任委員会主催の「障がい者自立支援法」勉強会が開催されました。(写真)
今、障がいを持った当事者やその家族の方々から、この法律の問題点が指摘されています。一番ネックになるのが、これまでの「支援費制度」の“応能負担”から、“応率負担‥サービス量に応じた一割の定率負担‥”となること。そこに、世帯の収入が加味されるようになったこと、です。
重い障がいを持った方の中には、月に200万円~300万円のサービスを利用している人もあるそうで(だから自立した生活が出来ているのですが))、一割と言っても大変な金額になります。(世田谷区には約90名、そういう方がいらっしゃるということ)
低所得者には様々な減免制度や軽減措置が講じられますが、それがどれだけ機能するか?そこが問題だと感じました。
講師の方の説明では、新しい制度になることで、これまで利用していなかった方々の利用が伸びるという効果が(特に精神障がいの方々に)期待される、とのことですが、メリットとデメリットをよく見極める必要がある、と思いました。
いずれにしても、全議員対象の勉強会は、考え方が違っても、同じ情報を共有しながら問題点を探ることができるので、貴重な機会だと思います。