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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

ブラインド・ラブ ~言い出しかねて~

2022-09-20 23:09:11 | ピンク映画
日本映画専門チャンネルのが企画プログラム“おとなの桃色シネマ白書”9月の2本目は
この「ブラインド・ラブ ~言い出しかねて~」という国映製作、新東宝配給のこの作品

R−18での劇場公開の時のタイトルは「わいせつステージ 何度もつっこんで」という完全なるピンク映画全としたタイトルでしたが
R-15版でOAされたこの作品は2006年にインターフィルムからDVDリリースされたときのDVDにR−15の修正ボカシを入れただけだと^_^
 
要は“ブラインド・ラブ”のタイトルが示す通り、チビな腹話術師大助のもとに、ファンだという盲目の少女ヒカリが訪ねてくる。
彼女は大助の声を聴いて彼に一目惚れして花束を持ってきたが、ひょんな事で花束を受け取ったのは大助の弟子洋一だった。
長身な洋一を大助だと勘違いしたまま、のぼせ上がるヒカリを前に、大助と洋一はふたり一組そう声で誰かわかるので人間腹話術で彼女とデートをすることになり、声は大助、身体は洋一と担当を振り分けてのセックスだったが・・・

後藤大輔監督の傑作ピンク映画です。
所謂、女性でも安心して観れるピンクで一般上映されても問題無い純愛で悲恋もの
現代OP・PICTURESがR−15作品とR−18作品の両立で客層の女性掘り起こしをしてる源はこの映画だったのかもしれない、
 
そう盲目のヒカリは体験3人目と言っていたがこれは障害者の強がりで、本当は初めてだったんですね。
それを知った大助の心情が実にいい、ここいらがこの映画の肝でしたが
腹話術師が生身で腹話術をするところのアイディアが素晴らしい作品


にわかピンク映画のファンっても先に書いたOP・PICTURESの女性観客層掘り起こし作品群からピンク映画をを見始めた私にとってはヒカリ役の向夏という女優さんはお初なお方ですし
時代的にAV女優さんではなくピンク専門女優さんとしての自然でピュアな演技ですから
この作品余計滲みてくるんですかねぇ
 
日本映画専門チャンネルもいい作品を探してきますねぇ
ラストはアンハッピーエンドなのに完全なるハッピーエンディングでしたよねぇ
 
切り口の違う記事はコチラ
 
2005年製作、日本ピンク映画、国映製作・新東宝映画配給作品
後藤大輔脚本・監督作品
出演:小滝正太、川瀬陽太、向夏、望月梨央、狩野千秋森田りこ、池島ゆたか、中村方隆、山内一生
コメント
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RUBIKON ルビコン

2022-09-20 17:22:07 | 洋画未公開
全く売り方がある意味A級作品的なのに
そして惹句にしてもこっちをかなり誘ってくるものの実に言って全く面白くない作品
敢えて言うならクソをチョコレートでデコレーションした様な作品
真夜中に見ていたからではなく何回か寝落ちしまくりで
こういった場合は一旦意識が戻ったところでトップに戻して見直すのが常ですが
見直したからまた落ちないって限らんなと言うことでそのまま飛び飛びで見てきました
 
って事で、実はブログアップしちゃいけないのかもしれないけど
最初っから地球に人が住めなくなってその解決策として
なんと民間企業が国家としての機能を有して宇宙ステーションに宇宙船派遣して地球を救う“藻”を受け取りに派遣されたものの
映画の掴みとして宇宙ステーションにいきなりぶつかりそうになったりしつつなんとかドッキングすると言う何か面白そうと思わせる掴みが良かっただけで
 
と言っても何回かオチてますが日本語音声で見てますので意識はどこかで日本語聞いていた様な気もするんですけども
気づくたびにステーションの乗組員とか宇宙船の乗員もいつのまにか減っていたりで最終的には宇宙ステーションの中で博士と宇宙船の乗組員との3人芝居で終わりを迎えると言う作品

宇宙ステーションで育ててる”藻“が地球のガスを発生させる元のガスを食って酸素を作るって設定はわかったけども
この博士がなぜか宇宙ステーションにいたいのかそんな感じでこいつぜってぇ悪いやつやんて言う言動だし
そうどこから見ても宇宙船を地球に返したくないって言う様なことをしてるように見せてくる
女兵士の言動も全く意味不明だったし、妊娠してる尿が藻を死なせるなんてここまで全く何も言ってきてないし・・・
一人宇宙船を救うため義性になろうって言う兵士もこれまた身勝手な人間だったのが突然正義というか他人を助けなきゃ見たいな行動を起こしたりと
全く三者三様のバラバラな言動で全く噛み合わない作品で
 
スペースオペラ的な作品なのに全体的に宇宙ステーション内での会話劇での110分の映画
一応SFサスペンスなんだろうけどそんなこんなで全く盛り上がらない
これじゃ寝ちゃうの無理ない作品とだけ言っても決して弁解ではないと思う

そう先にも書いた様に三人も自分勝手だったんだけど、宇宙船を失って帰還する術をなくした彼らが救いを求めた地球側も実は勝手だったって言う映画オチだったんですが
寝落ちした私は悪いんですが、誰かこの映画面白さが何処だったのか教えて欲しいんですが
 
2022年製作、オーストラリア映画
マグダレナ・ラウリッチ共同脚本・監督作品
出演:ユリア・フランツ・リヒター、ジョージ・ブラグデン、マーク・イヴァニール、ニック・モヌ
 
コメント (2)
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