横浜焼売(シウマイ)物語2023

2年ぶり再開。ハマっ子のソウルフードは崎陽軒のシウマイ。漫画書き柴犬溺愛。落語らぶ。晴れ時々ランニング、更新随時

盛岡はわんこそばと宮沢賢治、石川啄木だけじゃなかった!急編

2024-04-25 | 旅行、おでかけ

結構なスピードで移動したおかげで予定のコースもほぼ終了
最後にやっぱりその土地の神様にご挨拶をしようと
城址公園内にある桜山神社

この神社はかつて盛岡城の淡路丸に建立(1742年)されました。当時は淡路丸大明神という名称だったそうです。
明治新政府によって盛岡城が接収されると場外へ遷座、その後何度か遷座させられました。
が、明治32(1900年)盛岡城跡地が南部家に払い下げとなり再び城址公園内に遷座、今日に至っています。
桜が見事に咲き誇るということで桜山神社
訪問の時期は3月でしたから桜はまだまだ硬い蕾
「そうだ、石割桜が近くにあるはず」とNちゃん
「え?かちわり?」と私が言ったとか言わないとか
…ごめんなさい、揶揄してるわけではありません

有名な石割桜が近くの裁判所の敷地内にあるというので
早速


すごい!強い!
このブログを書いている頃にはきっと見事に花を咲かせているはず
北国の強さの片鱗を垣間見た気がします
初めての盛岡弾丸ツアーはNちゃんの高速ネット検索と高速移動スケジュールによって間もなく終了に向かいます
盛岡は宝箱のような都市
わんこそばと宮沢賢治、石川啄木はいわば氷山の一角だと。それも特大級の一角
まだまだたくさんの宝が眠っている予感
!そうだ!!忘れてはならない『宝』がもう一つ

これよ!県庁…ではなくて

世界の大谷翔平!!
やっぱり、わんこそばと宮沢賢治、石川啄木だけじゃなかった!!

終わり

余談:この後帰りの新幹線が予定の指定が取れなくて(東京駅での失われた2時間半のせいで!!)ありゃま!だったけどウェブの魔術師天才Nちゃんの魔法のアクセス技術でクリア!全てのダンジョンを攻略して帰路につきましたとさ。歩いた距離は約18,000歩。楽しかった!!また行きたい!

盛岡はわんこそばに宮沢賢治、石川啄木…だけじゃなかった!破編

2024-04-23 | 旅行、おでかけ

盛岡は北国だった!
北上川が街の中を流れて遠くに岩手山
太平洋戦争中空襲に遭っていない希少な城下町の象徴を見ながら
開運橋を渡ってまずは光原社




宮沢賢治の童話『注文の多い料理店』を出版した会社
現在は全国の民藝作品の販売や作家の展示会、ワークショップなどを展開しています。

東京駅で失われた2時間半を取り戻すべくてくてくと歩いて
石川啄木新婚の家へ

この日は定休日で中は見学できず。周囲をグルリ
平屋ですがかなり大きい作り
ここに新婚時代の啄木夫妻が愛の巣を‥と思ったら
啄木はほとんど家に帰らず放浪三昧だったとか
ちなみに借りていたのはこの家の4畳半一間だそうです。

その後ちょっと寄り道
福田パン

ガイドブックで見て美味しそうだなと
Nちゃんも感じていたらしく
行列に並んで購入。
でかいよ、わらじみたいだ。美味しかった!!

さて、道を戻ってレトロ洋館代表
旧岩手銀行本店に向かってバス移動開始
Suicaがどこのバスでも使えるようになって嬉しい

目的地の手前で降りて敷石レトロな通りに入り





ここでちょうど同じ時代を生きた二人とその関わりがあった作家学者の年表に
しばし釘付け
岩手は知識人の宝庫なのよ、原敬、新渡戸稲造、野村胡堂…
特に宮沢賢治や石川啄木と同世代の国語辞典の金田一京介先生ってば何度も啄木の借金の肩代わりやら
金銭的援助やらを惜しまなかったんですってよ、奥様
金田一先生いい人すぎる!!
石川啄木さんは繊細すぎて僻みっこで人間社会に適合できないまま亡くなったけど、
いまだに読み継がれる名作を残せたのは金田一先生あってのことだったし、こういう人物と親交を深められたことが才能だったのか…
そう考えると石川啄木をもう一度読み直してみようかと思ったのでした。
二人でしみじみと通りに戻り、てくてくと。
パッと開けた通りの向こうに

旧岩手銀行本店!
東京駅みたいだと思ったら、建築家が同じ辰野金吾氏でした

メインはこの入り口の吹き抜けドーム天井

真下にテーブルがあって、ここにスマホを置いて撮影するとドーム天井が綺麗に撮れます、と、受付のおじさまが教えてくださいました。

第二次大戦中空襲を受けなかったために明治の建物が現存しているという盛岡市
この赤煉瓦館も然り


さらに2001年まで岩手銀行本店として稼働していたそうです。








金庫室の入り口

大きな鍵は創建当時のまま
面白いのは扉の上にある小さな扉
これは、金庫内で作業中に
うっかり閉じ込められてしまった時の脱出口
実際に使われたことがあるのかどうかわかりませんが、なんとも人間臭いです。
<続く!>
盛岡はわんこそばに宮沢賢治、石川啄木…だけじゃなかった!序編はこちら

盛岡はわんこそばと宮沢賢治と石川啄木…だけじゃなかった!序編

2024-04-21 | 旅行、おでかけ
先月のことなんだけど
盛岡日帰り弾丸ツアーを敢行してきました。

今は亡き父が若かりしころ、出張先の盛岡でわんこそばの大食い競争で準優勝したって我が家のアルバム…それには後日談があって
数年後に東京の学会でその時の優勝した人にバッタリ!!旧交?を暖めたらしい
わたしにとって、盛岡のイメージは「その話」と、「宮沢賢治」に「石川啄木」しかない、行ってみたい見たいみたい!と駄々?をこねたら
姉御肌の友人Nちゃんが『平日限定キュンパス切符』とか言う魔法のチケットを入手してくれて、
レッツゴー盛岡!!日帰りツアーが実現しましたー!!
さて本題です。
まだ寒さがぶり返していた時期で、
現地の気候を調べて時刻表を吟味して観光コースを吟味指定券手配してと何から何まで皆姉御が…ちゃちゃっと、な。
(私は遠足に行く前の日のお子様の如くキャッキャウフフしてました)

で、当日るんるんでいざ東京駅!と張り切って東海道線に乗り込みましたら程なく不穏な車内アナウンスが...。
連日の雷と雨でどこかの線路に木が倒れたとかなんとかで東北新幹線北陸新幹線全線ストップしてますだって
きっとこれは私たちの新幹線のことじゃないわ、きっと!
根拠のない確信は程なく現実の前に薙ぎ倒されるのでした。

東京駅で立ち尽くす美女ふたり(ほほほ)
復旧の見通しはまだ立たないというアナウンスに、
東北を目指さんとした旅人たちビジネスマンたちで新幹線改札はごったごった返し
どうする?どうする?
このままキャンセルして日本橋で牛鍋つつくか
復旧を待つか

アナウンス時点で既に1時間遅れ
その後どんどん時刻は後ろにずれ込んでいく。

で、待ちました。2時間30分ほど
せっかく行くと決めたんだし、なんとかなるさー
予定時刻より大いに遅れたけれど
観光コースを大いに変更したけど
北に向かって進むことに決定!
なんとかなるさー

わーい、わーい♪
<続く!>



7月4日インディペンデンス・デイ<後編>

2023-07-09 | 旅行、おでかけ
そうです!想定内とはいえ
大きな落とし穴があったのです!!!
そろそろ時間、という頃になって
一天にわかにかき曇りはじめ
あれれ??
変な風も吹いてきまし。
が、
花火、はじまった!!
しかし、雨足が早くなり出してますが。
花火続行?!
一部の人たちが退避始めましたが、
続行!!!
雫でおわかりでしょうが、相当降っています。
私たちは実はテーブルの下から中継…いや鑑賞中。
動画貼っておきます。音声注意です。




いやーもう、何がなんでもインディペンデンスディは、外さないぞ!!
というくらいの気合いに、こちらも答えようじゃないですか!!
というわけで、最後までしっかり楽しんじゃいました。

で、花火が終わった途端。
雨も風もピタッと止みました、とさ。
後に残った雨びたしの枝豆ディッシュに、乾杯🍻



7月4日インディペンデンスディ<前編>

2023-07-07 | 旅行、おでかけ
7月4日の合衆国独立記念日は横須賀ベースの解放日。花火が上がってライブイベントなんかもあるということで、招待していただきました。
メンバーは、シャチョーさん、Sか、K氏、妹、そして私。
暑さもそれほどではなく「曇り時々晴れ」。まさに屋外イベント日和、でした

横須賀基地正門。

ただし、ここからは日本国ではないということで事前の届出と、
パスポートもしくはマイナンバーカードの提示が必要になります。
(この件に関してはここではノーコメント)

さて基地内はクソ広いです。

もうここに一つの街ができている。
幼稚園から学校病院、銀行、大型スーパーマーケットにクラブハウス、プール、映画館にフードコート、郵便局etc.映画でよく見るアメリカの住宅地がそのままそっくり、現地サイズで展開。
ゲートから歩くこと20分、途中でピザやらタコスやらを仕入れて、花火の見える会場へ、向かいます。

会場は公園の先にある野球場。
ここに来るまでにどんどん人が増えてきました。特に子どもがものすごく多い!!
会場では小さな子たちが遊ぶバスケットボールスタンダードコートサイズくらいののエリアがあって、大賑わい。その向こうの人工芝の草野球場がイベント会場。
すでにステージではバンド演奏が真っ最中。その前にはシートを広げくつろぐ家族づれやカップルが飲んだり食べたり。大勢集まって勝手に盛り上がっているのになぜか広々。お仕着せセッティングのピクニックテーブルにもトリコロールカラーの鮮やかなテーブルクロス(ビニール製)がきちんとかけられているあたりが、アメリカっぽい。
とにかくみなさん楽しそう!

花火が上がるまでまだ30分ほどあるので、私たちもテーブル席を陣取り、食事を広げてその時を待つことに。

フツーに一人前で頼んだピザセット。お好きなピザ一枚とチーズスティック3本にフリードリンク(サイズ感違いすぎ。どう見てもJPサイズの200%増。カップサイズなんてグランデ、お代わりもフリー)。そしてタコスには辛さレベル別のソースが4種類あって、いくつ持ってきてもよし!このサイズ感が日米の意識の違いの第一歩じゃなかろうか?ペリー来航以来両国の交渉がまず難航したのも頷けるぜ。とにかくアメリカンサイズ!ピザもドーナッツもデカい!!
ワイワイとおしゃべりしつつ、花火が上がるのを待つ!

………はず……

…が
ありえないことが………!!!!?、いや想定の範囲ではあったのだが…
(以下、次号!)
<後編>(7月9日アップ予定)へ続く!!

東福寺展

2023-05-06 | 旅行、おでかけ
見たかったのは14年の歳月をかけて修復された五百羅漢図
全部で50幅
(うち最後の1幅は長年行方不明でした。ところが、
去年エルミタージュ美術館に保存されていることが明らかに。)
教科書でしか見たことのなかった絵が実際に拝見できるなんて!

時は、
鎌倉後期から室町時代。
東福寺には当時の最先端技術や工法、製品、食品が大集合。
お坊さんはバイリンガル。
今のお寺のイメージで考えたら想像できない国際大学または
海外情勢から最新の工芸、書物を備えた総合研究所みたいなところでした。
(政治が結びつきたがるわけよねー。)
絵の技法も書も然り。
現代にも通じる構図や表記もまたこの時に宗から伝わったのだそうです。
(もうどんだけ〜!!)

ともあれ国宝のオンパレード。
最近、こういう展示も色々と工夫されていて音声案内を借りられたり、
表記の方法も分かりやすくなっているだけでなく
写真撮影ができるエリアもあるのよ!!
例えばこれは東福寺の有名な通天橋を再現したエリア

実物大の仏像の手

最近の展覧会は、資料の文言を紋切り口調で並べただけ、
こういう展示を見るんだったら少しは学習してこいや!
って感じの一方通行のレイアウトが少なくなってます。
実際にとってもわかりやすく共感しやすく、
気がつけば2時間弱!!たっぷり楽しむことができました。
東京展は明日5月7日までだけど、
京都で2023年10月7日から12月3日まで巡回展。京都国立博物館にて。
音声案内は借りた方がよりわかりやすいです。

展覧会公式サイト https:// tofukuji2023.jp

当日チケットの柄は何種類かあるみたい。



ミュージカルっていいな

2023-03-15 | 旅行、おでかけ
妹と「アナ雪」に行ってきました。

劇団四季公演『アナと雪の女王』です。

ミュージカルなんて何年振りでしょう!
コロナ対策で演じる方も公演を観る方も
我慢我慢、中止、縮小 
規制規制の3年間でした。

ようやく感染対策を経てここまできた!
と思うと
前日の抗原検査もマスク着用もなんのその
心は「ありのままに〜♪」と期待に膨らみます。
今回は妹と一緒。

アニメーションで出てくるキャラクターが舞台の上ではどう演じられるのか
特に、あのオラフとスベンはどんなふうになるの?
全身着ぐるみ?いやそれじゃあ、ディ●ニーランドだ…セ●ミストリートだ…お●さんといっしょだ…
今回は劇団四季、まさか?まさか?
と二人で盛り上がっているうち劇場に到着。
品川にいつの間にかこんなにたくさんの四季劇場が!



そして上演会場は満席。開演ブザー前の束の間のシャッターチャンス


さて、
ここから2時間半
あ!っという間でした。
アナとエルサのお互いに同じ歌詞を歌っているのに心は離れていく切なさや、
圧巻のエルサのソロ、
フルオーケストラの迫力に
本当に魔法のような変身の演出
一つの舞台の中で過去と未来が交差するスピード感
もうどれをとっても息をするのを忘れてしまうくらい素敵でした。

で、心配だったオラフとスベンですが
ちゃんとオラフとスベンでとっても愛らしかったです。
(うわーん、ネタバレになっちゃうので詳しく言えない)

素敵な舞台をありがとう!って心から思いましたよ。

ミュージカルって、いいな。

一緒に鑑賞した
妹のオラフ。

(あ、妹がオラフだってことではなくて、彼女が連れたきたオラフって意味ですよ。日本語難しい)




出会いの鎌倉3服目・カフェ

2019-06-30 | 旅行、おでかけ
出会いの最後は小さなカフェ
 
珈琲の看板が見えなければ気がつかなかったかもしれません。
美術館までの残りの時間はここで使うことになりました。
扉を開けるとテーブル席と、窓から庭を眺めることのできるカウンター席のある気持ちよい空間。
 


庭は紫陽花とノウゼンカズラが満開。
窓越しに見るそれは、額にかかった絵画のようでもあり、
ファインダー越しに眺めているようでもありました。
 梁にかけられたリースは、開店時から毎年のクリスマスのものだそうです。

「あら、紙だわ」
と、運ばれてきたアイスコーヒーを前にしたNさん。
ほら、と見せてくれたのはストロー。
よく使われているプラスティック製ではありません。
突然目の前に花が咲いたかと思いました。私のコーヒーが置かれたからです。
 
「きれいなカップ!」
「わあ素敵」
ソーサーの裏にある銘はSHELLY
えーとこれは、クリスティのミスマープルがお気に入りだと言っていた食器だっけ…
と頭の記憶がグルグル。
持ち手はぽってりとして厚いのですが本体はヒダになっているとところが薄く
花びらのように見えるのです。
付いているスプーンもアンティーク
 
庭を眺めながらたわいもないおしゃべりが弾みました。
 
時間があればいつまでもいられそう。
 
楽しい時間をご一緒できたNさんほんとうにありがとうございました。
 
 
 
後から知ったのですが、このcafeは写真家の十文字美信氏のギャラリーに併設されたcafeでした。