通常状態122日目。
昨日、スーパーに買い物に行きました。
通常時に食するための豆腐を買いに。
そこで、物は試しにと菓子パンコーナーへと足を運びました。
夜の八時を過ぎ、値引きシールが貼られている菓子パンたち。
過食衝動が疼く。
薬によって揺るぎないと思われていた精神も、急に危うくなる。
脳が欲する。
結局、何事もなく買い物を終えたのは、明後日にまたバイトの出勤が控えているから。
これがもし何も予定が無かったらどうなっていたことかと、いつものことながら思う。
帰宅して布団に入って眠りに就くとき、ここ最近はいつも電池が切れたように、エネルギーの尽きた体がすぐに休もうとするのに、今夜はなんだか目がさえる。
頭の中で過食の嵐が舞っている。
通常状態から過食状態に崩壊するときの、あの過食の快感を、脳が追いかけている。
脳があれをまだ覚えている。
まだ呪いは解けていない。
なんとか眠りにつけたようで、気付けば朝。
朝になって目が覚めると、なんてことはないいつもの朝だって思える。
でも、ここにきて少し安定が揺らいだのは大いに不満です。
反面、過食症の克服にはやはり「勝負のとき」を乗り越える必要があるのは、戦い甲斐があるってなもんです。