MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

ハード・キル

2021-06-07 23:16:02 | 洋画未公開
6月3日リリースのブルース・ウィリス主演の作品かと思ったら
なんとウィリス脇役じゃんか
個人的にはウィリスがジャケットにいると、なんも考えずにセットレンタルに組み込んでしまうんですが
ここんとこウィリスは作品選ばないってのもあるし
省エネかなんか知りませんが美味しいとこだけ持ってってしまうとか色々こちらを翻弄させてくれるんですが
 
なんとここんとここのマット・エスカンダリ監督と組んで「ナイト・サバイバー 」とか、「THE LAW 刑事の掟」と組んで映画撮ってて
この作品が3作目
ってこともあって、年齢的なこともあったりで、一応頭だけとか最後だけでなく
助演という作品でちゃんと最初っから最後まで出演されてたのは買えるけど
 
こういったアクション作品でなんと廃工場でテロリスト軍団との攻防戦だけを描いたワンシチュエーション作品だった
主役は傭兵軍団のリーダーを演じてるジェシー・メトカーフだったんですね
 
お話としては、世界を破壊してしまう絶大な力をもつ量子AIシステム”プロジェクト725”
その発明の親であるのはそのシステムを開発した社長の娘
社長になんとウィリスが演じてる、そんな娘が最悪のテロリストパードナーの策略によって彼女もろとも奪われてしまった
その娘と交換にシステムを解除させないコードを知ってるのは父親であるウィリス
世界征服には”プロジェクト725“を起動させて全世界の機能を麻痺させることで
社長だけど知ってるコードを入れて起動させなければならず
 
人質の娘と交換に廃工場で取引を持ちかけられたものの
テロ組織を阻止せねば全世界が崩壊してしまうし、娘は助け大介しで
事件解決のため、傭兵デレク・ミラーをリーダーとするチーム5人を高額で釣って
娘救出とテロリスト殲滅を計画するのだった
 
そして半ば強制的に準備不足で、任務に挑んだ彼らの前に現れたのは
完全武装した圧倒的な数のテロリストたちだった
実は人質に取られたデイトンの娘もバードナーに騙されてていて
ほとんど非武装の拳銃だけのデレクチームと完全武装のテロリスト集団との廃工場での攻防戦が始まってしまう
どうあがいても絶望的不利な状況の中、それでもウィリスとデレク達は、
己の信念と世界平和のために命を懸けて戦いに挑んでいく1日を描いた作品
 
ウィリスはコードを知ってるために敵には渡せないってっことで隠れているだけ
ま、最後には出てきてちょっと銃も撃ちますけど
完全に脇に回っていましたねぇ
テロリストたちは派手に死んでいくのはあったりまえですし
敵の多さからデレク率いる傭兵軍団も一人また一人と死んでいくのもこういった映画の定石ですねぇ
 
この監督もウィリスと組んでの3作目、一応退屈はしないような作品には仕上げているにはいるんですが
さほど面白いって言う言える作品ではないもののオチずに最後まで見られる
 
2020年製作、アメリカ映画
マット・エスカンダリ監督作品
出演:ジェシー・メトカーフ、ブルース・ウィリス、ララ・ケント、エヴァ・マリー、テキサス・バトル、セルヒオ・リズート、スウェン・テメル


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白髪魔女記

2021-06-07 18:14:11 | アジア映画
4、5年前くらいに、ファン・ビンビンさんで映画化されていた「白髪妖魔伝」のリメイク作品でしたねぇ
1957に『白髮魔女傳』として梁が書かれた武俠小説が原作でして
先に書いた映画よりも先に日本ではTVドラマとして衛星放送でもOAされてたファンタジースウォードアクション作品に中国伝奇要素を加えた作品
 
TVドラマは見てませんが、ファン・ビンビンさんのヒロイン玉羅刹の白髪が美しかったのはなんとなく覚えているのですが
今作もやっぱ未公開作品でしたか
個人的には中国映画は昨日書いたような西洋に憧れれを抱いたような現代劇での銃撃戦映画よりは
武侠のヒロインに剣の強さと、そしてヒーローとヒロインの悲恋を絡ませての飛んで斬って刺してのワイアーアクションとCG多用してのチャイニーズ剣戟ファンタジー作品を作ってくれてる方が
個人的な好みと言ってしまえば、身も蓋もないんですが、私はこういった映画に中国映画は世界戦略として生きるべきだと思っているんですが・・・
 
時は明代末期。武当派の一番弟子である卓一航は、文武両道に優れているばかりか、祖父と父が高官である名門の貴公子で、将来の武当派掌門として期待を集める逸材であった
ところが、卓一航の父は朝廷内の政争に巻き込まれ、冤罪で処刑されてしまい
父の亡骸を郷里へ移送する途次、華山へ立ち寄った卓一航は、そこで一人の美しい女性玉羅刹と出会い恋に落ちるものの
実は女盗賊の棟梁であった。
やがて恋に落ちた2人は、共に闘いを重ねる中で次第に絆を深めていくが、
武当派の次期掌門に指名された卓一航と、玉羅刹が結ばれることを
武林の名門を自認する武当派の長老たちは決して認めようとしないばかりか二番弟子が卓一航を騙し師匠まで殺しさらに玉羅刹を捕まえて処刑しようとすると
なんと怨みからか玉羅刹の髪が見る見る白髪になり
 
卓一航の胸に向けて彼女の剣はまっすぐに・・・
 
見てて退屈はしませんねぇこういった中国映画は
目まぐるしく飛んでみたり剣と剣との剣戟シーンも動きが激しくて
まるで舞踊を見てるような、そんな作品って
やっぱ中国独特之もんですよねぇ、どの国でも真似できない
飛んだり跳ねたりの舞踊的な剣戟ではなく、まともにぶつかり合う肉弾と剣と槍でのリアルアクションとなるのが
これまた中国映画でしかできないかと思える『三国志』の様々なエピソードを抽出してクローズアップさせてくれる中国映画も捨てがたい
 
2020年年製作、中国映画(日本未公開作品)
ジョウ・ティアンユ監督作品
出演:ジャン・ウェイナ、シー・ジュンジャー、ノーマン・チュー
 
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