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トリックを創り解き明かす数々の短編小説『幻の屋敷』

2022-05-17 09:55:44 | ミステリー小説から見えるもの
ミステリーというよりトリック、思い込みを暴く短編小説の数々。トリックを作る発想は素晴らしいものがあるが単純で短編なので残念だが面白みが欠けてしまう。「幻の屋敷」にある屋敷を壊し、別の場所にそのまま移転、屋敷を建て直す。現代の日本では家も「使い捨て」家屋が支流で全て廃材として処理されてしまい、原資が不足する日本はもっとリサイクルなど知恵が必要かも知れない
#075幻の屋敷
マージェリー・アリンガム2022年5月
「幻の屋敷」
    昔あった屋敷は一度移転のために買い取られ移動することになっていたが、事情がありそのまままた転売、違った住所に建て直されたことで昔の住所には跡形もなく消えてようになった。
「見えないドア」での殺害    
    屋敷に長年勤める2人の老人、実は一人はほとんど目が見えない状態で音、声で判断していたことで証言の裏付けが曖昧だったことで犯人逮捕となる
「秘密の書類」
    大切な書類だと言い渡されたものが開封され恐れた女性が相談すると、実はその書類は犯罪の証拠になる書類で警察の元で調べられた。渡した本人は偽って防衛関係の偉い人としていたことが混乱を極めた。
「奇人横丁の怪事件」
    奇人横丁に住む一人の老人は元役者、役柄を表に出すことで周りを驚かしていた。
「聖夜の言葉」
    飼い主にとても献身的な犬が人間の言葉を話す。



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