MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

あの頃。

2021-06-23 23:38:57 | 邦画
先に言っておきますが、私はハロヲタでした。
東日本震災を受けてヲタを卒業したのを覚えています
したがってこの映画でのハロプロ世代は全くのど真ん中でもあり
そんな関係で見てみたいなァ、私にとってもおんなじ”あの頃“なんですよね
ってこの映画で松坂桃李演じてる劔樹人氏のある意味青春回顧録的な原作にも句点が付いているのは
ハロプロ主戦力のモー娘。に句点がついてるからですよね
 
松浦亜弥のデビューイベントに仕事サボって読売ランドに行ったよね
チューブトップがステージで下がっちゃったハプニングとかあったり
確かゴマキがソロデビューしたときの横浜アリーナでのハロプロでの披露の歌唱中にブラウスのボタンが飛んじゃったのも見てるし
思い出してもいろんなハロプロメンバーと握手していたよな
いっちゃん最後の握手したハロプロメンバーは今ではサッカー選手の奥様に収まってるし・・・
 
って事で、自分のハロヲタ時代を回顧するような作品だと思って見てまして
そういう意味では前半はよかったなぁ、シンクロする部分があって
しかし、どこから
この松浦亜弥を見つけてきたんだろう
このうわ目使いなんか並のことではできないよねぇ
そして遠目では完全にあややでしょ
 
前半は自分に置き換えて、わかるよなぁ
って言う部分が多かったんですが
 
後半主人公が東京に出て音楽家として、今が一番楽しいよ ってな調子で、音楽活動に前向きに暮らす中、
昔のハロヲタでいっちゃん性格の悪かった仲間がガンになってしまったところから
全くついていけなくなってしまって
こんな暗いお話になろうとはってというムリクリなハロプロにつながらせての
最後は、死ぬ間際にこの男が「恋 ING」を聴きたがってたことを判明させて
エンドクレジットでそれを流すという芸当はチョイお見事でしたけども・・・
 
あややは今の役者さんが演じられていましたが
劇中石川梨華の卒業コンサートでのステージ映像はDVDからの転用でしたが
よくまぁ松坂桃李周りにエキストラをよく集められたなぁって感心
 
アップフロントが協力してるようで著作権はクリアしてるようでしたねぇ
青春群像劇としてはさすが今泉監督だとは思わされましたが
思っていた作品とはだいぶ違った作品だったなぁ
 
2021年製作、日本映画、「あの頃。」製作委員会作品
劔樹人原作、冨永昌敬脚本、今泉力哉監督作品
出演:松坂桃李、仲野太賀、山中崇、若葉竜也、芹澤興人、コカドケンタロウ、大下ヒロト、木口健太、中田青渚、片山友希、山崎夢羽(BEYOOOOONDS)、西田尚美
 
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キーパー ある兵士の奇跡

2021-06-23 19:13:52 | 洋画
もうセットに組み込む作品も底をついてきてるようで
個人的に使ってるTSUTAYAさんにもGEOさんにも導入されてない作品もあったりするからねぇ
あんま見たくないような作品もセットに組み入れてこなくちゃならなくなるんだけども
こいつは借りてよかったと思える作品
第二次世界大戦末期の1945年、フランス戦線でイギリス軍の捕虜となったナチスの兵士が、捕虜収容所でサッカーのキーパーとしての技術力を見出されて
地元のサッカーチームの監督が降格を恐れてなんと捕虜をサッカーチームに入れて今シーズンノーゴルで降格を回避しちゃうんです
それを聞いた名門フットボールチームのマンチェスター・シティFCの顧問が実戦の彼を見て
ゴールキーパーとして入団テストを受けさせたことにより
何せマンチェスターはユダヤ人の多い街でナチの兵士ということだけで戦犯としての誹謗中傷を浴びせられつつもFCのゴールを守り抜き、
戦争捕虜から解放されたのちも、前の監督の娘に恋をしてドイツに帰国せずにイギリスに残りマンチェスターのゴールを守って
ついにイギリスの国民的英雄として敬愛されるようになったって言う
実話ベースのストーリー

元ナチス兵がイギリスの英雄に・・・
これだけ聞くとフィクションと疑いたくなる話ですが、主人公のトラウトマンは実在の人物で、戦後イギリスでのごるキーパーとしての活躍が認められて、1997年にドイツ連邦共和国功労勲章を、2004年に大英帝国勲章を受賞している人物です
ちゃんとwikiにも“バート・トラウトマン”の項目もあります。

そんな彼が捕虜となる戦闘シーンから始まり、イギリスのランカシャー州アシュトン=イン=メーカーフィールドの捕虜収容所に収容されて
タバコ欲しさに仲間の捕虜にPKを完全阻止のゲームを挑んでるとこを、地元のサッカークラブ、セント・ヘレンズ・タウンAFCの監督である食料品店の店長の目に留まり
降格を前にして究極の選択として敵兵である彼をキーパーとして出場させて・・・
この時代イギリス国内に収容されたドイツ兵には地元の商店や地元貢献への労働が課せられていたのを利用されたようですが
 
いきなり昨日まで敵兵だった人物が自軍のゴール守るって知らされたクラブ連中の心境はいかがなものだったんだろう
トラウトマンの心境も同じだろうけど、そこはスポーツマンだったってことなんでしょうね
戦後も大分進み1948年にトラウトマンは捕虜のドイツへの送還の申し出を拒否し、1948年に釈放されると食料品店の娘に恋心を抱いていたのもあり、そのままランカシャー州に定住結婚してしまう
 
そしてマンチェスターに加入しゴールを守っていくんですね
知り合いも誰もいない敵国でたった一人で生きていくのはつらいきとだったようですが
そんな環境で自ら技術を磨いてその技術力でイギリス国民に認めさせていく姿を尺の関係で淡々と見せてくれているのですが
もうちょっと彼の内面が描かれてもよかったようね気もしないではないですが
子供の死を戦時中のある事件とむづびつけたりして映画としての山場を作っているんですね

実話ベースのスポーツ作品と見せといてある意味、元ナチス兵士と敵国イギリス人女性とのラブストーリーであったような作品でした
っていうかWikiによるとこの彼女とは離婚していたんですね
それにしても長生きなお方ですねぇ
 
2018年製作、イギリス・ドイツ合作映画
マルクス・H・ローゼンミュラー共同脚本・監督作品
出演:デヴィッド・クロス、フレイア・メイヴァー、ジョン・ヘンショウ、ハリー・メリング、マイケル・ソーチャ、ゲイリー・ルイス
 
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