わたしたちの泊まったペンションはわんこOK
入り口にフロントロッジとドッグラン。
続く敷地内に一棟建のお家が何件かあって、そこが各部屋。という配置になっています。
オーナーご夫妻の話によると、今年は雪が多くて、それも一度にたくさん降るのだそう。除雪したと思うとまた積雪の繰り返し。その言葉を実感したのは翌朝でした。
カーテンを開けてビックリ‼️
昨日着いた時は、生垣ほどの高さの雪でしたが、
その上にさらに新しい雪が落ちて壁のよう。
夜中に雪が降り出したことは知っていましたがこんなに積もるとは!
つらら~!!
実はちょっと気になることが。
夜半物音で目を覚ますと、妹がゴソゴソ起き出していました。
早朝空海くんの散歩に行くことは知っていたのですが、時間を見るとまだ3時
いくらなんでも早すぎ、トイレかな?と思いつつそのままウトウト。
次に目が覚めたのは6時前でちょうど妹が着替えて空海くんと出かけるところ
『散歩?』と聞くと
『うん、オネエも行く?』
と言われたのですが、まだ半分寝ぼけていた私は
『もうちょっと寝る、行ってらっしゃい』
といって布団の中へ。
その後散歩から戻った空海くんと入れ替わる形でぺンション周りを散歩。
こんなたくさんの雪雪雪
昨日入ってきた道も
ドッグランも雪のプール
ここを空海くんは上って走り抜けようとしたらしいです。
今日はこれから飛騨高山に寄って、白川郷を通り帰宅予定…
…………の予定
だったのですが…
写真を間違えたわけではありません。
この写真から時間を少し戻します。
朝食後9時過ぎにペンションを出発。天気は晴れ
若かりしころ、スキーや山歩きでたびたびこの地を訪れていたシャチョーさんの解説を聞きながら、車は順調に飛騨高山を目指します。
安曇野に入ったあたりで
ん?
私ではなく助手席の妹の様子がおかしい…というか
長年の付き合いでわかるのですがこれはちょっとまずい…
それにあの夜中の二度起き
この感じは昔家族で旅行に行った時にも何度かあったぞ、と身構えた時
妹が『ごめん、ちょっと気持ち悪い…』
とにかくトイレのあるところとコンビニに滑り込み
私は妹を抱えてトイレに
ちょうど清掃時間に入るところだったのに、事情を話したら快く使わせていただきました。
運の良いことにトイレはバリアフリーで車椅子も入れる広めの作り。
一人でも大丈夫ということで一旦私は出てドア前で待機。
さらにさらに事情を察した店長さんが、
こちらのトイレだけに清掃中のサインを出して、他の人が入ってこないようにしてくれたのです。本当にありがたかったです。
15分ほどするとまだ青い顔の妹がなんとか出てきたので一旦車に。
白湯を買って妹に飲ませている間に社長さんはナビで病院を探していました。
が、ここはコンビニ。ここで聞いたほうが土地の情報がある!
運転する人が直接聞いた方が早い!
『シャチョーさん、コンビニ。コンビニで聞いて』みたいな言い方して申し訳なかったけど、このシチュエーションの過去を思い出した私の失礼お許しを(汗)
今思えばシャチョーさんも心配で、だけどどうしていいか混乱していたのね。
だって普段なら、コンビニに駆け込んだ時点でそうしていたはずだもの。
実は私たちにとっては子どもの頃からの予定調和?
例えば、家族旅行に出かける。
行った先で妹具合悪くなる→母が地元の病院に付き添う→父心配で不機嫌になる→私その父と一緒に旅程をこなす→その間緊張で私はどこに行ったかほとんど覚えていない→母と妹と旅館で合流→父の機嫌直るがその翌日は帰路なので家族旅行の思い出は前半しか記憶がない。私がぼんやりだと言われる所以。
ここ数年は母の介助や、ワンコの介護でお互いが一緒に旅行をする機会がなかったのでちょっと忘れていました。理由はわかっていて大人になってからは対応できるようになりましたし、私たちこう見えても仲が良いんです(ふふふ)
え?理由?それは長くなるので割愛。いつか機会があれば。
程なく私たちはコンビニで教えてもらった町の病院へ。
診察してくださった先生はどこか子供の頃お世話になった町内のW先生に似ていました。
丁寧な診察と優しい口調の問診。
妹は元々胃腸が弱く、今も通院中ということで
『急な寒さで体が冷えちゃったんですね。普段の疲れも出たのかもしれません。点滴で安静にしていれば良くなりますよ。お腹は冷やさないようにしてね。』と先生。
処方箋も出していただき、点滴40分。
とりあえずシャチョーさんに報告すると、ホッとしたのか
ケージで待っていたシン空海くんを連れて駐車場の周りを散歩して、ついでにガソリンも入れて来ると言って出かけて行きました。
シン空海くんここまでトイレ我慢させちゃってたから、ごめんね。
私は再び「診察室に戻って待機。妹は点滴中。顔色もだいぶ良くなってました。
看護師さんが途中で湯たんぽを持ってきてくれて体もあったまったのかウトウト。
その時ふと思ったの。
子供の頃は母はこうして妹に付き添っていたのかな…と。
大丈夫
点滴も順調。程なく妹は自分で歩けるくらいに回復しました。
コンビニの店長さん、病院の先生、看護師さん、本当にお世話になりました。
安曇野に感謝。シャチョーさん、ありがとうございました。
さてさて再び出発進行。
時間の関係で飛騨高山は断念、白川郷に向かうこととなりました。
続く、です。
なんか文字ばかりになったので私とシン空海くんの写真貼っておく