@「悔いのない」人生と日々の生活、米国老齢者の楽園を紹介するドキュメンタリー映画だ。そこに住む全ての人々が幸福ではない。そこにいても切実なる問題を抱え、代わり映えのない日常が日々続き、馴染めない人々もいることだ。最後に人々は常に「健康と金」一生必要だと悟っている事だ。日本にはこれほどの施設はまだないがこれからは「みんなで楽しく」よりも「孤独でも楽しく」が世代を占めるのではないだろうか。ネット等の普及で誰でも、いつでもオンライン対話でできる世の中、他人を気遣いながら自分を抑えるより、黙々と一人で楽しんだ方が良いと選択する世代に変わると予測する。 でも最も必要とするのはやはり「人間関係」がうまくできる人が一番幸福なのかも知れない。
ここに欧州の「シニアの楽園」の記事がある 老後も楽しく快適に。欧州で進む “シニアの楽園”リタイアメントビレッジとは?
『Some Kind of Heaven』
米国セントラルフロリダにあるシニアの憩い場、老齢者のパラダイス、ザ・ビレッジズだ。住人合計13万人、3000組の夫婦、2万人の独身老齢者 ゴルフ、プール、テニスコート等あらゆるスポーツ文化施設等を整えた人生楽園の地をドキュメンタリー映画に仕上げた。
だが、パッケージ化された楽園の中で幸せを見つけることができない住民がいる。それは夢と欲望に投資しながら周りに馴染まなく孤独のままいる人々だ。孤独でも悲しみは出せず、誰も助けてくれない。だから自分で元気を出して動く事を心がけ、健康だけはと励んでいるが何かが足らないと。 映画の中では、別居中で、車で生活する独身男性、マリファナを手放せなく裁判を受ける夫、夫を亡くし残りの人生に失望した未亡人、コミュニティーに馴染まず一人家にこもっている人などを紹介している。
こんな楽園でも、人々は何かしらの問題を抱え、代わり映えの無い日々の生活を人生の最後の悔いのない時間として費やしている。 だが、人はここには天国がないと悟りながら「健康と金」は一生必要だ悟っている。
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