私が死んだあとであなたが読む物語

基本的には「過食症患者の闘病記」、と言っていいでしょう。

「世界の終わり、あるいは始まり」 歌野晶午

2015年03月23日 23時39分06秒 | 読書感想
久しぶりの読書。

今年に入って初の読書。


この本は、自分の息子が今世間を騒がしている誘拐殺人事件の犯人じゃないのかと疑い始める男が主人公のお話。

そしてとうとう息子の机の引き出しから事件の凶器である拳銃を見つける。

ここまでを事実として描き、ここから先、主人公はいったいどうすればいいのかとあれこれ妄想する。

しかしその全ての妄想がことごとくバッドエンドとなる。


なかなかおもしろかったです。