相馬仁は阪神連合との大阪抗争終結後一週間の間に前作「日本極道戦争 第十章」で岡山に侵攻してきた九州の豊秀組を撃退していて
大阪では身の安全を図った蛍雪次郎演じる神征会三代目は、三代目引退と神征会の解散を勝手に警察に届け出てしまったため
大阪の極道はバラバラになっていて、なんと阪神連合の桑田昭彦演じる張本と仁科克基演じる相馬組の若頭永井の二人が組んで大阪の各組織を駆けまわって団結を図っていた
その一方で岡山を一応納めて豊秀組を制しようと相馬は九州に渡ってくるのであった
そんな相馬の前に豊秀組の組員とトラブルになっていた川上奈々美演じるクラブ歌手花咲麗香を助けたことで新たなるトラブルへと巻き込まれていくのだった
そうだったんですかほとんどチョイ役ではあるものの東映作品である小沢仁志さん主演のヤクザと合唱を融合させた配信極道Vシネ作品「列島制覇-非道のうさぎ- VOL.1 」に川上奈々美さんが出演されてたのは
この作品での出会いがご縁だったようですね
第十章では佐藤寛子さんが、あきらかに女優さん不足のだったオールイン作品にゲスト出演されていたのと同様に
今作自作最終章と川上奈々美さんがヒロインなんですね
彼女自身“AV女優というレッテルに拘らず、女優さんが己の肉体表現として
リアルセックスの作品にも出演してるってのいう女優がいてもいいんじゃないか“
ってピンク映画とかエロチックOVとかのなんかの作品のインタビューで答えていらっしゃったのを覚えておりましす。
そんな彼女の第一歩の作品になるのかなノンヌード作品として
着実に女優さんへの道を歩かれてるようですね
そんな彼女に注意を向けていたために不覚をとる相馬仁ではあるんですが
そうは簡単に敵の術中に落ちない相馬仁だったなぁ
そういえば桝田幸希演じる財閥の娘と政治絡みで、神征会の後釜を狙う阿部亮平演じる吉永組組長の塚田も九州に入ってきてるんですね
エキストラには九州小沢会の面々が出演されてるのかな
そして福岡に長期ロケに入ってる強みでロケ地と商業施設とのタイアップ担当に今回も一役買わされる友和さんの食いっぷりがいいんですが
このはシリーズも終了ってことで小沢仁志さんにもリキ入ってきてるんでしょうか
極道映画はその泥臭さでシノップスは成立してくるんですが
今作はどこかモダン風に撮ってるんですね
個人的にはどこかチグハグ感が急にこの作品に現れてきてて
ちょっと違和感
次作が最終章ですか、相馬仁命果てちゃったらどうしようかなぁ
2021年製作、日本Vシネマ、日本極道戦争製作委員会作品
港雄二監督作品
港雄二監督作品
出演:小沢仁志、阿部亮平、桑田昭彦、仁科克基、吉田由一、友和、滝川基治、川上奈々美、桝田幸希、速水今日子、武田幸三、松田賢二、宮本大誠、高杉亘、永倉大輔、新藤栄作、四方堂亘、浜田晃、螢雪次朗