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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

極道アパート メゾン・ド・エロスへようこそ!

2021-06-06 22:36:42 | OV
個人的にAV女優さんでピンク映画とか、エロチックOVに出演されてる中で
一押しが古川いおりさん
という事で、こういったエロチックOVも最近では入手困難って
いつも言ってるんですが
コロナ禍で外出自粛の緊急事態宣言が出されているにもかかわらず
東京中を駆けずり回って、なんとか入手しました
なんだか古川いおりさんのエロチックOVは昨年リリースされた「人妻家庭教師」以来でしょうか
その間にコロナが世界的にパンデミックになった中で「人妻の吐息 淫らに愛して」と「濡れ絵筆 家庭教師と息子の嫁」の二本のピンク映画のDVDを見てましたが
今年になってはお初の作品ということになるのかな
 
要は彼女がオールインの「ヤクザの女」シリーズで見せてくれたような作品とは
一応タイトルに“極道”ってついてるし、背中には鯉のクリカラモンモンも入っちゃいるけどさらにこんなシーンもあったりしますが
極道ドラマではありません
しかし、このシーンだけで滝川拳さん使うってピンク映画じゃできない予算配分だよね
 
昔極道一家を構えていた町田政則演じる親分一家の娘である
古川いおりのカレシが二代目になっては困るって事で堅気なのに殺されて
その仇討ちに敵の一家に殴り込んで行方を晦ました典子
それから5年、一家は解散し親分は今ではオンボロアパート之大家さん
 
そんなアパートの住人に金なし職なし色気なし、しかも童貞のボンクラ青年ヒロシ
そしてどことなくヤンキーっぽい雰囲気の涼花演じるヒロシを揶揄うお姉ちゃん
さらに正体不明の蝙蝠みたいに部屋に篭ってるグラサンの男
ある日彼らの眼前に新しい管理人、典子が戻ってきた
ところがこのアパートが再開発の候補地に上がったために
新興ヤクザが利権目当てに立ち退きを迫ってきて・・・
 
“過去”を消して今では堅気として生きてる典子親子はこの難局にどう立ち向かって行くのか
ヒロシと典子の関係はどう進展していくのか・・・
そんなお話を、なんとAV監督の月下秀之が脚本を書き、自ら監督まで勤められてて
初エロチックOV作品になるんでしょうか
彼のAVをR -15に自ら再編集しOVとしてリリリースした「メガネっ娘任侠伝」っていうのも見てますが
 
この古川さんの作品はヤクザ色を極度に配されているからってのもあるんでしょうけども
オールインとか見慣れてるコチトラにしては
エロと極道とどっちつかずでテンポも悪く、ドラマとしての整合性もあんまなく
いいとこのない作品になってたのが残念ですが
そうですね濡れ場シーンがギリギリR -15の許容を守った体位というとこくらいしか見るべきとこはなかったかなぁ
古川いおりらしさも皆無だったしねぇ
涼花さんが生き生きとしてたのが救いかな
 
切り口の違う記事はコチラ
 
 
2021年製作、日本OV、シネポップ作品
月下秀之脚本・監督作品
出演:古川いおり、涼花、藤井健人、仔羊エルマー、町田政則
 
 
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エクストリーム・バレット 極限死闘

2021-06-06 16:27:53 | アジア映画
中国産の、超近代戦を描いた作品
こういった西洋まがいの中国映画って、ちょっととっつきにくいのと
韓国映画みたいに国策での世界戦略の位置に映画産業を置いてないので
国際的に流通せずに自国消費の作品ですからねぇ

銃撃アクションにやたらとスローモーション多用したり

リロードもかなりいい加減だし、やたら画面を水平に飛ぶCGでの曳航弾道
爆薬の量も銃弾の量も半端なく被弾での血飛沫とかこれまた御丁寧に粉みたいに後からCG処理している作品
オープニングでの掴みとしての銃撃戦が実に激しく長くて
これが終わったら後はもう先細りみたいな作品で
所々に銃撃戦とかあるんですが
これに迫力が全くなく・・・
 
さらにクライマックスでの銃撃戦でさえ、掴みの戦闘シーンに数段負けてる作品
竜頭蛇尾を絵に描いたような作品だった
そしてこの戦闘チームって、オープニングで捕まった社長を助けにやってきた者たちの立ち位置が全くわかんない
社長は麻薬組織撲滅に一生を捧げている人物でして
その組織の要人たちをまとめた名簿を略奪するために社長が拉致されてたのを救出日本やってきた傭兵たちだったようで
 
法的な後ろ盾もなくて、社長の傭兵だったようですが
社長を救出した後、狩残した麻薬組織が名簿を狙って社長の娘を狙うから
娘を助けてって頼まれた傭兵の隊長が一人で娘さんのバックアップに・・・

なんだろう昼に撮影してオープニングのシーンは夜間襲撃なはずなのに
昼みたいな明るさであったり暗かったりとスクリプターはなにをやってたんだろうって言うようないい加減さも散見できるんですが
今時のデジタル器材になればいつでも撮影済み部分を見返せるから
繋がりを熟知してるスクリプターってスタッフに存在しないのかな

でヒロインとしての社長の娘がこれまた喧しい系役所と、それに呼応するかのような従兄弟なオネエを庇護して拳銃一丁で護衛する隊長さんの活躍なんですが
ヒロインの喧しさが、実に映画のリズムを壊しているから
実に後半はあんま面白くない作品に・・・

でも意外なラスボスというか、こいつ絶対裏切り者だろうって見ていた人物ではない人物がラスボスみたいに正体を現した時には
個人的に予想を外されたんですが・・・
で、そのラスボスの拳銃なんですが、一応マガジン外して弾数数えて隊長と対決するんですが
何十発撃てるんだってくらい弾がリロードなしに無尽蔵に発射されたのには呆れてしまいましたが・・・

ちなみに傭兵は6人いるんだけど、どうしてラストのクライマックスでの隊長救出に来られたんでしょうか
で派手に銃撃戦をhsじめるんだけど勢いとか弾着、火薬とか完全にオープニングシーンに負けてるわけで
完全に映画として成立していたのは、意外なラスボスの正体くらいだったかな
中国映画で西洋まがいな作品を作ってみても仕方ないと思うんだけど・・・
これって私だけが感じてる事かなぁ?
 
2020年製作、中国映画(日本未公開作品)
ジュ・ジャオリャン監督作品
出演:ワン・ハイシァン、ティェンイン・ペン、ジャック・トゥ

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