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「今が見ごろ、私の魅力」と言いたい『老いのトリセツ』

2020-06-23 07:53:41 | 人生を「生かす」には
「今が見ごろ、我が貌です」といえる老人は素晴らしい、とある。 人の魅力はその歳、その歳で魅力が増すことになれば最高だが・・やはり「歳を取る」と言うことはあちこち故障を起こすようなもので無理をせず歳相応で「ほどほど」の人生が一番いいのかもしれない。「老いの七味唐辛子」から「笑いと生活習慣改善」で生き抜くことをお勧めしたい。 昨今、昔のおじいちゃん、おばあちゃんの歳イメージは少なくとも15歳以上違いがあると見ていい。 だが、政府の75歳までの仕事の定年延期は少々企業側で無理がありそうだし、一気に年金支給時期の延長は考え難い、と思うのは私だけだろうか。

『老いのトリセツ』石川恭三
「概要」認知症が心配…」「気分が晴れない…」「年だから無理…」そんなお悩み、解決します!83歳・現役医師による老い方上手の処方箋
「七味唐辛子」
    高齢者の7つの苦悩:退屈・諦念・羨望・喪失・後悔・物忘れ
・「始めることをさえ忘れなければ、人はいつまでも若くある」宗教哲学者マルチン・ブーバー
「笑いのねた」
    道路を暴走するのが18歳、逆走するのが81歳
    心が脆いのが18歳、骨が脆いのが81歳
    恋に溺れるのが18歳、風呂で溺れるのが81歳
    偏差値がきになるのが18歳、血糖値が気になるのが81歳
    まだ何も知らないのが18歳、もう何も覚えていないのが81歳
    自分探しの旅をしているのが18歳、出かけたまま分からなくったのが81歳
    「嵐」と言うと松本潤が18歳、鞍馬天狗の嵐寛寿郎を思い出すのは81歳
・「もののいい回し方で伝わり方が変わる」
    「目はいいんですが、耳が遠くなって困っています」
    「耳は遠いんですが、目はよく見えているんで助かっております」
        言葉は使い方次第で、特効薬にも毒薬にもなる
・米国国立衛生研究所の認知症予防効果8箇条
    糖尿病のコントロール
    高血圧と脂質異常症の改善
    望ましい体重の維持
    社会交流と知的な活動
    運動の習慣
    健康的な活動
    禁煙
    うつ病のコントロール
認知症予防の生活習慣の勧め    
    1読(1日に1回はまとまった文章を読む事)
    10笑(1日に10回は笑う事)
    100吸(1日に100回くらい深呼吸をする事)
    1000字(1日に1000文字くらい文字を書く事)
 10000歩(1日1万歩を目指す事)
・「読み・書き・お喋り」
    心の支えとなり、記憶力が高まり、思考回路が活発になる
    頑張りすぎず、ほどほどが良い
    義理を欠く勇気(無理せず体に気を遣う事)
・「東海道五三次の旅」
    バーチャルで歩いた歩数を地図上に載せていく(地図上に距離を掲載する)
・「アンチエイジングの生活予防」
    低炭水化物・ビタミンC・コエンザイムQ・底カロリー食
「認知症者の目安」
    歩行のスピード80cm・秒より劣る場合(正常100cm・秒)
「今が見ごろの我が貌です」と言えるようにする事
    米大統領リンカーン「40歳をすぎたら自分の顔に責任を持たなくてはならない」