横浜焼売(シウマイ)物語2025

ハマっ子のソウルフードは崎陽軒のシウマイ。漫画書き柴犬溺愛落語らぶ晴れ時々ランニング、更新随時

大河への道、への道 第二章・佐原への道

2022-01-20 | 落語ラブ

補足:「大河への道」とは、立川志の輔師の創作落語です。郷土の偉人伊能忠敬をなんとか大河ドラマ化しようと奮闘する人々の話。志の輔師が佐原市(現・香取市)の伊能忠敬博物館を訪れた時の感銘をもとに2011年に初演。以来人気の演目として同時になかなかチケットの取れない高座として不動の地位にあります。映画化決定。5月ロードショー。

前回第一章はこちら

さてさて、その後母は検査入院をしてほどなく無事に退院してきました。

本人はケロリとしたものでしたが、

今後の事態を真剣に考えなくてはならないということを

家族が再認識したのはいうまでもありません。そのことはまた別の機会に。

ドタキャンをしたあと仲間のSNSで、

ドンH川氏をはじめとする方々が無事ツアーを終えたこと

志の輔師の高座では「大河への道」がかかったことを知り

鰻も美味かったそうで喜ばしかったのですが、

皆様には大変申し訳ないという想いが心の片隅に引っかかりつつ

慌ただしく過ごしておりました。

そんなある日

母が毎回楽しみにしていたグループのバス旅行の案内が届いたのです。

ただ、高齢で足の悪い母はひとりでは参加できないため、

私たち姉妹でお互いに時間の都合がつく方がランダムに、

母の付き添いをしてお楽しみのお相伴に預かっていました。

「この週は休めないなあ。オネエ行ける?」

「いいよ、どこ?」

と、気軽に引き受けて案内状を受け取り

次の瞬間

ぎょぎょ!!!

 

まさかまさかの

千葉県佐原水郷巡り

 

前回母のアクシデントで私がでかけられなかったこと、

その行く先が佐原だったことは母にはいっさい話していません。

家族も同様。

 

にもかかわらず、

よもやよもや

偶然にも

佐原への道が開いたのでした。

 いざ❗️佐原❗️志の輔師はいないが、伊能忠敬はいるぞ!

第三章・伊能忠敬への道に続くよ!(四章まであるけどお付き合いしてね)

前回第一章はこちら

 


大河への道、への道 第一章ドタキャンへの道

2022-01-18 | 落語ラブ

補足:「大河への道」とは、立川志の輔師の創作落語です。郷土の偉人伊能忠敬をなんとか大河ドラマ化しようと奮闘する人々の話。志の輔師が佐原市(現・香取市)の伊能忠敬博物館を訪れた時の感銘をもとに2011年に初演。以来人気の演目として同時になかなかチケットの取れない高座として不動の地位にあります。映画化決定。5月ロードショー。

なんともややこしいタイトルですが、まあ聞いてね。

先日2022年1月吉日

奇跡のパルコ劇場で素晴らしい夕日を見ました。

昨年はコロナで中止となった志の輔落語in渋谷PARCO

一年ぶりの復活という喜ばしい一席で念願の「大河への道」を拝聴

この「大河への道」に辿り着くにはちょっと不思議な巡り合わせがあったのですよ。

チョンチョン!

時は遡ること2018年4月

落語スキーなメンバーのドンH川氏に誘われて伊能忠敬記念館のある佐原で

志の輔落語(おそらく演じると思われる「大河への道」)をきき、名物の鰻を食べるツアーへ出かけることが決まりました。

なんて豪華な企画でしょう!お誘い本当にありがたかったですよ。

当時高齢の母がおりましたが、自分のことは自分でできていたので

妹や娘とも連携しこの日はちょっと出かけさせてもらおうと調整。

でもね、なんというか、心と気持ちのピントが合わないのです。

とっても行きたいし行ける状況でもあるのに不安。

ワクワクしているのにその気持ちにブレーキがかかる。

自分の中で噛み合わない。

こういう感覚の時は何かどこかアクシデントがあるのがこれまでの経験値予測。

何かよく掴めない……モヤモヤモヤモヤ………。

そして…

的中。

いよいよ当日という早朝

事件は起きました。

 

夜中、母が浴槽で滑って出られなくなっていたのです。

同居の妹を何度も呼んだらしいのですが、

翌朝早い仕事は入っていた彼女は早めに休んでいたために声がきこえず。

朝までそのまま。

早朝、妹が起きてくるとリビングの電気はつけっぱなし

ガスの元栓は開いたままという異様な状態。

慌てて風呂場を覗くと、

バスタオルをかけて(この点については後述)母が浴槽に横たわって目を閉じていたそうです。

妹は無我夢中で母を浴槽から担ぎ出し

パジャマを着せ電気毛布にくるみ全身マッサージ

その最中に私のところに着信。

「これこれしかじか、どうしよう!!」

「救急車!救急車!119!」

というやりとりの後、実家に駆けつけるとちょうど救急隊も到着。

救命救急士が母の様子を確認して問診。応急処置と簡単な検査。

妹の初動処置が良かった(これ、第一)。

当日は夜半から気温が高めだった。

風呂の中で母がなんとか立ちあがろうともがいたため、

風呂の栓が抜けてお湯が流れて空っぽになった(溺れずに済んだ)。

起き上がれないままでも母が手の届く位置に湯かき棒があって、

自分で風呂ふたのうえにかけておいたバスタオルを取り

自分の体にかけることができた(母自身の現状適応能力は高い)。

妹も私もけっこうな早起きだった。

さまざまな幸運な偶然が重なって母は奇跡的に低体温症にならずに済みました。

意識もしっかりしていたので現場の判断で

今は無理に動かさないでまずこのまま体温を維持。

その後、改めて検査入院の手続きをする、という流れになったのです。

当然のことながら私は大慌てでドンH川氏に

無念のドタキャン連絡。

佐原も伊能忠敬も大河への道も鰻も私から遠ざかっていたのでした。

 

しかし、これで終わったわけではありません。

第二章・佐原への道 へ続く!


寄席初めて話1)本日のお題                               

2022-01-14 | 落語ラブ

初めて寄席に行った時、

どこかに今日のプログラムはないかとキョロキョロしました。

お芝居でも演奏会でもプログラムがあるのが当たり前だと思っていたので

どこにもないので途方に暮れました。

本当に何が起こるかわからなくてドキドキ。

いざお囃子が始まって噺家さんが高座に登場した途端

そんな心配は吹っ飛んですっかり江戸の長屋の世界に入り込んでしまいましたが。

寄席に興味がない方には分かりにくいかもしれませんが、

通常寄席興行は出演者のみが表記されてプログラムは無し。

聞くところによると、噺家さんは客の入りや時事ニュース、興行先のトピックなどの情報から

当日判断して決めるため、だとか。

さりげなくご当地の話などをしながら今日は家族連れが多いからこの噺、

今この話題で持ちきりだから関連してこの噺などなど。

真打ちさん以上だと相当数の話を持っているでしょうからそういう判断も即座にできる。

聴く側からいえば、もし落語の初心者であっても実は

落語のお題は落語という意識がなくても知っているものが多いのね。

例えば

早口言葉の寿限無寿限無(ジュゲムジュゲム)

新作はともかく古典落語はみんなが知ってる昔話や

一休さんのとんち話。

だからいきなりなんの情報もなく寄席に入っても先入観なく楽しめる。

同じ話でも噺家さんによっては天と地ほども違った『噺』になる。

これが面白いところ。

え?でもやっぱりタイトルが知りたいじゃん!

ふっふっふ…これですよ

終演後、出口の一角に手書きの演目が張り出されます。

手書きなのでものすごく達筆の時もあれば

何やら怪しい金釘流の時もあります。

これを最後に見てお客さんは帰途に着くのです。

思うに江戸の昔はこれもなかったかもしれないですね。

お客は贔屓の噺家さんの話を聞きに行き大いに笑って

またその噺家さんの高座を聴きにくる。

シンプルにそれだけ。そのうちに誰それの何々噺は粋だとか野暮だとか

みんなにわか評論家になったり追っかけになったり。

そうなると初めから何を話すかなんてえ知っとくヤボは無し!

字も読めない人も今より多かったでしょうから書き出されてもねえ。

最近は新作落語の中では連作もあってその続きを演じたり

その噺家さんの十八番のお題の時などには

前もって何を話すかお知らせがあったりします。

が、私は

何をやるかワクワクしながらお目当ての噺家さんの登場をまつ時間も含めて

高座に登壇した噺家さんが枕を語りながらさっと羽織を脱ぎ捨ててさて、と話し始める瞬間が好きになったので

今ではプログラムはあってもなくてもいい派(←こんな派閥はないです)

 

 

          

 


お菓子のホームラン王

2022-01-11 | 今日はこれをいただきます

今日のタイトルを見てはた!と懐かしんだあなたは昭和の高度成長期世代に違いない。

妹Rから『懐かしいものいただいたよ』と御福わけしてもらったのは

東京自由が丘亀屋万年堂のナボナ

巨人軍の王選手…と言ったところで歳はバレ、なんてね。

当時今のお大谷翔平さんや羽生結弦くん並みに人気があったのが巨人の王、長島ってくらいだから

両巨頭のうちの一人が東京都はいえ、郊外の一菓子店のCMに出るというだけでも話題沸騰。

その商品は洋風どら焼き。本格的なスポンジ生地におしゃれなチーズクリームを挟んだ画期的な一品でした。

今でこそお菓子にチーズを使うのは当たり前ですが、当時チーズが苦手な人も多く、

さらにチーズはれっきとした食事のアイテムであってお菓子に使うなど日本国中ほとんどの人が想像だにしていなかった頃。

チーズクリームと言っても今時のクリームチーズとは違い、上質のふんわりしたバタークリームにプロセスチーズがつぶつぶ食感を残して絶妙に混ぜ込んであるものでした。

食感や好みによる好き嫌いはあったでしょうが

このつぶつぶ感とフワッとしたスポンジどら焼き?のコンビネーションは給食でチーズを食べ慣れた小学生たちの舌を確かに直撃。

さらに普及し始めたテレビCMをいち早く取り入れて

王選手(現王貞治東京2020オリンピック野球日本代表特別顧問)に「お菓子のホームラン王」と言わしめた戦略は見事に当たり❣️

元々地元自由が丘近辺でちょっとおしゃれな手みやげという評判の口コミの輪を一気に全国区へと導いたのでした。

そのCMがこれだ!

当時は確か、チーズクリームとママレード?の二種類。

今ではショコラオレンジ、パイナップルクリーム、ご当地シリーズのあんバター、薩摩芋バターなどヴァリエーション豊富に。

聞けば色々大変な時期もあったそうでそれを乗り越えたのさすが老舗亀屋万年堂の底力かと。

社名を背負う商品が世代を超えて愛されていくのはステキ。

やっぱりナボナはお菓子ホームラン王だね!

いただきます❣️


今年のスタバは福袋2022

2022-01-10 | 日常茶話

なんだかんだでスタバっ子なので毎年抽選には参加。

当選のお知らせから指定日まで待つこと半月。

寒い中、ヤマトさんが届けにきてくれました。感謝!!

袋というより福箱だね。

中はこんな感じ

タンブラーと小物類はランダム封入らしい。

ネットでも可愛いのがたくさんアップされてたよ。

真っ赤なラージサイズのタンブラーは、ちょっと欲しかったものだったのでビンゴ。

定番のドリンクの無料チケットの他に好きな豆と交換できる引換券が登場。

確か以前はスタバの原点パイクブレンドの他にもう一種類のコーヒー豆のパック(実物)が封入されていたっけ。

それが好みの豆を自由に期間中ならいつでも選べるというのはうれしいな。

スターバックスコーヒーさん、今年もお世話になります。よろしく!


洋風七草粥だって!

2022-01-08 | 今日はこれをいただきます
え〜、

新商品とか売れ筋商品がほぼほぼ入荷しないというので有名だったご近所スーパー

が、コロナ需要加わったのか、商品仕入れ管理担当が変わったのかで最近はたまに「お!?」というものが出現。

その一つがこれ
 
 
全部刻んでコンソメスープとご飯を入れて煮てくださいって...。
お粥じゃなくリゾットか!
やりましょう、やりましょう!
朝ガッツリ食べるので腹持ちがいいように鮭もいれちゃえ!いれちゃえ!
って事で今年はこうなりましたとさ😊
 
 


見た目悪いけど美味いです😋
作りかたは以下。興味ある人は参考までよろしくね😃

<作り方>2人前材料:
 
洋風七草セット・・・・・・1パック
   玉ねぎ・・・・・・・・・・小2分の1
   マッシュルーム、エリンギ、しめじなど(あれば)
   塩鮭・・・・・・・・・・・一切れ
   バター・・・・・・・・・・小さじ1〜2
   オリーブオイル・・・・・・小さじ1
   水・・・・・・・・・・・・500〜800CC
   コンソメキューブ・・・・・2分の1〜1個
   ご飯(白米、玄米、お好みで)・2膳分
 
下ごしらえ:1)野菜類はカブ・きのこ以外粗めのみじん切り。カブ・きのこは厚めの半月切り
 
2)鮭はグリルで焼いておく
 
 
      
手順:1)鍋にバターとオリーブオイルを溶かしみじん切りにしためネギを炒める
 
 
2)玉ねぎを炒め終わったらカブ以外の野菜を加えてザッと火を通したらご飯を入れ、さらに炒める
こんな感じまで

3)水をご飯がかぶるくらいまで入れてコンソメキューブを投入
 
4)強火で沸騰させて煮立ってきたら弱火にしてで10分煮る
 
5)取り置いていた葉野菜とカブを入れて弱火のまま5分。
 
最後に焼いておいた鮭を入れて火を止め、5分ほど蒸らし
 
 
6)盛り付けて出来上がり

味付けは塩鮭とコンソメの塩分だけ。
お好みで調整してください。
チーズやトマトを入れてもきっといい味。