横浜焼売(シウマイ)物語2023

2年ぶり再開。ハマっ子のソウルフードは崎陽軒のシウマイ。漫画書き柴犬溺愛。落語らぶ。晴れ時々ランニング、更新随時

糀の神様

2015-01-31 | 旅行、おでかけ

神田明神に行ってきました。

関東の総鎮守。平将門公を初め、本堂の裏手には幾柱の神様が祭られているお社が点在していて、
ここ一カ所でお参りすると、いっぺんに何人もの神様たちにご挨拶できます。
本殿でのご祈祷を受けたあとお神酒をいただきました。


こちらは神馬の『あかり』ちゃん。

この日は気温も低くて、コート着用中。

もうひとりの忘れちゃいけない神様が、神田明神下に。

天野屋。

神田明神下といえば、岡っ引・銭形平次。(銭形のとっつあんのご先祖だ!)
彼が恋女房のおしずと連れ立ってここで甘酒をすすったかどうかはわかりませんが、

創業は弘化3(1843)年というから、幕末。

当時の神田明神から湯島聖堂にかけては恵まれた水質を活かして味噌,酒などを販売する店が軒を連ねていたそうです。天野屋はそこで自家製の濁り酒を販売する傍ら、自社で糀の室を築き糀を生産。それを加工して甘酒や納豆を作り始めました。
その後、安政の大地震、関東大震災をくぐり抜け、太平洋戦争中は糀の種を空襲から守り抜いて今日に至っているとの事。
こちらの甘酒は、砂糖を使わない天然糀の甘さのみのさっぱりした口当たり。これな江戸の昔から変わらぬ味わいなんだそうです。


許可をいただいて、お店の神棚を撮らせていただきました。

奉られているのは天野屋さんの糀室の神様だそうです。
こちらもご参拝。


寒梅

2015-01-30 | 日常茶話
関東も朝からの雪。
横浜は海に近い方が少し暖かいのか、昼前には雨に変わりました。

実家の梅代さんは未だつぼみですが、

我が家のご近所の梅彦さん(勝手に命名)開花しました。

強いなあ。




味醂で林檎

2015-01-27 | 日常茶話
きれいでしょ。


味醂(ミリン)で紅玉を煮てみました。


はい、使った調味料は本ミリンだけです。


紅玉3個…洗って、芯をくり抜き櫛形に8等分。
種を取ってからスライスしたもの300~350g

みりん150~175ml<リンゴの料の半分>

鍋に入れたら中火。

煮立ったらアクをとり(そんなに神経質にならなくても大丈夫)
とろ火でゆっくり煮詰める。

好みのとろみになったら、火を止めてそのまま自然に冷ます。

清潔なビンに詰めてでき上がり。


アイスクリームやヨーグルトのトッピング。
そのまま食べても優しい甘味が美味しいです。

以前あさイチ
料理家の笠原将大さんが口頭で紹介していたので、作ってみました。

おためしあれ。


とめさん、はっつぁん…じゃなくて

2015-01-26 | 日常茶話
どうよ、このネーミング。


留益代さんと作瀬内造くん(漢字は一部当て字)

留さんは典型的は平成女子。
お父さんは公務員。
お母さんは教師。
妹は短大生。核家族です。
祖父母とは暮らしたことはなく、物心つく頃にはどちらの祖父母も亡くなっています。
お年寄りに対してはステレオタイプのイメージしかありません。
ちびまる子ちゃんのおばあちゃんのようにキモノを来て丸髷を結っている。
そうじゃのうとしゃべる。
俳句をする。そういう感覚です。
正義感強く、思い込みも激しい。


作瀬くんは、お寺の三男坊。実家は上のお兄ちゃんが継いでいます。
二番目のお兄ちゃんは自称漫画家、引きこもり。
お母さんの悩みは上のお兄ちゃんに良いお嫁さんを見つけること。
こちらは先代先先代の含め3代の住職が同居。
お年寄りの相手は慣れたものだけど、本人は生活安全課には興味なくて
移動を希望しています。

真逆の環境に育ったふたりが
今回のキャンペーンでタッグを組んでに一役買う事に。

…なんて勝手にキャラ設定してみた。
神奈川県警さん、どうかしら。







やけぶう、とは読まないで。寄せ書きの季節

2015-01-25 | 旅行、おでかけ
立寄った文具店では、色紙とサインペンが一緒にディスプレーされていました。
そうか.そろそろ卒業や移動の季節だもんね。
寄せ書きの色紙は今もデフォルトの記念品。

さてこちらは、お江戸で見つけたおもしろい看板。
やけぶう、じゃありません。基本が縦書きなので、右から左に読みます。
うぶけや

産毛や、
産毛は柔らかくて細くてコシがない。
それをきれいに切ることができるはさみ、
そり上げることができるカミソリ、
抜き取ることができる毛抜き

といった打ち物刃物のお店。
創業天明3(1783)年の大阪。幕末に4代目が江戸に下り開業。明治初年に現在の日本橋人形町に移転、今日に至っています。
この店名も粋ですね。
で、件の看板が,寄せ書きです。

当事の名だたる書家のみなさんが1文字づつ書いたらこうなった。


明治の東京の遊び心が満載。
こういうのを成熟した市民文化って言うんだと思います。
____

同じ人形町で見つけた。
以前「寄席描き展」でご一緒さていただいた森本さんごさん作画の大灯籠だ!







ミシンは和製英語だよ

2015-01-24 | 日常茶話
高架下のV字に交差する道路に挟まれた敷地の細長い雑居ビルに出ていた看板


レトロなミシンのシルエット

思わず朝ドラのカーネーションを思い出しました。

リフォーム専門店のようです。

入り口が反対側にあるので、こちらの窓からでもやりとりができる造りのようです。


ところでかつて嫁入り道具の三種の神器の一つと言われたミシン。
実は和製英語です。
この機械が日本に入ってきたのが明治時代。
英語でソーイングマシン。

昔は何でも耳から聞こえる通りに発音。
この「マシン」が「ミシン」と聞こえたのですね。

余談でした。






初めの一歩

2015-01-22 | 旅行、おでかけ

一見どこにでもある郵便局のあるビルですが、

ここは、郵便事業発祥の地。

日本橋郵便局。

なぜか江戸橋の袂に建っております。


LINE、Twitter、Facebookを始め、SNS発達の余波で、すっかり需要が落ち込んだと言われる郵便事業。
が、
全国均一料金正確に普通郵便が届くって、どれだけすごいか実感ないくらい当たり前のこのシステム。
もとは大英帝国の郵便事業にいたく感心した明治の先人が構築したのだけれど、
そこには日本人の真面目さと江戸より続く飛脚事業の下地があっての結果ではないかしら。
なにより、明治維新以降国内紛争がないという歴史的背景も忘れちゃいけない。

郵便を捨てちゃう事件が大々的に報道されるというのも、それが如何に珍しいかという証拠。
昔、ロスに留学してた妹に日本からお菓子や文具やらを詰め合わせて送ったら、
ストライキとかで局留めに。
通知を受けて引き取り入行った妹に局員は
『I don't know.』の一点張り。
とうとう荷物を渡してもらえず、行方知れず。

そのままうやむやにされてしまったという苦い経験のある身としては、
こんな風に
ほぼ事故も無く離島にまでちゃんと郵便が届くということはなんてすばらしいことか!とあらためて思うのです。

その基礎を築いたのが一円切手で有名な前島密(まえじまひそか)氏。

そんな立派な人なのに、一円なんで安すぎる。という向きあります。

この方は、もと幕臣なので新政府での扱いは悪かったというウワサの真偽はともかく
日本郵便が発行している普通切手で唯一モデルが変わっていないのはこの一円切手のみ。
2014年12月改訂の普通切手(一部)左は旧、右は新タイプ。


コレだけは変えられない!と郵政省の弁にもあるように
郵政事業の父と言われた氏に敬意を表しているというのがもっとも有力説。
そして、どんなに郵便料金が変わっても、
端数調整に必要な最小単位の一円はなくならないから前島密も忘れられることはないという珍説まで。
さまざまな伝説を醸し出しているようですが、

今日まで続く郵便通信事業の初めの一歩を記した人としては、
額面ではなく1という数はもっとも相応しいのではないかと、考えるのです。

切手より若い。前島さん。


おまけ。
郵便局の隣りのビルにあったアメリカンな集合郵便受け








かなしばり!……じゃないのさ。

2015-01-22 | 日常茶話
足が重くて、目が覚めたさ。




「ここのほうがあったかいチ、ふかふかだチ。チョょんなこともわからないのかチら、ばかね。」といわれているようだ。
最近、ベッドにのせてもらうことを覚えた「なまいき・まろん」
12歳、おうし座の女……。





初日ばかりが朝日じゃないのよ

2015-01-20 | 横浜ラブ
日の出はを見ると元気がもらえあるような気がするし、
日の入りは明日へ希望を持てる気がする。



みなとみらいの日本丸パークの海側に建つ二つの塔の間をちょうど昇る朝日が通ります。

この時の風景が見たくて早起きすることがあるくらい、好きな光景です。


狙い目は日の出から20分くらいかな。