横浜焼売(シウマイ)物語2023

2年ぶり再開。ハマっ子のソウルフードは崎陽軒のシウマイ。漫画書き柴犬溺愛。落語らぶ。晴れ時々ランニング、更新随時

引越しの季節

2023-03-29 | 日常茶話
いきなりですが、
分蜂(ぶんぽう)に出くわしました。

いや、分蜂(ぶんぽう)って何よ、ですね。
状況を説明します。

朝はなにごともなかった庭でしたが、
昼過ぎふと窓の外を見たら
一面に蜂が飛び回ってる!!!
シルエットから見るとアシナガとかスズメバチとかではなく
ころんとした小さい種類。
でも庭中をヒッチコックの「鳥」か、「スイミー」たちのように蜂の群れが固まって飛び交っているのですよ!!
あまりの数に窓を開けて確認することもできず、
思わず区役所に電話
事情を説明すると
生活環境課につなげていただきました。
(こういう時は生活環境課というところで担当するらしいです。)
相応してくれたのはゆっくりとした話し方の職員さんで
1)蜂の形の確認(スズメバチかそうでないか)
2)飛び回っている状態(目的を持って飛び回っているか、ある箇所で固まって動いているか)
3)発生した時間帯(おおよそ)
を確認してきました。
こうしている間にも窓の外では相変わらず蜂が雲海状に飛び回っています。
気が気ではありませんでしたが、
そのゆったりした応答にこちらもなんだか落ち着いてきました。

質問を受けつつもう一度注意して蜂の様子をみると
庭の一つの木を中心に渦を巻くように飛び交っています。
その旨を伝えたところ
『ああ!お尋ねの状況から、それはおそらくぶんぽうでしょう。』
ブンポウ?
『いわゆる、ハチのお引越しです。』
引っ越すんですか?蜂が??
『後で検索していただくともっと詳しく分かりますが、この時期、
蜂が巣別れするんですよ』
へー
新しい群れが引越し先を定めている最中なので、しばらくするといなくなります。
攻撃してきたりしますかね?
『そりゃあ、蜂ですから刺激したり驚かせば刺すこともありますけど。
こちらが何もしなければ大丈夫です。』
なるほどー。

で、分蜂を検索しました。
(リンク先は大分県のHPですが、分蜂についてわかりやすく説明されています)

春になって気温が上がると、蜂は新しい女王の群れに巣を明け渡して
旧女王は側近たちと共に次の巣に移っていくのだそうです。
蜂の世代交代。そうやって蜂は種をつなげていくんですね。

言われてみればこうしたやりとりの間にみるみる群れがどこかに散っていき、
やがて跡形もなくいなくなってしまいました。

引越し先が決まったようで何より。

人間も引っ越しの季節。

本格的に春が始まったようです。

蜂が飛び回る庭を撮影できる状況ではなかったので写真はありません。

代わりに
昨日と今日で急に蕾が膨らんだアマリリスの写真を貼っておきます。
昨日

今日







温故知新

2023-03-24 | 横浜ラブ
図書館旧館t横浜市内にも所々に、過去の風景写真と一緒にその地の歴史を辿る案内板があります。
その配置が絶妙で当時とほぼ同じ位置に。

ここは先日の公園沿いの道
明治の頃はこんな桜並木


今は

茶店のあったところは県立図書館旧館。

ほほう!って感じです。



春が来ました

2023-03-22 | 横浜ラブ
久しぶりの晴れ間です。

井伊のお殿様とランドマーク

横浜も開花宣言から桜が満開に向かってピッチをあげてきました。
こういう日は外でランチもいいですね♪
ここはガイドマップに桜の名所と案内されているので、
これからお花見のお客様が増えてきます。その前に一足先にお花見とご挨拶。
...って
どちら様?


そして池の主様がゆらりと参上



ゆっくりぐるりと一周されて静かに水底へ帰られました。
挨拶終わり。


本日関東全県の桜が開花宣言となったそうです。






木蓮

2023-03-19 | 今日のワンショット
うめ、もも、あんず、
まもなくさくら‥
春のピンク花さんたちに紛れていますが
この木蓮もちょうど旬を迎えています。
ちょこんと座った小鳥のような花が特徴で
学生時代のクラスメートが
鳥がたくさん泊まってるみたい、といっていたことから名前を覚えました。




とらやまんじゅう

2023-03-17 | 今日はこれをいただきます
虎屋の虎屋饅頭は11月中旬から3月中旬までの製造。
店頭販売のみ。

可愛らしい。美しい。

そもそも饅頭のルーツは中国。
13世紀、仏教をはじめ当時の文化の最先端は中国でした。
禅宗の僧円爾(えんに)は、仏教留学を終え博多に帰国した折、
世話になった茶屋の主人、
粟波吉右衛門に中国で知った饅頭のレシピを伝授しました。
これは
うるち米を米麹で発酵させて作った皮に餡を包んで蒸し上げる
酒饅頭の原型です。
吉右衛門の屋号が「虎屋」だったので
その饅頭は「虎屋饅頭」としてヒットしました。

イースト菌がない時代、発酵に使った麹菌
日本古来の菌で、
お酒も、醤油も、納豆もこの菌がなかったら
作れません。
独特の旨味を出す麹ですが
これで作った生地は、加熱してから時間が経つと
皮が硬くなってしまう特性があります。

そこで先人たちの知恵。

蒸直せば出来立ての風味が、

じっくりとお炙れば
香ばしい香りと一味違う食感が

蘇って再び美味しくいただけます。

個人的には蒸し直すのが好き。


美味しいものを美味しくいただくのに手間ひまかけるのは
なかなか楽しいですよ。食いしん坊にとって、ふふふ

蒸し上がるまでにもうひとうんちく。

博多で円爾聖人から饅頭のレシピを伝授された「虎屋」と
現代に続く室町時代の京都で創業の京都「虎屋」は同名異人。
両者に関係は全くありませんでした。
しかし昭和13年、
博多の吉右衛門虎屋の掲げていたと伝わる『御饅頭所』という看板を
京都『虎屋』が
譲り受けることになったのです。
虎屋文庫によると、毎年創業記念日には江戸時代の虎屋の看板と共に
この看板も一緒にお祭りするのだといいます。
ちょっと不思議なお話ですね。

そうこうしながら、蒸し上がり
ほくほくと
美味しくいただきました、とさ。

しかし、酒饅頭一つでよくしゃべるのう…(天の声)


ミュージカルっていいな

2023-03-15 | 旅行、おでかけ
妹と「アナ雪」に行ってきました。

劇団四季公演『アナと雪の女王』です。

ミュージカルなんて何年振りでしょう!
コロナ対策で演じる方も公演を観る方も
我慢我慢、中止、縮小 
規制規制の3年間でした。

ようやく感染対策を経てここまできた!
と思うと
前日の抗原検査もマスク着用もなんのその
心は「ありのままに〜♪」と期待に膨らみます。
今回は妹と一緒。

アニメーションで出てくるキャラクターが舞台の上ではどう演じられるのか
特に、あのオラフとスベンはどんなふうになるの?
全身着ぐるみ?いやそれじゃあ、ディ●ニーランドだ…セ●ミストリートだ…お●さんといっしょだ…
今回は劇団四季、まさか?まさか?
と二人で盛り上がっているうち劇場に到着。
品川にいつの間にかこんなにたくさんの四季劇場が!



そして上演会場は満席。開演ブザー前の束の間のシャッターチャンス


さて、
ここから2時間半
あ!っという間でした。
アナとエルサのお互いに同じ歌詞を歌っているのに心は離れていく切なさや、
圧巻のエルサのソロ、
フルオーケストラの迫力に
本当に魔法のような変身の演出
一つの舞台の中で過去と未来が交差するスピード感
もうどれをとっても息をするのを忘れてしまうくらい素敵でした。

で、心配だったオラフとスベンですが
ちゃんとオラフとスベンでとっても愛らしかったです。
(うわーん、ネタバレになっちゃうので詳しく言えない)

素敵な舞台をありがとう!って心から思いましたよ。

ミュージカルって、いいな。

一緒に鑑賞した
妹のオラフ。

(あ、妹がオラフだってことではなくて、彼女が連れたきたオラフって意味ですよ。日本語難しい)




日本丸と日本丸

2023-03-13 | 横浜ラブ
正確には初代帆船日本丸と二代目帆船日本丸
どちらもにっぽんまる、と読みます。

この新旧の帆船が
先日同じ横浜港内に係留されていました。
初代帆船日本丸(1929竣工)。


1984年に引退し、横浜市の日本丸パークで余生を送っています。
2017年に国の重要文化財に指定されました。

こちらは現役の2代目日本丸(1989竣工)。

海技教育機構所有の海洋練習船です。
先日大黒埠頭に寄港していたところ。
2代目は初代の形状を踏襲しつつ、
帆装艤装設計施工全てを日本国内で行なった初の大型帆船。

船は本当に美しいですね。
___
なおどちらにも姉妹船の新旧海王丸がいます。
旧海王丸は富山県の海王丸パークで余生を
新海王丸は練習船として活躍中。






いってきます、いってらっしゃい そして ただいま、おかえり

2023-03-11 | 日常茶話
昔、母がよく言っていたこと。

いってらっしゃい、
いってきます、
ただいま、
おかえり


どんなに不機嫌でも
どんなに喧嘩をしていても
必ず声に出して言いなさい。
__
ひと回りしちゃいましたね。
決して忘れられないあの日
<2011/3/11横浜駅東口周辺>

2011年3月11日午後2時46分
東北地方宮城県沖を震源とするマグニチュード9、
最大震度7強の強い揺れが
東北地方から関東地方を襲いました。
のちに東日本大震災と呼ばれる地震。
その日
私は娘と買い物に出ていました。
修理品を受け取り、新年度に必要なものを買い揃えていたところ
突然体験したことのない揺れ。
ちょうど会計中で、ショップスタッフの指示でレジカウンターに身を隠しました。
いつもの地震とは全く違う音
その後何度か大小の揺れがあり、駅ビル警備員の誘導でなんとか無事に建物の外へ。
しかし駅前の広場はごった返していて人は行き場を失い始めています。
既に止まり始めていた路線バスは諦め、大勢並んでいるタクシー乗り場も避け、
徒歩で帰路に着きました。
その途中見たのは
線路幅が新幹線と同じだから余程の強風でもなければ止まることはないと言われた
京浜急行が、
横浜駅ホームを出てすぐある帷子川の手前で急停止している異様な風景。
<2011/3/11高島町帷子川付近>
その後の混乱と長い不安な日々は報道の通り。
そして12年目。
この時生まれたこどもたちは小学6年生。
自分もその分歳を重ねてきたわけですが、
折に触れ
何ができて何をしたのかと自分に問い返しています。
__

昔、母がよく言っていたこと。

いってらっしゃい、
いってきます、
ただいま、
おかえり

どんなに不機嫌でも
どんなに喧嘩をしていても
必ず言いなさい。

年頃になれば親の言葉はただの雑音で取るに足らないと感じるでしょう。
いちいち口答えする子に何を言ったも無駄だと
沈黙することが当たり前になったしまうこともあります。
どうせ返事はかえってこないし、と諦めてしまう時もあります。
そもそも一人暮らしだからいうだけ虚しい
と感じる人もいるでしょう。

それでも
母は、必ず言いなさい
と珍しく強い口調で言いました。

その言葉の重みを肌で感じたのが
この日です。

私は「たまたま」その時家族と一緒にいて、
「たまたま」近くに住む両親や妹とすぐに連絡が取れました。

いまだに「ただいま」の一言を待つ人がいます。
「おかえりなさい」と言えないままの人もいます。
「いってらしゃい」と送り出せなかったこと
「いってきます」と出かけられなかったこと
を悔やんでも悔やみきれない人もいるでしょう。
あれから12年。

世の中がなんだか不安な方向に進んでいます。

甘ちゃんのたわごとかもしれませんが、
この世の全ての人に
いってきます
いってらっしゃい
ただいま
おかえり
と言える日がふつうにあって欲しいのです。

黙祷。

応援

2023-03-10 | 横浜ラブ

去年の暮れ、
妹の仕事がきっかけで、ひょんなことに、なんとなんと!!
ベイスターズの蛯名選手の直筆サインをいただきまし!!!

名前まで書いてもらったのは初めて!!
ありがとう妹!!
今まで以上にベイスターズ応援だ!!蛯名選手応援だ!!
今年、いや、来年はもっとハマスタに行きたい!!!
横須賀だって行っちゃうよ!!
と久しぶりにテンションが上がったのでした。

目下(2023年3月は)WBCで盛り上がってます。
ベイから今永くんとマッキーが参戦していて
ドキドキです。もちろんチームが勝利してほしいのは山々ですが、
錚々たるメンバーが一堂に集うことで起きる化学反応を楽しみにしているんです。
なんてなんて羨ましい!!!

野球ができる、野球を応援できる、
野球だけじゃなくて他のスポーツも然り。
もちろん演劇や、ミュージカル、エンターテインメントも。

これは本当に「平和」だから。
安全だから。
ですね!