私が幼稚園の年長さんだった頃(ゾッとするほど昔よ)
アイスクリームを作ろう!って母と一緒に作ったことがありました。
きっかけは多分、この歌
元はNHKのみんなのうたです。当時のフィルム(フィルム!!)はNHKにもないらしく、これは令和のリメイク版。
アニメ【童謡】アイスクリームのうた
あの頃、ほぼ毎日のようにテレビから流れていました。
そして母と私は台所(キッチンじゃないのよ)でアイスクリームを作ることになりました。
牛乳と卵、砂糖。お鍋に氷と塩を入れてそこに材料を入れた小さいボウルを置き、
泡立て器で一生懸命泡だてます。氷はどんどん溶ける。手早くしないと固まらない。
この作業がとても大変。出来上がったアイスクリームはほんのちょっぴりで
あっという間になくなってしまいました。
甘くて美味しい。ミルクセーキを凍らせてかき混ぜた感じ。
例えればなんちゃらフラペチーノみたいな食感。
その時は味よりも母と一緒に作ったということが嬉しくて、嬉しくて。
私はせいぜいお鍋を抑えておく程度のヘルプでしたけど。
ものすごくテンションが上がったことを覚えてます。
もちろんその頃はちゃんと冷蔵庫はありましたよ!
アルミ製の製氷皿なんてのも、もう歴史遺産なんでしょうね。
できる氷はわずか。まだまだ氷はお米屋さんとか、酒屋さんに頼んで配達してもらう時代。
なのでアイスクリームは「買ってきてすぐ食べるもの。」もしくは「デパートの食堂で食べるもの。」でした。
だから家でも作れるとわかった時は狂喜乱舞したのですが、その大変さにもびっくり。
しょっちゅう作って!と、おねだりするわけにもいかず、手作りしたのはその時一度だけでした。
昭和の高度経済成長期のお話。
そして
今もアイスクリームの歌は私のソウルミュージックの一つ。
今、気に入ってるアイスはパルムのミント❣️