横浜焼売(シウマイ)物語2023

2年ぶり再開。ハマっ子のソウルフードは崎陽軒のシウマイ。漫画書き柴犬溺愛。落語らぶ。晴れ時々ランニング、更新随時

雲と少年、大橋学画集、落書きも思い出もこぼれ落ちてくるよ。

2012-09-26 | BOOKS & DISCS
私にとってのべスト5に入るアニメーションが「宝島」
そのオープニングとエンディングのキャッチで、アニメーター大橋学さんの名前を知りました。
以来、私の中では作画監督 出崎統さんとアニメーター 大橋学さんの名前は常に一つのものとして認識されるようになりました。
アニメーションが手書きセル画だった時代です。

アニメーションに詳しくない人にざっくりと説明すると、
絵を描くのが作画家。イラストレーター。画家。
コマ割りをしてストーリーを展開させたり、風刺を込めるのが漫画家。
アニメーターというのは、文字通り、それらの絵を動かすための割り付けをする人、本当にざっくり分けるとこういう感じです。

宝島オンエア当時(70後半~80年代)は合体ロボットアニメーション全盛で、アニメ誌もどちらかというとそちらに偏った取材が多かったような記憶がありました。

だから、OUTで宝島をメインに出崎(&大橋)アニメーションの特集をすると聞いた時はそれは嬉しかったものです。
宝島、ガンバの冒険、家なき子、etc.

大橋学さんのプライベート画集「雲と少年」が出版されたことをSNSの友人から教えてもらい、さっそく注文いたしました。


この一冊の中にアニメーションが入ってる、と言ってわかってもらえるかどうか不安ですが、
絵が動くんですよ。モクモクと。そして、この本が届いた晩、夢を見ました。
自分が雲の中をどんどんどんどんと進んでいく夢でした。

気がつけばいつのまにか、少年になり、雲になってしまうような感覚を味わうことができる表題作『雲と少年』をはじめ『私はお馬鹿さん』『街角にて』『森の風の子』など。

カバーを返すとこう記してありました。

「あるいていたら、らくがきがこぼれおちてきた‥」

本からこぼれ落ちそうな落書きがしあわせな一冊です。



もしこの本に興味がある方がいたら、詳細はこちらに。

大橋学さんのウェブサイト:http://www.maocloud.net





「おえかきツガルさんに参加しました。」その2;ツガルさんが立った!動いた!

2012-09-20 | 横浜ラブ


ツガルさんの壁画は9月17日(月・祝)に公開されました。
この日13時30分から、ツガルさんの展示場で公開イベントを兼ねたガイドがある、というのでいそいそおでかけです。
朝のうちは台風の影響で降ったりやんだりの雨も、お約束のように上がりましたよ。



ちょっと早めにツガルさんの展示場へ。
壁画はどうなっているのでしょうか、ドキドキ…

ジャーン!!

灰色だった壁にみんなで描いた壁画が!
それにしてもツガルさん…。お昼ご飯もほったらかしで寝ています。
蒸し暑かったもんねー。暑い国の動物ですが、ツガルさんは青森生まれ青森育ち。
ここ数日の湿気もいやんな感じだったはずです。

13時30分のイベント時間が迫ってきました。
今日のイベントを知って、プレス関係の人たちもちらほら。
ツガルさん、そろそろ時間ですよ。

担当の桜堂さんがやってきました。
「ツガルさん、お仕事、お仕事!」

すると、なんということでしょう!微動だにしなかったツガルさんが、ムクリと起き上がって移動をはじめたではありませんか!(テレビ東京の「大改造!!劇的ビフォーアフター」MC風に)


この日はプレス公開日ということもあり、報道局の方たちがカメラを持って取材に訪れていました。
イベントを楽しみに集まったお客さんたちも大勢いて、お客さんが大好きなツガルさんは、
大サービスしてくれたのでした。

そしてちょっと嬉しいことが!
実は壁画の製作に関係した子どもたちも何人か来ていて、動物園スタッフの厚意でお絵描き参加者は特別に展示場内に入れていただいたのです。わーい!!
(そしてこの時後半のチームに大人の女性がひとりいたことを発見。彼女も大人の参加者は自分ひとりだと思っていたそうです。)
プロのカメラマンさんたちがいるので、邪魔にならないようにちょっとビデオ撮りさせてもらったのでごらんください。
ツガルさんが立って(ひざ立ちです。)歩くのを見るのは本当に久しぶりです。
(5分くらいあります。)


そして敬老の日の特別メニューが、これだ!




大好物の林檎とサツマイモ。おいしいね♪

このあとちょこっと壁画の紹介があって、小学5年生の男子ふたりが代表でインタビューに応じていました。

私と一緒に組んだ少年は今回は来園していませんでしたが、同じ日に別の動物を描いていた女の子と再会。彼女は、校則でメディアに写真を掲載されたりするのはNGなんだって。だからイベントの間ずっと外でみていたのです。
イベント終了後、スタッフさんに話をしたら、せっかくだから壁画とツガルさんと一緒に写真をと、中にいれてもらえたのです。良かったね!

壁画はベニヤ素材でできています。傷んで交換するまで、このツガル舎に展示するそうです。お近くにお立ちよりの際は覗いてみてね。


そして、もうひとつ
野毛山動物園は3世代、いや4世代に渡って訪れる人も少なくありません。私は妹と一緒に祖父や父に連れられてよくこの動物園に遊びにきました。
シロクマとゾウ、そしてペンギンがお気に入り。飽きずに眺めていたものです。
現在も市内の幼稚園、小学校の遠足やスケッチ授業の定番です。全国有数の地元密着型動物園だと聞いています。
そして野毛山動物園でも、地域とともに運営していこう、という姿勢をとっています。
だからこそ、大人ももっとこういうイベントに参加して欲しいのです。
もちろんアニマルペアレントという助成金寄付のシステムもありますが、参加型イベントを通じて現場に触れることは年齢に関係なく貴重な経験ですよ。
動物園のイベントというとつい子どもだけのものと思ってしまう人も多いのかもしれませんが、子どもにかこつけるもよし、自身も一緒に参加したらきっと素敵な思い出になると思います。
最も私のように親の方が夢中で子どもに一歩引かれてしまう場合もなきにしもあらず……

そんなこんなで、おえかきツガルさんの段は、おしまいです。

付記:
妹が撮ってくれた写真。姿勢が悪いと、ダメ出しをされました。気をつけます。撮るのは良いけど、撮られるのはものすごく苦手です。

「おえかきツガルさん」に参加しました。その1:ペンキと格闘90分!?

2012-09-16 | 横浜ラブ
お絵描きツガルさん・完成披露は9月17日(月・祝)13時~

去る8月、野毛山動物園でフタコブラクダのツガルさん展示場の後ろの壁が寂しいので絵を描こう!というイベントに参加募集がありました。
妹と行こう!と思ったら、彼女はその日両日とも仕事で
「参加できないimouto」
「オネエ、ひとりで行ってきなよimouto」
え~っ?!ひとりで申し込むの恥ずかしいなー、恥ずかしいなー、恥ずかしいなー…
と思いつつ、やっぱり申し込んじゃった♪

はい、合格、じゃあない、前半の回に当確です。いってまいりまーす


朝降っていた雨がウソのようにあがりました。


レッサーパンダもお昼寝ちうの昼下がり。


さて、このイベントの参加者は12名。殆どが小学生で、大学生くらいのカップルがひと組。
大人はわたしひとりです。いや、大人はいましたが付き添いの保護者さんたちでした。…えーと、まあ…いいか

管理事務所で名札をもらい、担当の桜堂さんから説明を受けます。
下絵のデザインはできていて、それを今日と次週の二回にわけて描き上げよう、というわけです。
今日のチームはパネルの左半分を(キリンのシルエットから左側)を担当することになりました。


作業は管理事務所の裏です。


パネルごとにふたりひと組のチームになって、作業開始。




私は小学5年生の男子と一緒にキリンを担当しました。いや、たのしいいいー!!!


慣れないペンキに格闘すること約1時間30分。あっという間にタイムアップ。
サインをして、終了。次週作業をする後半のチームにあとはお任せです。

お絵描きツガルさん・完成披露は9月17日(月・祝)13時~

このあとみんなでツガルさん家を訪問しました。
夏のツガルさんはすっかり夏毛モードでスマートになってまーす。



賽の目は4、5、6、麻婆豆腐はピリリと旨い、コーンスープは黄金色、辛味と甘味で運気もアップ

2012-09-14 | 日常茶話
ランチで横浜中華街です。


横浜スタジアム側の、玄武門。今日はこちらから中華街にはいります。



待ち合わせは四五六菜館別館。玄武門を抜けて善隣門の手前の五叉路に堂々とたっています。
このお店は中華街の老舗の一つ。いまでこそ5店舗を持つ大所帯になったけど、昔は市場通りの中程にある中華街にどこにでも見られるごく普通の店舗でした。
レジにいつも小柄なおばあちゃんがいて、にこにこお出迎え。白菜のクリーム煮とコーンスープがおいしいお店だったと記憶しています。
当時私たちは『スーウロ』と呼んでいたのですが、いつのまにか「しごろく」に。それだけみんなに知れわたったってこと、ね

時間よりだいぶ早く着いてしまったので、市場通りの本店の方も覗いてきました。

このマーク、いつみてもいいね!

なんと、創業50周年だそうです。めでたい!! 

そんなめでたいお店でランチとは縁起がいいでしょ。
場所が中華街だけにおもわずそんな縁起かつぎもしたくなります。

本日のメンバーは桃鉄のさくまさん、真理子さんご夫妻とポポロクロイスの田森庸介さん。
男性陣はアルコールはたしなまないので、真理子さんとランチビールで、乾杯。冷えたビールがまだおいしいと感じる陽気です。
さくまさんの快気前祝いだぜ~!!

麻婆豆腐。

マイルドな上海風ですが、ピリリと辛味のアクセントがきいています。
お肉も、機械で挽いたのではなく、包丁で叩いたひき肉で食感が楽しい。ご飯にかけると、メチャうまです。

ネギソバ。(ネギラーメンとは言いません!)さわやか~。


空芯菜の炒め。ガーリックが良い香り。


サケ炒飯はとり損なったので、見たい人は田森さんのピエトロ日記へどうぞ。
これもおすすめ。鮭がたっぷり、色も鮮やか、おいしゅうございました。

さくまさんに質問
「どうして、中華街のお店で四五六にしたの?」
「ここのコーンスープが好きだから」
四五六のコーンスープはほんのり甘くて本当においしゅうございますよ。
ちなみにさくまさんはまだ本店のみだった頃の四五六からのファンだそうです。
さすがに全国のおいしいお店をよくご存知です。
「わーそなんだ。てっきり、お店のロゴがサイコロだからかな、と思った。」
「あ、それもある。」
サイコロも縁起ものだけど、今の季節(秋)は甘味と辛味が運気アップになるそうです。
トウモロコシの黄色は実りと収穫の象徴。財運アップのラッキーカラー。
みんなでワイワイシェアしてたべるとホントにおいしい。それで運もあがるなら一石二鳥。
中華街に来たらどんどん縁起を担ごう、担ごう!


このあと甘いものリクエストと中華まんじゅう買いたいリクエストがあって移動。
江戸清で中華まんじゅうを大人買いする田森さんをパチリ☆


移動先の話はまた今度。
あー!!、みんなで写真とるの忘れた…。