先に言っておきますが、私はハロヲタでした。
東日本震災を受けてヲタを卒業したのを覚えています
したがってこの映画でのハロプロ世代は全くのど真ん中でもあり
そんな関係で見てみたいなァ、私にとってもおんなじ”あの頃“なんですよね
ってこの映画で松坂桃李演じてる劔樹人氏のある意味青春回顧録的な原作にも句点が付いているのは
ハロプロ主戦力のモー娘。に句点がついてるからですよね
松浦亜弥のデビューイベントに仕事サボって読売ランドに行ったよね
チューブトップがステージで下がっちゃったハプニングとかあったり
確かゴマキがソロデビューしたときの横浜アリーナでのハロプロでの披露の歌唱中にブラウスのボタンが飛んじゃったのも見てるし
思い出してもいろんなハロプロメンバーと握手していたよな
いっちゃん最後の握手したハロプロメンバーは今ではサッカー選手の奥様に収まってるし・・・
って事で、自分のハロヲタ時代を回顧するような作品だと思って見てまして
そういう意味では前半はよかったなぁ、シンクロする部分があって
しかし、どこから
この松浦亜弥を見つけてきたんだろう
このうわ目使いなんか並のことではできないよねぇ
そして遠目では完全にあややでしょ
前半は自分に置き換えて、わかるよなぁ
って言う部分が多かったんですが
後半主人公が東京に出て音楽家として、今が一番楽しいよ ってな調子で、音楽活動に前向きに暮らす中、
昔のハロヲタでいっちゃん性格の悪かった仲間がガンになってしまったところから
全くついていけなくなってしまって
こんな暗いお話になろうとはってというムリクリなハロプロにつながらせての
最後は、死ぬ間際にこの男が「恋 ING」を聴きたがってたことを判明させて
エンドクレジットでそれを流すという芸当はチョイお見事でしたけども・・・
あややは今の役者さんが演じられていましたが
劇中石川梨華の卒業コンサートでのステージ映像はDVDからの転用でしたが
よくまぁ松坂桃李周りにエキストラをよく集められたなぁって感心
アップフロントが協力してるようで著作権はクリアしてるようでしたねぇ
青春群像劇としてはさすが今泉監督だとは思わされましたが
思っていた作品とはだいぶ違った作品だったなぁ
2021年製作、日本映画、「あの頃。」製作委員会作品
劔樹人原作、冨永昌敬脚本、今泉力哉監督作品
出演:松坂桃李、仲野太賀、山中崇、若葉竜也、芹澤興人、コカドケンタロウ、大下ヒロト、木口健太、中田青渚、片山友希、山崎夢羽(BEYOOOOONDS)、西田尚美