横浜焼売(シウマイ)物語2023

2年ぶり再開。ハマっ子のソウルフードは崎陽軒のシウマイ。漫画書き柴犬溺愛。落語らぶ。晴れ時々ランニング、更新随時

東京駅

2017-09-29 | 旅行、おでかけ
東京駅丸の内側の今。
一部まだ工事中(広場などの周辺環境)ですが、全容が明らかになってきました。












お雇い外国人が設計することが多かった当時、
日本人の辰野金吾が手がけたオールジャパンの結晶のひとつは
2世紀近い時間を経ても圧倒的な存在感です。

振り返って…

我が横浜駅ですが、
日本のサグラダファミリア化している横浜駅の明日はどっちかなあ。。。

雨ニモマケズ

2017-09-27 | 日常茶話
台風が九州地方に上陸するかという日に

ノコノコ出掛けたおバカさんは私です。

万が一のことを考えて、着替えのソックスとアウトドア用のレインジャケットを用意、
ペットボトルのミネラルウォーターをカバンに仕込み

充電器もフル充電。
防水スプレーをしたスニーカーで
行く先は永田町の国立演芸場


(入船亭)扇辰・(柳家)喬太郎の会
演目はこちら。


落語友達のH川さんからまたとないお誘いを受け
二つ返事で拝聴してきました。

さすがのお二人でしたが、秀逸はトリをとった扇辰師匠の
「緑林門松竹」

腹に一物持ったいい人面(づら)の悪人を
こうまでソフトにいやらしく演じながら
どこか品がいい

そこがゾッとする所以だと私は感じています。
ああ!続きが聞きたい!!

ところで!!
柳家喬太郎師匠ことキョンキョンがヨーロッパ公演に行くそうで、
喬太郎ワールドがいよいよ海外進出です。

その
資金稼ぎ?にこういうものを販売中。


寄席描き展でご一緒したことがある
とつかりょうこさんのイラストが可愛らしいです。
1枚1,500円なり(税込)ピンクとグリーンがあります。
寄席や独演会で見かけましたら、ぜひ!!

花火はないけど、屋上ビアガーデン

2017-09-13 | 日常茶話
ちょっと前の話題で恐縮ですが、
今年、夏の風物詩だった神奈川新聞社の花火大会が中止になりました。
観客のマナー違反と交通渋滞が周辺住民の堪忍袋の尾を切った、といわれています。
マナーを守って毎年たのしみにしていた多くのファンはガッカリです。

ま、くよくよしても始まらないので、

花火なしでも屋上で納涼パーティーやりましょう!

と、妹が勤務先のシャチョーさんと奮起。会社の入っているマンションの屋上を特別解放。

旧盆が明けた8月の日曜日に、



同じマンションでお料理教室をやっていS田先生がキッシュを特別に作ってくれることになり、
ご近所や仕事でお世話になっている業者さんにも声かけまくって

かんぱーい!!



もう一つの目玉はシャチョーさんの飯盒炊爨カレー!!

ご飯ふっくら


カレーもトロトロ







美味しそう!!いや本当に美味しかったわ!!
ちなみにキッシュもカレーもあっという間に完食されました。

初対面の人もしょっちゅう顔を合わせている人も和気藹々。


昼過ぎから、夕刻まで和やかな宴でした。

こういう集まりが少しずつ広がれば、街はもっと住みやすくなると思うのよ。

this is a pineapple

2017-09-12 | 日常茶話
伊勢佐木町一丁目にあるお豆(富)腐屋さんの「三代目茂蔵」

日替わりでお豆腐以外のメニューなんかもあって、不思議なお店なのですが

先日の目玉商品の一つがジャム。

ジャム職人の角田美代子さんが作る絶品ジャム、

季節の桃と、パイナップル、りんごの三種類が鎮座。

桃にも心が揺れたのですが、なんだかごろっとしたものが入っているのに惹かれ呼ばれて

購入いたしました。お値段も300(税込324)円というのも嬉しい。

さて、開封。

こんな感じ、ゴロッ。


パイナップルの食感そのままで、ジャム。


美味しゅうございます。

クリームチーズなんかに乗っけてもいけますわ。





北海道でっかいどう(その7)霧の阿寒湖、釧路湿原と鶴の恩返し

2017-09-09 | 旅行、おでかけ
北海道でっかいどう(その6)晴れた摩周湖、タンチョウとエゾシカの森
北海道でっかいどう北海道でっかいどう(その5)知床旅情ケイマフリ、ケイフマリではありません。
北海道でっかいどう(その4)北の漁港ウトロ
北海道でっかいどう(その3)オシンコシンでイオンシャワー
北海道でっかいどう(その2)近くて遠い、オホーツクの海
北海道でっかいどう(その1)網走番外地
北海道でっかいどう(前書き)
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最終日の釧路湿原に向かうため、阿寒で一泊しました。

ホテルのすぐ前が阿寒湖。

朝の阿寒湖は霧にけぶっていました。



阿寒湖の三匹


湖畔には猫の住処があるようでこの三匹は常連さんみたいです。


いよいよ釧路湿原へ

釧路湿原は日本最大の湿原です。
世界遺産に指定されており、自然保護のため遊歩道のある区域以外、勝手に中に入ることはできません。
展望台から眺めるだけです。



かつて釧路湿原はタンチョウヅル繁殖地でした。
その後タンチョウが国の天然記念物に指定され、繁殖地域を拡大。
昭和33(1958)年タンチョウに限らずに希少鳥獣生息地として国指定の鳥獣保護区へ。
昭和55(1980)年ラムサール条約登録。昭和62(1987)年国立公園に指定されました。

展望台のある場所は国土地理院の三角点が!


かつての観光開発なら、そこに道路を通し、売店やホテルを立て商売することを優先したでしょう。
釧路湿原もまた一つ間違えればそうなってもおかしくはなかったのです。
しかし、時代がそれにNOということを許しました。
その結果、南北36㎞東西25㎞の湿原がそっくり手つかずのまま保全されることになりました。
余談ですが、平和でよかった、と思うのはこういう瞬間です。

現在はタンチョウの数は増え、逆に制限しなければならないシーンも増えたため、以前のように人工の餌やりはやめているとのこと。
そのせいで、昔ほどタンチョウを見ることはなくなったようですが、
釧路市のシンボルは、現在もタンチョウツルです。

お買い物をしたショッピングセンターのスタンプカードも


空港もツルがお出迎え


釧路湿原で食べたアイスクリームもタンチョウバージョンでした


今も国道沿いの森や湿原には野生のツルがやってきます。

生態系を崩さず、お互いに干渉し合わない距離で過ごせたら良いと心から思います。
ツルの恩返しでも約束を破ったのは人間の方でしたからね。

夏の北海道旅行はこれでおしまいです。
また行きたいな。
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北海道でっかいどう(その6)晴れた摩周湖、タンチョウとエゾシカの森
北海道でっかいどう北海道でっかいどう(その5)知床旅情ケイマフリ、ケイフマリではありません。
北海道でっかいどう(その4)北の漁港ウトロ
北海道でっかいどう(その3)オシンコシンでイオンシャワー
北海道でっかいどう(その2)近くて遠い、オホーツクの海
北海道でっかいどう(その1)網走番外地
北海道でっかいどう(前書き)

北海道でっかいどう(その6)晴れた摩周湖、タンチョウとエゾシカの森

2017-09-05 | 旅行、おでかけ
北海道でっかいどう北海道でっかいどう(その5)知床旅情ケイマフリ、ケイフマリではありません。
北海道でっかいどう(その4)北の漁港ウトロ
北海道でっかいどう(その3)オシンコシンでイオンシャワー
北海道でっかいどう(その2)近くて遠い、オホーツクの海
北海道でっかいどう(その1)網走番外地
北海道でっかいどう(前書き)
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北海道旅行2日目、

知床遊覧から、霧の摩周湖へ向かいます。

今回の旅行で心配だったのはお天気でした。
旅行前の予報では雨か曇り...

ところがここまでなんと雨はやり過ごして、時には暑いくらいの晴れっぷり❣️
途中の硫黄山、アトサヌプリではもうカンカン照り


上からも下からもあっちっち


と、ここまで書けばおわかりですね。
そうなんです。

摩周湖はピーカンでした。


世界有数の透明度を誇ります。
しかし一年のうち100〜150日は霧が発生していて、
かの昭和天皇陛下も来訪のたびに霧が湖を覆い、生涯摩周湖の全景をご覧になれなかったそうです。

というわけで
昭和天皇陛下もご覧になれなかった晴れの摩周湖。(観光客のガヤはご愛嬌です)



摩周湖の透明度は、この湖の立地が大きく関係しています。
他の湖と違い、接する河川が全くありません。このため生物の生息に必要な有機物質がほとんど流入せず、
通年の水温も低いために、微生物は繁殖しにくいのです。
観光地として有名ですが、本来は孤高の湖なんですね。
初めてこの湖を訪れた人は、そこに美しい近づきがたい人の姿を見たに違いないと感じました。

北海道の夏は短いのです。
その短い夏の間に花は咲き、動物たちが子育てをします。
密度の濃い命の時間が、観光地として整備されている道路や施設のすぐ隣で流れています。

移動のバスの中から見たのは
エゾシカの親子とタンチョウのご夫婦。







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北海道でっかいどう北海道でっかいどう(その5)知床旅情ケイマフリ、ケイフマリではありません。
北海道でっかいどう(その4)北の漁港ウトロ
北海道でっかいどう(その3)オシンコシンでイオンシャワー
北海道でっかいどう(その2)近くて遠い、オホーツクの海
北海道でっかいどう(その1)網走番外地
北海道でっかいどう(前書き)