実は、5月になんと1ヶ月も近所のTSUTAYAさんが、緊急事態宣言下で
臨時休業していたおかげで、日常このブログにウプする作品にはこと欠かなかったものの
見る作品が時間的に不足していたこともあって、ついに禁断の中国連続ドラマ「長安二十四時」に手を出してしまい
一気見がモットーなんですが、あるったけ4、5本と見られる分は一応一気にはなるようにですがレンタルして16巻まで見てきていて
今月之分もレンタルしておきましたが、実際同じ棚に中国王朝絵巻とは違う
現代劇の刑事ものがあったのでそっちに手をつけたのが、この「破氷行動~ドラッグ・ウォーズ~」全24巻、
いやこのブログでも西洋的な銃撃戦を描いた中国映画って”どうなんだ“って一応個人的には感じるとこもあるにはあるんだけども
いやはまりましたこの作品
中国の連続TVドラマって衛星放送で数本見てるんですが、先に書いたように一年を通じて一本の作品としてOAするから、ほとんどが48話で完結してるという長丁場が相場でして・・・
この作品もなんと全作2000分超え、まぁ借りてる人もいなかったので見続け4.5日でなんとか完走しました
ドラマはなんと2013年に中国広東省で実際に起きた麻薬摘発捜査を題材にした刑事ドラマでして
一応地名とかが架空の都市になっているだけで各話冒頭に“実際にあった事件を元に製作されたドラマ”と断りが入ります。
原題に邦題に”破氷行動“とあるように、いわゆる薬物は”アイス“と言われる覚醒剤
なんとその覚醒剤を麻薬撲滅模範村と毎年表彰される村全体で製作から国内国外へ販路を拡大して稼いでいる東山市のリン一家が組織する村全体で行う組織犯罪行為
実に巧妙に仕組まれてて見張りとか監視カメラとかで
よそ者が入り込めないほど組織化されてる組織と、
主な輸出先であるフランスの販売チャンネルを摘発した自称香港の実業家なチャオ・ジャーリン
実は彼は中国公安麻薬課副課長の友人で潜入捜査官だった
副課長は東山に自分が育てた部下を局長として赴任させるが
この人実は奥さんが散弾過去に撃たれて弾が体内に残ってて麻薬が必要から
この麻薬組織に懐柔されて警察官としては組織の手先になってて
副局長の養子として実はチャオ・ジャーリンの実子であるリーフェイという若い熱血警官の三人がこの村全体で組織化され排他的村を摘発しようとする警察官父子の闘いを一年かけて描いていく
ある意味大河ドラマですかね
先に書いたように村は排他的で警察も物ともしない連中と、実に慎重で論理的なリンz
村長は警察にも、なんと東山市長にまで食い込んでいて
この実父義父の警察官親子ですが、どのために敵は麻薬カルテルだけではなく、警察内にも潜り込んでいる関係で、誰が敵で、誰が味方なのか、敵も味方も互いの腹を探り合いながら模範お語りが進んでいくんですね
リーフィの勇足から始まり、罠にはめられ相棒がころされ、その犯人とされて
前半主人公は停職くらったり
義父が彼に女捜査官の警護をつけたりと
警察内部の裏切り者も次第に明らかにされていくんですが
こんだけ之長丁場でなんとヒーロー、ヒロインの恋愛模様もなくお話はサクサク進んでいくのが心地良い
しかし、ヒーローであるはずのリーフェイのラストっていうかクライマックスでの無活躍は一体なんだったんだろう
親子の名乗りあいで終わっちゃっていたのかなぁ
最後に主犯たちの犯歴と死刑と言った後日判決がスーパーで示されるものの
ヒロインが撃たれて意識不明のままどうなったのかは全く知らされなかったなぁ
取締る側も取り締まられる側も親子家族愛が一貫したテーマだったようですね
さて、今月の中国はまだまだ個人的には終わってませんねぇ
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