個人的には任侠ドラマのライツキューブって言う感覚なんですが
何せ任侠ドラマのリリース本数が絶対的に少ない今
日本とかアジアで埋もれた名作とかインディーズ作品を輸入配給して
DVDのリリース数はそれなりに稼いでいる会社
そんな会社から面白い2016年制作の台湾映画が届きました
っていうか最初映画ありきで、この映画のプロットが受けたんでしょうか
映画の続きって言っても映画の主人公は死んでいますから
主人公を変えて群像劇的にTVドラマとして製作して
映画では明かされきれなかった“願望アプリ”の実態が解き明かされていくようですが
ライツキューブではこの映画と同日TVドラマの方もリリースされているんですが
何せ一本二話で月1で全十話を五ヶ月かけてリリースしていくようなので
映画見て面白かったのでTVドラマの方も見てみたいとは思うのですが
こう言ったドラマを月1で単発で見ていくのができない性格ですので
全10話リリース完結した時にレンタル店に導入されてたら一気見しようと思っています。
いやお話には完全に引きつけられていく作りになってて
銀行での証券業務にあたってるさほど有能とは見えないが一生懸命に生きていて
同僚OLと婚約しているマイケル
今日もみんなの前で課長からノルマ不達成の叱責をうけるマイケル
銀行員って事でインサイダー取引の情報に乗っかり結婚式の資金を注ぎ込んで大損してしまう
そんな時金を借りようと電話した金持ちの先輩から願い事が必ず叶うって言うアプリを紹介されて
半信半疑で美女とキスって言う願望を書くとなんとお色気ムンムンのが美女が現れて衆人監視の中でキスしてくれる
願い事が叶ったらその代償としてアプリの要求に応えなくてはならなくて
空のブリーフケースを運ばされる
お金を要求して会社での伝票の日付改変とか、書類流出とかいろいろすり抜けてお金が溜まっていくもんだから
着るものやその他生活が派手になり
ついに銀行内で現金輸送車まで襲うような命令を受けるものの
まぁ銀行内でのお仕事ばっかでおかしいと思わないといけないのですが・・・
そんな派手になった自分に疑いの目を向けた課長までアプリで破滅させて
自分は課長になってしまう
恋人は昔の彼の方がって言うんですが課長になった途端クルマはなんとベンツに・・・
まぁ最終的には自滅していくお話ですが
このアプリの構成までは映画で語られるんですが
誰がなんの目的でっていうのがドラマで語られるという寸法のようで
こう言った隠れたおもろい作品をめっけてくるライツキューブの嗅覚って言うのはいいですねぇ
2016年製作、台湾映画(日本未公開作品)
ジアン・ダーウェイ監督作品
出演:ウー・カンレン、エイジー・シェ、チャン・ハン、ジア・シャオグオ、ホー・グゥァン