私が死んだあとであなたが読む物語

基本的には「過食症患者の闘病記」、と言っていいでしょう。

「空中ブランコ」 奥田英朗

2012年05月14日 21時18分22秒 | 読書感想
名医・伊良部医師が主人公。

彼にかかればどんな精神病だって治ってしまう。

患者がいて、病気が治って。

そういう話なので患者を軸に話は展開されるんですが、やっぱり伊良部って医者がいいんですよね。

カウンセリングで治すんじゃない。

いわば人との縁が病を治す。

今回の5つの話の中だと、「義父のヅラ」の達郎なんかは明らかに伊良部との縁が治療になってる感じですね。


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