軽井沢駅を挟んで北が旧軽井沢、南がアウトレットがある新軽井沢です。
今回の目的地は北の旧軽井沢にある
脇田美術館
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なんと!落語会なのです。
古今亭菊之丞師匠と
春風亭柳朝(6代目)師匠のおふたり。
さらに高座のあとは、美術館のお庭でのガーデンパーティというオサレな企画。
実は菊之丞とはちょっとしたご縁(かってに結んだ)があります。
ちょっと長いですが、ラインで区切るので、面倒な人はスルーしてね。
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<長い話始まり>
私が落語にはまったきっかけは故桂枝雀師匠。
生前の高座にはご縁がありませんでしたが、BGMにするほどはまって当時のカセット(古!)はぼろぼろ。
その後ショックな訃報に脱力、復活までにずいぶんかかりました。
ちょっとしたきっかけで柳家喬太郎師匠のCDをきいてビックリ。
その後Podcastで落語をみつけ、はじめにきいたのが古今亭菊の丞師匠の『船徳』
その若旦那が何ともおっとりおとぼけでいいなー♪となんとなく、にやにや。
ところが、去年友人に誘われて出かけたビアホールでの落語会。
誰がくるか全く知らずビールとごちそうにつられてホイホイ出かけてみたら、なんと古今亭菊之丞の独演会。
で、開いた噺が『船徳』
生『船徳』!!!
これって鳥肌!!感動しすぎ。
で、はしたなくも出待ちをして
その時のメニューにサインをいただきました。
お宝です。
そして時が流れ、私がある仕事をする後押しをしてくれた友人のお別れ会の席で
大師匠のさくまあきらさんから紹介されたのは長野のドンちゃんことH谷川さん。
このドンちゃんが「落語会するからきませんか」と誘ってくれたのがこの企画。
そしてなんと噺家さんのひとりが古今亭菊之丞師匠。
もうね、二重三重のご縁を感じるじゃありませんか。
いくっきゃないでしょ。
<長い話終わり>
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会場は準備完了。
なんとなくガーデンパーティの設営などのお手伝いなどしながら、開演まで館内をブラブラ。
すると向こうからちょっと清々しい男性が歩いて来るので、すれ違い様にふつうにご挨拶。
あちらもさわやかにご挨拶返し。
いいかんじのひとだわー……?…?!
え?ええ?!もしかして、柳朝師匠じゃない!!!
やーん、着物じゃないからわかんなかったよーーー!!
やっぱり挨拶ってだいじ!!
そして、スタッフランチにご相伴することになりました。
そこに、ななんと古今亭菊之丞師匠とさっきの柳朝師匠が合流!!!
これから高座にあがる噺家さんおふたりとまるで旧知のように世間話でもりあがる…
ああ!!夢のようなランチタイムでございました。
私、柳朝師匠のおとなりでしたの=!!
さて本番。
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夏休みということもあり、ご家族そろってというかた、
ご近所のおなじみのかた、わざわざ遠方からいらしたかたなど
客席は満員御礼。大盛況。
柳朝師匠は長野に関係する噺、
菊之丞師匠は夏の噺
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二話づつたっぷりきかせていただきました。
柳朝師匠の真田小僧はやんちゃでかわいらしかったです。観客の中にお子さんが何人かいらしたのですが、かれら全員大笑い。
最後の死神はオチがいろいろあって、噺家さんの個性と感性がここにあらわれる古典の傑作です。みごとでした。
菊之丞師匠はこのとき新宿末広亭での座長をもされていました。
軽井沢入りは前日の夜中そして高座が終わったらすぐ東京にとんぼ返りというタイトなスケジュール、
ガーデンパーティには出席できないかもしれない、と伺っていました。
が、なんと!!
ガーデンパーティにもおふたりそろって参加。
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お客様は大喜び!!
すてきなガーデンパーティになりました。
この後、駅までお二人をタクシーでお送りするという大役を仰せつかり
慣れないことで、わやわで、もたもたと駅まで。
何とも手際の悪いお見送りでして、思い出しては今も恐縮悶絶です。
それ以上に心憎いドンちゃんの配慮に感謝。
T武さん、N川さん、H谷川さん、Y川さん、脇田ご夫妻、美術館スタッフのみなさんありがとうございました。
いろいろいろいろ勉強になった夏休みでございました。