MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

ゾンビ津波

2021-06-11 23:20:14 | 洋画
ヒューマントラストシネマ渋谷の恒例企画興行<未体験ゾーンの映画たち2021>で上映された一本
配給がトランスフォーマーなので期待してはいませんでしたが
主演のハンターのお顔を見たら
そしてオープニングになんとアメリカのペイチャンネルsyfy originalのロゴマークがってことで誰もが思ってると思うんですがasylum作品と一線を隠してるあの「シャークネード」シリーズを制作してるチームが新たに
海の中からゾンビが地上に襲ってくるという新たなサメより怖い存在の生き物ってかゾンビだから死人やねぇ
ゾンビに襲われた地上の人々の運命やいかに・・・
 
ってある意味サメをゾンビに変えただけの作品を製作してくれはりました
syfy original作品ですから見ててもそれなりに楽しめる作品となってましたが
このゾンビ、先にネタばらしちゃいますけど
海の中から登場しできます、さらに泳ぎます、でもタイトルにあるように泳いで見せてもゾンビはゾンビですから
陸になかなか到達しません、その後彼らを陸に運ぶのが津波なんですね
そしてもう一つ、噛まれ人間はゾンビになりますが、このゾンビ頭を撃ってもそれでダウンしませんからねぇ
人体をぐっちゃぐちゃにせんとあきませんが
それじゃこっちの人間がもちこたえられませんから、唯一の弱点は電気で感電死させることですかねぇ
テーザーガンなら有効ですが拳銃じゃ頭撃っても死にゃしない
 
ある会社の化学実験で生まれたゾンビですから、化学薬品汚染されて真っ青なゾンビです
ゾンビ役の方々はみんな真っ青ですねぇ
ただ地上で噛まれた人は普通ゾンビのメイクでしたが
 
とある島の沖合で、友人たちと釣りに興じていた漁師のハンターたちが魚の代わりに全身が真っ青に染まった謎の死体を釣り上げてしまう。とりあえず船の上に引き上げてみるやいなや、どういうわけだかゾンビとして覚醒し有無を言わさずたちまちハンターの友人の姪の喉に食らいつく
 
さらに間の悪いことに、そのとき海で大津波が発生し海面を漂う大勢のゾンビを巻き込んで沿岸に迫り陸に上陸し、ビーチに壊滅的な被害をもたらした上、波に押し流されてきたゾンビたちがそのまま陸地で破壊活動を開始
島ではゾンビと津波という二重の脅威による阿鼻叫喚の地獄絵図が展開されることとなるわけでサメよりもたちが悪いんです
そんなわけでゾンビメイクもsyfy TV ですからasaylumと違ってさほどCGに頼らずにしっかりメイクされてるし
ある程度満足のいくようなゴア描写もありますして、それなりに楽しめる作品になってはいるんですが
 
結局ゾンビに噛まれたりして一人死に一人ゾンビに化身したりで
最終的にはハンターとその彼女の医師とその娘ともう一人しかこの島で生き残った人はおらんという有り様に・・・
製薬会社が人体実験に失敗しその被験者を船もろともに沈めて隠蔽していたものが地震で船が壊れてゾンビが溢れ出し
津波に乗って陸に揚陸してきて島全体が壊滅しちゃったって言うお話
 
今までもゾンビは陸では波状攻撃で津波の如く押し寄せてくるような作品もありましたから
字面からあんな攻め方で来るのかって思っていたら津波に乗っかってやってくるんですね
頭撃っても倒れないって言うゾンビが新しいかな
第二波、第三波のゾンビ津波がありそうな気がするけども・・・
 
2019年製作、アメリカ映画
アンソニー・C・フェランテ共同脚本・監督作品
出演:アイアン・ジーリング、エリック・チカシ・リンズビクラー、シェルトン・ジョリヴェット、チェリー・カシディ、テイタム・チャイニークイー
コメント (2)
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さんかく窓の外側は夜

2021-06-11 18:47:25 | 邦画
日本映画を積極的に見て行こうって言う企画で見た作品でしたが
なんかよーくわからん映画だった、ってのが正直な感想
岡田将生、志尊淳、平手友梨奈の三人を見る映画なんでしょうか
見る基準としては、キラキラ映画ではないと言うだけですからねぇ
ダークファンタジーミステリーなのか、ホラーミステリーなのかようわからん作品
見終わって調べたら、これも原作コミックがあって、原作ヤマシタトモコさんのニューBL作品らしいと言うことはわかりまして
劇中らしき雰囲気なシーンもあったようですが
正直個人的にはこの映画BL的な雰囲気は薄いような気がするし
何がどうでどうなんだ?って言う映画だったえ

平手友梨奈さんがヒロインなんですね、いっちゃん最初に北川景子さんと絡まれてて
なんと北川さんが登場してきたので、映画の情報全く入れないから
北川景子さんまたこの映画のヒロインだって思い見てたら
なんとワンシーン2カットで昇天させられてしまいました
駅を聞かれただけの通行人でしたが
このシーンで舞台は横浜、そしてダークファンタジーな作品っていう企図を持ってのカメオ出演だったんでしょうか
それにしても平手友梨奈さんのキャラ設定がよくわからなかったなぁ
 
あと和久井映見さんもぜいたくな使われ方だった
個人的には滝藤賢一さんが、これほど活躍されるとは思ってもいませんでした
霊を除霊というか浄霊する岡田将生さん、そして霊が見える志尊淳くんのお二人が組まれ滝藤賢一さんの捜一刑事と被害者の霊を見つけそれを除霊することで事件を解決していくお話で進行して行って・・・・

こういう展開の作品だと思っていたら、後半平手友梨奈さんが絡んでくることから
プロットがどうにも破綻してきてるし
その後着地点がなんと
どこぞのカルト宗教団体とかで
この存在自体だけで面白い作品が一本作れるはずですが
このカルト宗教集団で若い頃の岡田将生の半生を描いてくるとは
完全に破綻してるだろう
 
「プリンセストヨトミ」が非常に面白いかったんですが
それと同じ脚本家の相沢友子さんの脚色なのによくこんなわけのわからん作りになった作品になったなぁ
多分に原作が長いんでさらに続編作るような終わり方だったんでしょうか
全体的に暗いし、あんだけ志尊淳の子供時代を描くなら彼が周りから無視される存在でなく、どうして霊が見えるのかをちゃんと描くべきでしょ
 
2020年製作、日本映画、「さんかくまどの外側は夜」製作委員会作品、松竹配給
森ガキ侑大監督作品
出演:岡田将生、志尊淳、平手友梨奈、滝藤賢一、筒井道隆、マキタスポーツ、新納慎也、桜井ユキ、和久井映見、ー北川景子
コメント (2)
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