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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

華麗なる闘い

2022-09-16 23:17:01 | 邦画
衛星劇場で偶然拾った、そうブログ書いててのながら見だったため
タイトル撮れなくて辛うじてキャストクレジットからの録画始動
っていうことで内藤洋子さん、多分東宝が力入れて売り出そうとしてたアイドル的な女優さん
しかしなんと13、4本撮ったらさっさと結婚だか海外行っちゃって芸能界から引退しちまった女優さん
ある意味この映画ボディダブルではありますが神山繁さんとのベッドシーンまである映画
 
ファッション業界を舞台に、一人の若き女性がしたたかにのしあがっていく作品
そうだったんですねこんな野心的で打算に満ちた女性を描けるのは、やはり有吉佐和子さんの小説『仮縫』が原作だったんですね。
1969年の日本と言ったら高度経済成長を遂げ、もはや戦後を意識せずに日本は豊かさを享受できるようになった時代をファッションという世界で作られた作品
東宝さんも当時は怖いもの無しの百貨店の王者三越さんと提携して作った作品でしたねぇ
 
ある意味内藤洋子さんですし当時はまだ19歳だとかでこんな“華麗”とは裏腹な女と女のドロドロした闘いが演じられるだろうかっていう危惧は不要だったようですが
ドロドロな女の戦いはだいぶ薄まっていたのも事実っていうか
ドロドロ感を見てるこっちに感じさせなく
一人の若い十代の女の成長物語として昇華させていたのは一重に内藤洋子の持ってた透明感だったんでしょうね
 
当時では最新ファッションなんでしょうがやはり平成も終わり三代前になる昭和は今見るとビルの形から街を走るクルマとかファッションまでやっぱレトロでしたねぇ
 
ここ2、3日で多分ここにもアップされると思われるフランス映画の「オートクチュール」っていう作品もディオールのオートクチュールのお針子のお話でしたが
こちらの作品は女のドロドロを描くもののそこにヒロインの野望とかからきたものですから
全く同じお針子さんの映画で始まるものの国民性の違いもあるのかなぁ
 
これは衛星劇場での<田村正和>特集とは別くちがっnたようですが
この作品でも田村正和さんも出演されていましたねぇ
ちなみに内藤洋子の映画を見るのは私はお初でしたって書き添えておきますね
 
1969年製作、日本映画、東宝作品
有吉佐和子原作、浅野正雄監督さくひん
出演:岸惠子、内藤洋子、神山繁、浜木綿子、市川和子、山田はるみ、平田昭彦、田村正和
 
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エスカレート・プレイ

2022-09-16 16:57:12 | 洋画未公開
まずは月一本洋画の未公開エロチック作品がリリースされていますが
今月の一本がこの作品
イスラエル映画っていうことで実にボカシがかかりまくり
何せヒロインは性行為中に首を絞められたいという変わった願望を持つ女性なんです
そんな女とSNSで知り合った男
その男の子の子を宿した女
 
性的に男女が出会うパーテイで女は男に身篭ったことを知らせようとするものの
ヒロインと今夜はやるからということで告白できずに・・・
一方男はヒロインとセックスするものの
日本では法律があるからもうR -15では擬似であっても腰接シーンはあかんということでもうボカシが
それもでっかいやつが・・・
これでわたし自身は気持ちが削がれ
 
さらに子も儲けた女ともその翌朝におっぱじめる
それを俯瞰で捉えているからでっかくぼかされてて何してるんだかみてるこっちはまるでわかんない
 
さらにヒロインは犬の散歩のアルバイトしていて
ある意味デラシネっていうかホームレス
中年じゃないな初老の奥さん亡くして犬と住んでる金主の家で
そのまんま寝入ってしまう
 
朝起きたら主人が帰ってきてて
怒られずに身の上噺してるうちにその気になってしまい
ってこの人とは直接的な性描写はないものの
気持ちが繋がって二人が裸でキスしてそのまま会話してるシーンで突然に映画は終わる
 
現代に生きるモラルなき若者たちの奔放で自堕落な日々を描いてるとか思って見てたら
完全にすかされたような映画
正直言って何がなんだかわかんないうちに終わる映画
ある意味性描写だけを見せる映画において
いくら法律とはいえ一番の見せ場にボカシだらけ残しても日本じゃ
なんの映画見てるか全くわかんないやね
 
2021年製作、イスラエル映画
ハダス・ベン・アローヤ脚本・監督作品
出演:エリシーヴァ・ワイル、リーブ・レヴィン、ヨアヴ・ヘイト、ハダー・カッツ
 
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