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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

釜ヶ崎極道

2022-09-23 23:12:07 | 邦画
東映第三の任侠スターに若山富三郎を押し上げたのがこの「極道」シリーズ
俊藤浩滋が折り目筋目正しい筋モンではなく
己の欲望のまま直情突き進む島村清吉として、クライマックスでは機関銃にポン刀さらにダイナマイト任侠手榴弾となんでもありで作った一本限りの「極道」だったが
それが逆に10数本のシリーズ作になるとは思ってもいなかったに違いない
そんな欲望のままに己を通す主人公っていうのは
 
ある意味東映任侠映画のアンチテーゼだったのが、これが実は観客に受けてしまったようで
このシリーズ化から東映京都では若山組がまんま成立してしまい
勝プロで製作された「子連れ狼」シリーズでもなんと代貸のだ山城新伍除いてほとんどがこのシリーズにも出演してるし
東映京都での若山主演作にはみんな出てくる
公私混同の若山組でもあったようですが
 
この作品はそんな「極道」シリーズの8本目ともなると
もう島村組の連中も安定した奮闘ぶりですし、監督はこのシリーズ遠ほとんど手掛けてる山下耕作監督ともうどっから見ても安心安定の作品
ただプロデューサーは生みの親でもある松平乗道さんお一人だけ
 
プライベートでは若山御大安田道代さんとお別れになって
道代ならぬ三千に入れあげていたようで、盛んに東三千さんを色々な媒体では使われているようで、このまま映画でも加賀まりこさんに続いてのだ二番手ヒロインに・・・
 
時代的には戦後から離れて現代
っても昭和40年代の日本で、大阪新空港を巡っての土地収容問題が絡んでくる
ただクライマックスのケレンとしてはかなり弱い
まずは一般会社にの乗り込んで幹部連中を一方的にやっつけるだけでかなり物足りず
カタルシスは得られない作品だったように感じたのはわたしだけ?
 
劇中島村親分は東映撮影所に役者スカウトに行き、若山富三郎を“勝プロ、あんなもん目やないで”と一人二役の悪ノリ。
さらに“近頃は何でもポルノポルノ、芸よりは肌を見たがるお客さんが多くて”と、東映京都作品の完全自虐ネタまで打ち込んだきていましたねぇ
 
1973年製作、日本映画、東映作品
山下耕作監督作品
出演:若山富三郎、清川虹子、東三千、加賀まりこ、山城新伍、潮健児、関山耕司、佐藤京一、志賀勝、須賀不二男、渡辺文雄、志摩靖彦、遠藤辰雄、長谷川弘、原田力、天津敏、高橋とよ、有川正治、鈴木康弘、内田朝雄、小松方正、小田部通麿、山田良樹、若山ゆかり、大木実
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アース・レスキュー・デイ

2022-09-23 16:57:44 | アジア映画
これも中国産の近未来SF映画
中国のVFX技術が大中小のモンスターで遺憾なく発揮されていた映画
設定は近未来宇宙から巨大“鯤(クン)"と呼ばれるエイリアンが来襲!してきて
この”大鯤“は中くらいや小さい子供というようなエイリアンの”鯤(クン)"を産み出して
人間共を襲いまくったために、人類は地球の地上に住めなくなり
地下に都市を建設して“鯤(クン)"と戦いながら20年、侵略20年後に“鯤(クン)"に支配された地上を取り戻そうと、地球上の人類は中国を中心に連合政権を発足させて決死の戦いに出るとこからこの物語が始まる
 
夜中に見てるんで目が大分疲れてきてるんで日本語音声があったのでそれで見ていたんですが
巨大から大中小の”鯤(クン)"が人間をくいまくって集団で襲ってくるわけでして
そのモンスターの容姿が八本足で節足胴体とかでまるで蜘蛛の様に見えるんです
セリフで”クン“.って言ってるんですが、見てる間は”クモ“っても聞こえていて
私自身はそのまんま“クモ”だって最後まで見てまして
見終わってネットで初めて“鯤”だって知ったんですが・・・
“クモ”でも通用して見てられた作品でした。
 
20年前に”鯤(クン)"が地球に現れた時に、その騒動で父親が“鯤(クン)"に殺された孤児モー・フェイがこの映画の主人公
地下都市で空飛びとしてゴミ拾いしつつ生活している青年
借金取りのヒロインシャシャに追われて逃げ回ってるうちに
人類は世界規模連合を組み、中国軍が中心になって、世界各地の磁力基地からエネルギーを集め、地表付近で産卵する巨大クンを、強力な電磁砲で倒すというも計画が樹立されて
各地から軍隊が集合してくるが、察知した”鯤“は子供を人類殲滅に派遣してくる
何せ銃で1匹ずつ撃つわけで撃退するものの物量の差で人間側が追い詰められていく中で電磁波で倒そうと軍隊とヒーローヒロインが活躍するだけのお話ですが
 
こういった架空のモンスターの敵にしても
そこは中国映画ですから人類は中国を中心に一つに纏まってことにあたる
それも軍人でもなく一般人の若者がヒーローとなるという
ある意味こんな映画でもプロパガンダとしてしまう中国映画はさすがです
 
さて現実世界でクモがダメな人は見ない方がいいかも
って事で今回はモンスター画像は省略。“クン”じゃなくて“クモ”だよねあの大中小のモンスター造形は・・・
 
2021年製作、中国映画(日本未公開作品)
フイ・ユ監督作品
出演:リン・シャオスー、ジャン・チャオ、リウ・ジエンユー、ワン・ズージア、ユー・ロングァン、ユー・エンタイ、フー・イーレン、チン・ウェンジン、ワン・ロン
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令和エロス噺~誘う女たち~

2022-09-23 02:40:48 | OV
チャンネルNECOでの深夜枠プログラムとして
「世にもエロスな物語」から始まり、「令和エロス噺」この2シリーズでそれぞれシーズン2までOAされ、現在は「令和エロス噺」のシーズン3に入り
なんとR -15に再編集された各作品の尺が20分弱になり
ついに3オムニバスから4オムニバス構成になって
このシーズン3は、今まではちゃんと各作品のオチまできっちりこちらに提供しているくれていましたが
今シーズンでは濡れ場を見せとけばいいだろうっていうような感じだった

しかし今作ではOAタイトルのロールも作られたし
各エピソードにもTVOA用のタイトルもつけられていたのは良かったかな

第一エピソードはこのシリーズでは、今作がお初ですが、チャンネルNECOでの「人妻花園劇場」シリーズ乗り方で出演されてたたかせ由奈さんというAV女優さんの
「美人妻の誘惑」という作品
オルガのAV本編では「マゾなお義姉さんの誘惑-義弟に調教されたい美人妻-」という作品

兄夫婦宅に転勤の都合で2泊することになった京介
義姉の美しさ日本心は乱されていた、夜中に目を覚ました京介は兄夫婦の変態SEXを覗き見してしまう。翌日夫は今夜帰ってこないと告げる義姉から“私を調教してほしい”と誘われる・・・

第二エピソードはピンク映画やエロチックOVで私にはお馴染みの神納花さん主演の「いたずらな女教師」という作品

オルガ本編の方では「牝蛇教師-舌が纏わる痴虐な授業-」という120分の作品

新しく赴任して来た美人教師の花江、そのフェロモンで瞬く間に生徒と職員室での人気者になるが、ある晩、花江の性の裏授業を覗いてしまう用務員
なんと花江は生徒に若いエキスを吸い取る蛇の化身であったのだ・・・
蛇の化身という事で神納花さんの濡れ場でのベロが実に蛇の様に演出されてたなぁ

第三エピソードは「令和エロス噺」シーズン2の「令和エロス噺~悦びを抑えられない女たち~ 」に出演されてたかなで自由さんというAV女優さんの「受け身な私」という作品

”自由“と書いて“みう”って読ませるらしい
オルガ本編では「変態でマゾな私の願望を叶えてください。」という135分もあるAV。

平凡な女子大生のみゆはマゾな欲望を欲していた。自分の願望通りの調教AVをネットで見つけて見つけ、抑えても抑えきれない被虐性癖からみゆは監督に自分を調教して欲しいと連絡する・・・

第四エピソードは、わたしにはお初のAV女優さんである本多由奈さん主演の「覗き見た兄嫁の秘密」という作品

オルガ本編では「禁断盗撮!! 覗いてしまった兄嫁の秘密」という120分のAV作品

これまた急な転勤のため上京してきた健二は、兄夫婦の家に居候をする。
家中に仕掛けられた隠しカメラの映像を発見する健二。そこには兄嫁の恥ずかしい姿が盗撮されていた。兄嫁に盗撮を知らせると兄嫁はあなたを誘惑するために仕掛けておいたのよって・・・

今回は第一と第四がなんと義弟を誘う兄嫁って言う似かよった作品でしたのが・・・

切り口の違う記事はコチラ


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