横浜焼売(シウマイ)物語2024

2年ぶり再開。ハマっ子のソウルフードは崎陽軒のシウマイ。漫画書き柴犬溺愛。落語らぶ。晴れ時々ランニング、更新随時

師走の富士にねがいごと

2010-12-29 | 日常茶話
昔、富士山は関東平野のどこからでも見えたそうです。富士見坂の名が各地に残っていますね。
さてここは近所の公園。富士見坂ではありませんが、絶好の観察スポットの一つ。
最近は晴れていても、春のように霞みがかかっている事が多く、こんなにクリアに見えたのは久しぶりです。
それにしても、シルエットだけでその名がでてくる山のトップに、富士山はいるんじゃないだろうか。

富士山にはお願いごとすると良いですよ。ただし一つだけ。
そして叶ったら、必ずお礼を言うのを忘れずに。









Mikan de Christmas

2010-12-21 | 絵仕事


今年はみかんに明けてみかんに暮れそうなみかん三昧の一年でした。
正直こんなにみかんとおつきあいすることになるとは!!

上のイラストは、一福百果楽天webショップ用に描きました。
ところで;
若女将はともかく隣の男性はいったいだれだ!!??っていうくらいカッコいいですね。
だれって?
ほほほほ、
若女将のラブラブフィルターかかりまくりの工場長ビルさんですよ。

先日会った派遣女子が、
「こんなに素敵な人なら、ビルさんに一度あってみたいです!」って瞳をキラキラさせていました。

若き日の工場長ビルさんは素敵ハンサムで若女将はとってもキュート。
ふたりの出会いは、もうそれはドラマチック。

若女将からラブラブパウダーをかけてもらうと良いよ、派遣女子!
ついでに若女将の恋愛パワーもわけてもらおう!!
きっと素敵な出会いがまっている!!……


……はず。

メリークリスマス



赤い靴号、クリスマス・バス、乗ればラッキー!!願いがかなう…かも。

2010-12-17 | 横浜ラブ
 
みなとみらい地区を循環する『赤い靴』号。これはれっきとした市営観光バスです。

途中下車は自由。桜木町から、赤レンガ倉庫、日本大通を経て、中華街、元町、港の見える丘公園を回って再び桜木町まで、約1時間30分弱の周遊コース。気になる乗車賃は…


大人100円、子ども50円?!
クリスマスサービスってわけではありませんよ。通常運賃です。横浜市内のバスは大人210円がほとんどですから、なんてお安いのかしら!!それだけじゃなく、観光スポットをちゃんと押さえているところも高得点です。やるな、横浜市営バス。惜しいのは、ハンディキャップ仕様でないこと。車椅子だとちょっと狭い。車内にあるモニターで見ることができる観光名所のピデオが日本語アナウンスのみであること、の二つ。この日乗っていたのは日本人だけでなく、中国人らしき家族連れ。インド人の親子。お客層を考えたらせめて英語はあっても良いかと思います。このあたりを改善してほしいなあ。註;赤い靴バスは,このレトロタイプの車輛と、通常タイプの車輛があります。通常使用の赤い靴バスなら、車椅子も大丈夫だそうです。
自分でいうのもなんですが、横浜の人って外国からのお客様に慣れちゃってるせいか、改めて歓迎しよう、喜んでもらおう、横浜をみてもらおうというサービス精神がちょっと足りないように思います。…ごたくはさておき、

一日乗車券を買えば乗り降りを何回しても500円。20分おきに運行しているので、徒歩とうまく組み合わせれば、リーズナブルに横浜の観光名所を一巡りできます。
ところで今回の赤い靴バスだけでなく、市営バスの何本かはこの時期にクリスマスデコレーションで走っています。
聞くところによると、市営バスは原則1ドライバーに1バス。つまり自分の運転する車両が決まっているそうです。デコレーションもドライバーさんの自由。運行の邪魔にならない程度にドレスアップできるようです。グッジョブ、横浜市交通局。

クリスマスのこの時期、もしも横浜に来て市営バスのクリスマスデコレーションバージョンに乗ることができた人は願い事を一つ唱えてみてね。きっとかなうから。実は去年、偶然乗ったバスが、はじめてのクリスマスデコレーションバスでした。おもわず願い事をつぶやいたんですが、かないました。何をお願いしたかは秘密。
今回ももちろん、そっとつぶやいてきましたよ。

 
ここまでデコレーション!

今日も、クリスマスの町をはしる。



一福百画・まるごとみかん大福レポート第2弾

2010-12-15 | 絵仕事
愛媛・今治清光堂のまるごとみかん大福シリーズをお求めになると、封入されているリーフレットがあります。
第一弾はまるごとレポート「まるごとみかん大福ができるまで」と清光堂夫婦繁盛記?Hafaadai Mikan (ハファデー・みかん)第1話。
今回はその第二弾。まるごとレポート「清光堂の大福シリーズのブランド名;一福百果のできるまで』と夫婦繁盛記?Hafaadai Mikan第2話。
たぶん早ければ今月末のまるごとみかん大福発送分からこの第2弾が封入されることに。第3弾は来年。できればこの夫婦のなれそめから、まるごとみかん大福が製品になって店頭に並ぶまでを書ききりたいものですじゃ!

ここでは第二弾のメインキャラクターをちょこっと紹介。コピーライターの千佳さんです!
  

すこぶるジューシー、小学校でバザーだぞ(クレヨンしんちゃん風に)

2010-12-08 | 横浜ラブ


小学校で恒例のフェスティバルが開催されるので教育奨励会も恒例の手羽焼きを出店するからOBも来るべし、と、わんこ散歩の途中でバッタリ会った元ショーレンブルーに言われ、さらにメールで念を押されました。(私の性格読んでるなー)
で当日、ほぼ時間通りに到着。看板娘をやってきました。
小学校のピロティと体育館をつかって、PTAの各委員会、保護者有志、地元少年野球チーム、町内会、そして学校の先生方、奨励会が屋台を出します。今年は消防局が校庭に簡易テントをはり、煙の中の避難訓練体験コーナーをつくってくれました。 

先生が作るポップコーン

 少年野球チームのフランク


 町内会の豚汁とおにぎり




奨励会くじ。大人くじ500円、子どもくじ100円。はずれなし。子どもくじの特賞は今年も自転車。卒業生の自転車屋さん提供。太っ腹だぜ!!大人くじの特賞は、肉屋さんの焼豚5000円相当!こっちも太っ腹だ!!そしてうっかりしてると太っ腹になるぜ!!

 すこぶるジューシー、

 ほほほ、行列のできる手羽焼き♪ 
もちろん完売。なんと言っても,看板娘が良いもんね! 夜は無事に打ちあがりました。みなさんお疲れさま。



◆Twitter◆

教育奨励隊ショーレンジャー

2010-12-07 | こんなの描いてた

子どもの通っていた小学校は横浜市でも旧い公立校です。この学校には保護者(近年は父兄、父母とはいわない)の組織が2つ並立していました。
それが「PTA」と「教育奨励会」です。このうんちくは長くなるので興味のある方だけどうぞ。反転してます。

PTA(parents & teachers association)は,第二次大戦後、日本の民主化を掲げた当時の文部省と戦後の日本を統治していたGHQによって日本全国の公立校に組織されたものです。文字通り、保護者と教師の会合組織。ドラマなどで、眼鏡をかけてスーツを着た『子どもの教育に良くない』が口癖のエラそうな集団として描かれる、あのPTAです。ほとんどの公立校では、子どもが入学すると毎月給食費と一緒にPTA会費も一口単位でおさめる仕組みになっている、あのPTAです。参加は在校生の保護者と教職員に限られます。

「教育奨励会」は、PTAが組織されるはるか以前、明治新政府が公立の小学校中学校(高等中学校)を開設したころにそれぞれの地区で組織された制度です。もともと日本には成績優秀な子どもをその地域のみんなで応援しようという気風がありました。戦後、PTAが組織されると同時に、各地の奨励会は自然消滅あるいはその役割をPTAに吸収され、横浜市内でも「教育奨励会」が残っている学校は2,3校だとききました。今は当時より少子化や、学校の統合廃止でもっと少なくなっているかもしれません。参加は原則在校生の保護者ですが、教職員や卒業生の保護者、近隣町内の役員、住人もオブザーバーとして参加することができます。




縁があって、子どもの在校中に双方に関わる機会がありました。その時,奨励会から、これまでの会計報告だけでなく、奨励会の役割についてできるだけわかり易く(子どもが読んでも理解できるよう)開示告知したいと持ちかけられ、描いたのがこの『教育奨励隊ショーレンジャー』でした。
第1話では、PTAともっとも違う予算の使い道について紹介しています。
ざっくりいえば、直接子どものために使える予算を持っているのが奨励会。保護者と教職員の協力活動に対しての予算を持っているのがPTAです。(PTAの会費というのは,子どものためにつかわらるわけではありません。子どものための活動をする保護者と教職員にた対して、つかわれます。)
どちらも会費制、ただし,任意。納めないという選択肢もあり、です。学校によってちがうかもしれません。

ちなみにタイトルロゴは今手元にないのですでご紹介できませんが、同じく在校生のパパのグラフィックデザイナ-さん(ウクレレ弾いてるキャラのモデル)がカッチョイイのを作りました。この時、なぜかお酒とおつまみのある部屋で当時の奨励会のメンバーと合宿みたいにして入稿した記憶があります。彼らとはいまも、ちょこちょこ遊んでもらってます。威張ったところもなければ、閉鎖的でもなく、『子どもの教育に良くないから規制しよう,禁止しよう』などといわない・いえない・いわせない?

漫画は裏面。表は開会報告や活動レポートなど。(カラー紙に墨版一色。今回はブログ用にチョコっと着色)保護者には子どもたちを通じてお手紙として配布しました。
ショーレンレッドは当時の会長。あまりにそっくりで、このプリントを配った教室で『あ!これ○○ちゃんのパパだ!』と声が上がったらしいです。うふふふ…。
学級崩壊も、某未成年何とか法案もなく、平和な時代でありました。(ほんの数年前だけどさ)