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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

プラットフォーム

2021-06-25 23:25:49 | 洋画
よくわかんない作品でしたが、なんか実に汚い作品だったなぁ
床と天井の中央に穴が空いた謎の不気味な部屋で男が目覚めると
部屋にいたもう一人の老人が“ここは穴の第48層階・・・”
と穴の構造とシステムをちゃんと説明してくれるものの
なんで主人公がここに居るのかとか、どうしてこう言う境遇に置かれたのかとかは
なんの説明もないままお話が主人公のこの穴からの脱出劇へと進んでいくお話

そんな脱出を試みる中でさまざまに複雑な人間の本音に出会う様を描いていくんですが
房というか部屋の中央に四角い穴が開いていて、どういうシステムで動いているのかわかりませんがプラットホームって言う台に上から順に下に向かって料理が一定時間其の階に止まりますが
上から順に喰われていかれてますから下の階はもう残飯状態
それでも階が下がればどんどん食い物は無くなっていくわけでして
 
さらになぜか男も女も囚われの人間は毎月階が変わってうえに行けば行くほど楽しみがあり
下に行けば行くほど酷い有様に
見ていて思ったのは現実社会のヨーロッパに根強く今でも残ってるヒエラルキーな社会構造の比喩でもありような
この舞台の皮肉さが浮かび上がってはくるんですが
最初に書いたように実に食い方からして、残飯ばっかりだし
さらに排泄物とか出てきたりで実に汚い作品
構造上と人間の業ですから汚いのにもそれなりに理由付けがあったりもしてるんでしょうが・・・
 
人も死ぬし殺されもします、それもまたエグいしグロいいき
最終的に主人公は最下層までプラットホームを利用して落ちて
そこからプラットホームが上に回収されていこうってのを利用しようとするんですが・・・
 
現実社会でも階級社会は壊せないという寓話だったようですね
ヨーロッパ人でないとわからない作品と言っても過言ではないかも
 
2019年製作、スペイン映画
ガルダー・ガステル=ウルティア監督作品
出演:イバン・マサゲ、アントニア・サン・フアン、ソリオン・エギレオル、エミリオ・ブアレ
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極道の紋章 レジェンド 第三章

2021-06-25 19:19:41 | Vシネマ
今月もとうとう25日を迎え、オールイン作品の時期に入りましたねぇ
お天気が不安定の中なんとかライツキューブ作品4本をレンタルしてきました
まず最初に見るのはやっぱコレでしょう
 
白竜さんが企画製作して、片岡修二さんが前シリーズに引き続いて
白竜の津浪、松田一三演じる関西俠友会初代会長前崎哲雄が侠友会から引きずり下ろされて
川谷組の食客となって、再び関東の雄弘和会と戦う姿を見せてくれる新シリーズ
「極道の紋章 レジェンド」も、もう第三章になるんですね
前作では関西を二分する京阪連合を消滅させられた弘和会は関西から撤退しその矛先を九州に移した関係で弘和会は九州の誠真会を取り込み
次々と九州侵攻をしていく弘和会に対し、九州は一つでないといかんと古井榮一の緒方組が弘和会と誠真会に異を唱えたために、誠真会から狙われてしまい
津浪は川谷組組長の芝浦と九州の緒形組二代目とで盃を交わすよう促し、弘和会の九州侵攻に歯止めを掛けようとした

一方津浪たちの行動を面白く思わない、関西侠友会の下元史朗演じる新会長の嶺井は飛野悟志演じる新井組組長に川谷組の組長暗殺を示唆するが
俠和会の内通者によって難を逃れる
川谷四代目の國本鍾建演じる芝浦は報復を考えるが、前崎に一応制止されるものの
今作の流れの中で新井は倒されることに・・・

一方、何を考えたのか山口仁演じる弘和会の梶山はなんと津浪に接触してきたものの話し合いは物別れに
梶山の思惑はあわよくば九州から津浪を去らしたかったようですが
関西では侠友会の新井が前崎と芝浦に殺され
そして九州では津浪の?助っ人で梶山がいる前で緒方二代目は誠真会を壊滅させてしまい
九州は平定され弘和会は九州から撤退してしまう
そこになんと梶山を頼って俠和会を畳んだ嶺井が”敵の敵は味方“って言う理屈から
盃を受けにやってくる
 
関西から俠和会が消滅してしまい大阪は二大勢力が消滅し群雄割拠の巷と化すとこで終わる
 
今回は第四章の予告編がついてないために、次にどうなるのかわからないまま再来月の第四章のかリリースを待つしかないようですね
山口仁と下元史朗がくっつくとはねぇ
敵として不足はないが三つ巴ではなくvs構造になってしまいましたねぇ
 
2021年製作、日本Vシネマ、SJ作品
片岡修二脚本・監督作品
出演:白竜、松田一三、國本鍾建、水元秀二郎、大山大介、時任盛二郎、中澤達也、中川翔太、飛野悟志、五十嵐剛、本田広登、武田幸三、古井榮一、工藤俊作、下元史朗、山口仁
コメント (2)
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