ここんとこ2、3日立て続けに、1日7、8時間連続指定
中国連続ドラマを見ていたら、なんとなく気休めにエロっぽい作品が無性に見たくなり
そういえば購入してまだ見てない我が敬愛してやまない山内大輔監督のこの作品があったな
ってことで6月4日に東映チャンネルでも深夜枠でOAされていたので、DVDを封切るのもと思いつつそっちを見ましたら

TVOAと2020年の<OPフェス>用のタイトルが「おっさんとわたし」
スターボードからR -15で6月4日にDVDリリースされた時のタイトルが「おっさんとわたし カラミ逢うヒモ」

そして劇場公開のR -18作品は「はめ堕ち淫行 猥褻なきずな」だそうで
さらに言わせてもらうと佐倉絆さんの引退記念作品だったようです。
にしてはOP映画に、そして山内監督作品にもそれなりに貢献してきてる佐倉絆さんにしては
実に寂しい引退作品になってるような

同じ山内監督さんは朝倉ことみさんに関しては「しあわせ配達人・ユリ子」と言う、
実に引退記念映画にふさわしい作品を作られてるのに
この差はなんだったんだろうって不思議に思ったのは、わたしだけだったのかしら?
そうなんですよね、確かにピンクの常として主演は佐倉絆さんなんだけど
この映画の主演はなんとおっさんというヒモを演じてる森羅万象さんの映画であって
佐倉絆はある意味狂言回しでしかない役だったし
物語のヒロインとしての立ち位置というか、悲劇のヒロインは並木塔子さんだったし

それでも森羅さん三人の女優さんと絡んでのヒモ生活を謳歌してるのはうらまやしい限りですし
なんだかんだって石川雄也さんがいっちゃん美味しい役だったかな
あの目玉を拾うシーンくらいかな山内監督らしい演出は・・・
そうだ山内監督ならではの喫茶店マリエールを使われていたことでしょうか

この窓際の席から見切れてる緑のシーンは、千鶴シリーズで何度も何度も使われてる喫茶店
あんまりみすぎて一度新宿の明治通りまで見に行ったけど中には入らなかったなぁ

山内監督としては辛うじて及第点の作品でしかなかった
長谷川千紗さんとか可児正光さんとか山内組常連さんが辛うじて佐倉さんの引退へ花をそえての出演だったのかな
切り口の違う記事はコチラ
2020年製作、日本ピンク映画、OP・PICTURES作品
山内大輔脚本・編集・監督作品
出演:佐倉絆、桜木優希音、並木塔子、森羅万象、石川雄也、可児正光、長谷川千紗、安藤ヒロキオ、須藤未悠、泉正太郎、井尻鯛
