私が死んだあとであなたが読む物語

基本的には「過食症患者の闘病記」、と言っていいでしょう。

最後の砦にて

2011年06月06日 19時19分34秒 | 過食症
また過食。

3ヵ月以上止めることができたらっていう最後の砦は崩れました。

青春を謳歌している人への嫉妬とそれとの比較によって如実になる自分の虚しさに生きる気力を失いそうになる。

夜空に輝くたくさんの星があって、それらの星から少し離れたところにぽつんと小さな星が一つあって、仲間はずれのように消え入りそうなその星がある日消えて、誰もそれに気づかずに忘れ去られる。

それが俺だって思う。

誰もが味わい、俺も味わうはずだった人生の美味が並ぶレールの上からこぼれた自分が悔しいのか寂しいのか、一人部屋で涙を流す。

何かが足りなかったんだと思う、何かが。