MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

漆黒の男たち

2018-11-26 19:03:43 | Vシネマ
一日一本任侠映画を見ていく企画
本日の一本はオールインエンターテインメントの11月リリースのVシネです

そうなんですよね月末25日にリリースされるオールインのVシネマ
なんと松田一三と山口祥行と言う、私のVシネでは好みの役者さんお二人のW主演の作品
もうこの二人のVシネマって言うだけで見る前からテンションが上がりっぱなし
今月リリースの4本をセットレンタルにして借りて来ましたが
そういうことでいっちゃン最初に見てしまいます
って言うか企画自体がofficeMHってことで松田一三さんが企画された作品だったのね

小沢仁志が多分に御祝儀出演だったのか、もうオープニングでは
銃弾浴び巻くって早々とFOされちゃうンですか
お話としては年老いて産まれた娘の誕生祝いに1千万の馬を贈呈されるトレセンから始まります
トレセンでの竹宮連合会長の島村の暗殺未遂であったものの若頭小沢仁志の死を横目に
とっさに竹宮連合東條組若頭の安田と山科組若頭の桐生は
お互いに"背中を預けた"と敵対する関西明神会の事務所を襲撃して
関西明神会の関東事務所をたった二人で壊滅させてしまう

東條組若頭の安田には松田一三が、山科組若頭の桐生には山口祥行が演じてます
この二人の襲撃シーンは結構コレが派手ですしアクションはスピーディな演出です
実に面白くこっちのテンションそのまま最後まで持続させてくれます
この結果二人は盃なしの兄弟分となるのであったのだが・・・

この襲撃で弱気になったのか竹宮連合会長の島村が引退を決意し
竹宮連合では次期連合会長候補として安田の親分で武闘派の渡辺裕之か
桐生親分である政治的に動く野口雅弘親分とが有力視されていた
それを快く思わないナンバー2の川野太郎は桐生組の相談役の川本淳市を抱き込んで

松田一三の親分の追い落としを図り
松田が新しく始めたカジノのシノギに日突然警察のガサが入り、
全売り上げが没収され、閉鎖に追い込まれたのだった

所謂二人が必然的に離反していくような展開に、なんと川野太郎は臓器密売をしのぎとしており
そこで臓器を生きたままの人体から取り除く自称リサイクル屋には武田幸三が演じていますが
彼もまたあっけなく松田・山口に瞬殺されちゃうものの

野口雅弘さんもあい変わらずのキャラクターで安心しました
さていつものように二本で終了するのか続いていくのか今後の展開が楽しみです

2018年製作、日本Vシネマ、1officeMH作品
副島宏司編集・監督作品
出演:松田一三、山口祥行、武田幸三、高原知秀、野口雅弘、川本淳市、川野太郎、桑田昭彦、苅谷俊介、龍坐、藤本涼、クノ真季子、友咲まどか、小沢仁志、渡辺裕之、竹中直人
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男の紋章 花と長脇差

2018-11-25 23:47:07 | 邦画
一日一本任侠映画を見ていく企画
本日の一本は「男の紋章」シリーズの第5弾です

前作に引き続いて滝沢英輔がメガフォンを撮ってるンですねぇ
ってことで前作で東海一円を手中におさめようと、
結城組親分や主だった貸元衆を闇討ちした村田きよの腹違いの弟の徳三の不始末から始まってます
今回の悪玉は東映では一躍山守親分としてその存在感を見せつける前までは
日活でその悪役百態を演じてきてる金子信雄がもう貫禄です
更に剣客として信さんをすけてる小高雄二と
悪玉に存在感があると映画としては実に面白くなるんですね

結城組のおじき分郷田万造は、徳三の暴挙を押えられなかったきよの責任をせめたものの
竜次に見事に裁かれ万造は村田組、大島組の縄張りを奪おうと更に奸計を巡らせて
村田と大島との分断を図り結構コレが見事にはまります

竜次は弾丸道路建設工事で、川辺村の七軒が立退きを引き受けたり
菅井一朗の縄張りを返さない万蔵とのやり取りの中で杉山俊夫が刺されてこのシリーズからFOしてしまうんですね
今までもあんまり目だっていませんでしたが、小池朝雄がなんでしょうか途中で代参と言う骨肉の理由ではけたために桂小金治との掛け合いを演じていましたが・・・

最終的に踏んだり蹴ったりの竜次も遂に堪忍袋の緒が切れてついに喧嘩を買って出て
なんと結城組の奥座敷に見事に少人数で忍び込み
竜次は万造の首に刀をつきつけた・・・
ものの完全に剣戟になってしまうものの大島一家のポン刀は全員峰打ち
唯一小高が槍で対抗してきた時だけ刃を下にしてきての槍斬りで小高は自分で穂先を刺して死ぬ
そんな中で結城組の外には喧嘩仕度に身をやつした村田組が囲みま
万造一味はなだれ込んできた警察の一団に捕縛されるんですね

ラストシーンは祭りの町をきよと春子と三人で歩く姿にエンドマークが被さります
井沢八郎が唱歌担当で芝居に参戦してきていましたが

1964年製作、日本映画、日活作品
監督滝沢英輔
出演:高橋英樹、和泉雅子、桂小金治、杉山俊夫、小高雄二、近藤宏、小池朝雄、井沢八郎、楠侑子、弘松三郎、郷鍈治、木浦佑三、伊藤寿章、高品格、上野山功一、深見泰三、高野誠二郎、原恵子、八代康二、金子信雄、山形勲
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スノーマン 雪闇の殺人鬼

2018-11-25 20:51:14 | 洋画未公開
ノルウェーの人気作家ジョー・ネスボ作同名小説の映画化ですが
実際にノルウェーである程度ロケしてるようですが、
舞台がノルウェーなんだけどアメリカ映画で色々と活躍してる役者さんが演じてるンですねぇ
監督は「ぼくのエリ 200歳の少女」を撮ってるトーマス・アルフレッドソンですので
面白くないはずの映画になるンでしょうが

実際にはテンポも弛いし、緊張感も殆ど感じられない作品に仕上がっている
って根本的にノルウェー人の登場人物たちが皆英語で喋ってる
これ自体違和感を感じて見てましたが、日本語音声で見れば違和感を感じ無かったかも知れませんが
私には変な癖がありまして、未公開作品でもTVフューチャーでも一応字幕版で見るものの
海ドラマは日本語音声が収録されてるものは必ず日本語音声で見るということで
これを日本語版で見たら違和感を感じなかったかも・・・

北欧のミステリー作品って描写にグロっぽいエグい表現がまま見られますが
お国違いではありますが北欧三国のお方が監督されていますのでくびきられる首根っことか
それなりに切り株ファンは堪能できる映像もままあったりしますが
エロもグロも実にものたりねぇやね
いくら年とったっていっても元旦那に着衣のまままたがるかねぇシャルロット・ゲンズブール
トリアー作品以外は脱がねぇってことなのか

どうやら原作では主人公のハリー刑事はかなり優秀な掲示のようで
この作品もハリーシリーズの7作目の映画化って言うことですが
マイケル・ファスベンダー演じるハリーはある中の冴えない刑事でしたねぇ
相棒になった女性刑事もこの10年続いてる連続"雪だるま殺人鬼"を違う意味でいっていたんですね

しかし、ある程度お話が進むと犯人は自然と読めてしまいますが
ノルウェーの雪景色だけが印象に残る作品
オープニングでの戦後ノルウェーに国王が凱旋帰国したとか
最近そういやノルウェーとナチスの映画を見ていたなぁ

2017年製作、アメリカ・イギリス・スウェーデン合作映画
トーマス・アルフレッドソン監督作品
出演:マイケル・ファスベンダー、レベッカ・ファーガソン、シャルロット・ゲンズブール、クロエ・セヴィニー、トビー・ジョーンズ、ソフィア・ヘリン、ヴァル・キルマー、J・K・シモンズ
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新・男の紋章 度胸一番

2018-11-24 23:41:03 | 邦画
一日一本任侠映画を見ていく企画
本日の一本は「男の紋章」シリーズの第二4弾です
なんと山本陽子さんが新人としてのご出演でしたねぇ

64年の8月公開と言うことで、前作が正月映画としての公開から8ヶ月ぶりってことで
「男の紋章」の前に”新”がついたってことなのか
調べると「新 男の紋章 若親分誕生」っていうのもでてくるけど
こちらはNYKって会社から単独でDVDリリースされてるんだけども、
高橋英樹主演の別シリーズ作品”関東シリーズ”の一本だそうですが
なんですかね、これだけDVD化されてるんですね

日支事変の昭和12年、軍医として従軍した大島竜次は自分の指揮ミスによって
清村組の一人息子を戦死させてしまった
若親分の兵役帰還を待ち構える子分を尻目に部下だった虎鮫だけが大島組に帰還をしてしまう

今作から桂小金治が参加して小池朝雄と掛け合いのコメディリリーフの担当
随所に掛け合いと言うかもう殆ど掛け合いでしかなく
ちょっとウザいんですけども・・・

で、竜次は清村に息子の遺品を届けていたのだったが、
今回清村組に荷担する竜次ですが
仇役には安部徹と浜村純、清村には信欽三
お盆映画ってことですか実に101分も尺があるのですね
軍に化けたりして清村に荷担していく竜次に完全に敵対する安部徹はなんと
竜次の母親村田きよの腹違いの弟と言う骨肉の争いって言う寸法ですが

竜次と春子との結ばれない恋模様も化なり具体的に描かれてるのは今後への伏線になっていくのでしょうか
山本陽子さんは竜次に味方する佐々木孝丸演じる近藤親分の娘

そして竜次に徳三から果たし状が届けられ、停車場の引込線で対決する竜次と徳三の姿を見てる村田の親分
徳三は竜次に敵わぬと必死になって逃げ出したが、逃げ損った徳三は列車にはねられていた

って言うか弟の死を目の当たりにして親子で語り合う母と息子のツーショットにエンドマークが被さる

1964年製作、日本映画、日活作品
滝沢英輔監督作品
出演:高橋英樹 、和泉雅子、白木マリ、山本陽子、杉山俊夫、平田大三郎、近藤宏、安部徹、佐々木孝丸、浜村純、弘松三郎、山田禅二、信欽三、藤岡重慶、加原武門、鈴木瑞穂、宮部昭夫、衣笠真寿男、亀山靖博、河野弘、桂小金治、小池朝雄、轟夕起子
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The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ

2018-11-24 21:12:15 | 洋画
買うと見ないと言う性格、いつ購入したのか覚えていませんが
ニコール・キッドマンとキルステン・ダンスト、エル・ファニングの共演と言うことで購入したことは覚えているのですが
購入したあとにallcinemaさんに”the Beguiled”で調べたら1971年のクリント・イーストウッドの「白い肌の異常な夜」が検出された
原題が一緒なんですので、リメイクなんですねぇ
11月9日からDVDがセル&レンタルリリースされてるようで・・・

そうなんですよねこのコッポラの作品に関してallcinemaさんには情報が上がって来ないような前に購入していたようです
イーストウッド版は見ていますがもう殆ど記憶がありませんが
北軍の傷ついた兵士が女子だけの学園に助けられる映画って言う記憶しか無いのですが・・・

今回新作のコッポラのリメイク版を見るとスリラーとサスペンスに溢れてる映画だったような作品がなんだか平板な映画になっているような気がする
これは描いてる視点がイーストウッドと言うスターから
女子学園の女子たちの視点に置き換えられてる点でしょうか・・・

ただコッポラが、南北戦争時代の光量に拘ったからでしょうか
実に画面が暗くて見辛かった欠点があげられるのかな

先にニコール・キッドマン、キルステン・ダンストそしてエル・ファニングの三人の映画みたいに書きましたが
キッドマンは女子学園長としてそれなりの役割が与えられていましたし
キルステン・ダンストは北軍の男からあいを3告白され千々に乱れる女心が最後に♂との情交に走ってしまうと言う重要な役所に比して

エル・ファニングは実に最初っから目立つ訳でもなくて・・・
彼女がこの映画ニコール必要だったのか、実は誰でもいいような役不足立ったんだと思ってましたが
映画を展開させるに必要な重要な役であったとは・・・
さすがあそこはやっぱ彼女でないと説得力が違う訳だ

それにしても女とはかくも恐ろしき生物なんですねぇ

2017年製作、アメリカ映画
ソフィア・コッポラ製作・脚本・監督作品
出演:コリン・ファレル、ニコール・キッドマン、キルステン・ダンスト、エル・ファニング、ウーナ・ローレンス、アンガーリー・ライス、アディソン・リーケ、エマ・ハワード
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裸の復讐

2018-11-24 18:35:23 | 洋画未公開
今月も下旬になって仕舞いましたが、ある程度今月のレンタルリリースも
あとは数本見残してるものはありますが
残すは海ドラマとオールインエンターテインメントの任侠Vシネマだけです
と言うことで場繋ぎ的に今月13日に北米でリリースされた80年代のセクスプロイテーション映画の2本組パックの輸入Blu-rayから

原題「NAKED VENGEANCE」がそのまま直訳な邦題ですね

所謂レンタルビデオ(VHS)のバブル期に未公開作品が発掘されていた時の一本ですか
VHSのみの発売で今じゃもうVHSは中古屋さんでも販売されてないんですね
邦題が示すようにレイプリベンジ映画です
それもレイプリベンジ作品としては今じゃカルト作品として夙に有名になってしまってる
「発情アニマル(悪魔のえじき)」をかなり意識した作品に仕上がってます

お話としては建築家の夫と結婚し、引退して主婦となった元女優のカーラは、5回目の結婚記念日に夫をチンピラに殺害される悲劇に見舞われ
傷心のまま実家へと帰るが
故郷の町でのカーラはいまや余所者
閉鎖的な田舎の高校時代友人からは絶えずセクハラを受けたり、イヤがらせをうける始末
近所の若者から覗きを受けても
保安官でさえまともに対応しテクれない

そのあげく昔からカーラに興味をを抱いていた連中をのぼせ上がらせ
両親が出掛けた覗きの若者を2含め6人の男たちから集団レイプ(輪姦)をうけていたときに
突然両親が帰宅して父母共に彼らに殺され
その時撃たれたははを受け止める際にカーラも机で頭を打って気絶したため
死んだと思われてしまい・・・

一人生き残ったカーラは精神喪失を装い病院を夜抜け出したりして
レイプ犯を一人、また一人と始末して行くのですね
執拗な6人による輪姦といい、
レイプリベンジをするときのカーラの始末の付け方が

マッパでレイプ犯を誘い、陰茎をちょんぎるとか実によく「発情アニマル」に似ていたりと
どう見ても「発情アニマル」の基本シノップスをいただいたような作品ですが

ヒロインがご覧のようにちっパイだったのはいいのですが
下半身の描写もないんですね
一応レイプリベンジも含めて父母の仇も討ってるってことで”Revenge”ではなくて”Vengeance”
ってことなんですねぇ
更にオチとしてはレイプリベンジで人を殺せることに躊躇がなくなり
夫を殺したチンピラをも”vengeance”しちゃうのですね

1985年製作、アメリカ映画
シリオ・H・サンチャゴ製作・監督作品
出演:デボラ・トラネリ、カズ・ガラス、ビル・マクローリン、ジョージ・E・マールバーグ、カーメン・アルジェンツィアノ、エド・クリック、ドン・ゴードン、デヴィッド・ライト
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男の紋章 風雲双つ竜

2018-11-23 22:38:04 | 邦画
一日一本任侠映画を見ていく企画
本日の一本は「男の紋章」の第三弾です
高橋英樹演じる大島竜次の人間としての成長の物語がこのシリーズの基本シノップスだったんですね

前作で父庄三郎の敵、斎賀を斬って、自責の念にかられる竜次
前2作ではエンドマークはそんな竜次が一人去っていく後ろ姿の背中に被らせることで
次作への期待を膨らませて行くのですね

で今作では斎賀を斬っってしまった竜次は頼山寺にこもって精神修養を始めるところから
先輩修業者深宮との静かな生活は、竜次に行動を反省させる機会を作っていたものの
竜次を世間がほっておくわけもなく
この竜次の修行の行方を知っているのは、実母村田きよと信承寺の住職だけだったはずだが
竜次の弟分の辰は、テキヤ稼業をしながら、竜次の行方を追っていた
また、斎賀の弟行友も竜次を探していた
なんとこの行友にはなんと井川比佐志

そして竜次に斬られた斎賀の子分の一人の妹で前作で竜次に愛を告白した絹江は
なんと娼婦に身をやつして肺をおかされていた
こんな薄幸の役所が似合うのは長内美那子さんを置いて他にいない

今作の悪役は前作で斎賀に踊らされ竜次に盆の勝負で負けた井沢組の仲谷一郎
村田の親分の工事に難癖つけてくるし
竜次にも刺客を送ってくる
今回の竜次は刺客にしてもクライマックスでの剣戟に置いてもすべて峰打ちなんですねぇ

井沢の手で惨殺された加賀爪親分と拳銃で撃たれた村田の親分に怒った竜次は、ついに挙銃を懐に井沢の家に向った・・・
そんな峰打ちでの斬りあいを止めたのはなんと深宮だった
彼は陸軍中尉だったのである
撃たれた村田きよを手術で救ったのは医師としての竜次だったのである
ってそうなんですよね医師免許は剥奪されない限り医師であるンですねぇ
人殺しで判決受けても医療関連ではなくて免許は剥奪されないのでしょうか
そんなとこが気になった作品でしたねぇ

1963年製作、日本映画、日活作品
松尾昭典監督作品
出演:高橋英樹、和泉雅子、杉山俊夫、平田大三郎、深江章喜、長内美那子、近藤宏、加藤嘉、小林昭二、井川比佐志、木島一郎、武藤章生、新田昌玄、天草四郎、藤岡重慶、玉村駿太郎、柳瀬志郎、長弘、榎木兵衛、仲谷一郎
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レディ・バード

2018-11-23 19:44:34 | 洋画
女優さんDDの私です、シアーシャ・ローナン主演ということで見ましたが
地元のGEOさんには導入されてないんですね
ひょっとしてもう一方の大型チェーン店先攻限定レンタルなのかな
地元のTSUTAYAさんは4月に閉店して
たまに一駅散歩と称して隣駅のTSUTAYAさんを月一程度のぞいてはいたのですが
そこも10月末日に閉店し完全に○○桟敷状態
ってことで見たい映画はBlu-rayを購入するしかないわけで・・・

シアーシャ・ローナン演じる高校生3年の最後の一年間の揺れる思春期の女心を
シアーシャ演じるクリステン(自称レディ・バード)の一人称の視点で描かれる映画
実は監督さんのグレタ・ガーウィグの半自伝的作品だったんですね

アメリカの閉塞された片田の閉鎖社会の中での母子の関係性、友情、恋愛、初体験やゲイなどまさに10代の少女の誰しもが一回は通過するするような青春の一ページを淡々と点綴されてる

男女を問わずにこの世代って何もかも冒険して新しいことに挑戦してみたいと言うか
時期的にも背伸びして、大人な自分に酔ってたりするんだよね。
親友をほったらかして、別の人気者の女の子と連んでしまったり
つまらないことで母親と疎遠になったりとか
普通に愛してない男と寝てしまったりと・・・

大人になってから思い出すとと多少こっぱずかしいことの数々でしかないんだけども
当時はそれがひとつひとつ自分は正しいンだって思っていたわけで
凝れもひとつの成長の過程でもあるわけで
それがあって今の自分が存在してる訳でそれが所謂甘酸っぱい思い出なんですね
だからグレタ・ガーウィグも映画にしたわけで

そんな少女と大人の狭間の18歳を24歳のシアーシャがみずみずしく演じきってるのが実にいい自分の理想と現実に葛藤しながら少しずつ成長していき
母親の言っていたことを理解していくところが大人への第一歩なんですね
何も外聞を憚らずにタバコを人前で吸えることが大人への第一歩ではないわけで・・・

たまにこういう思春期映画を見るのもいいもんですねぇ

2017年製作、アメリカ映画
グレタ・ガーウィグ脚本・監督作品
出演:シアーシャ・ローナン、ローリー・メトカーフ、トレイシー・レッツ、ルーカス・ヘッジズ、ティモテ・シャラメ、ビーニー・フェルドスタイン、ロイス・スミス、オデイア・ラッシュ、ジョーダン・ロドリゲス、マリエル・スコット、ジョン・カルナ、ジェイク・マクドーマン、クリステン・クローク
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続男の紋章

2018-11-22 23:51:08 | 邦画
一日一本任侠映画を見ていく企画
本日の一本はチャンネルNECOで録画した未パッケージ作品「男の紋章」の第二弾
昭和の映画ですから続編は必ず"続○○○○"なんですね
いつ頃から"○○○○2"に邦画のタイトルもなっていったンだろう
って別にちゃんと調べる気は毛頭ありませんけども・・・

ってことで完全に前作の続きのお話が展開されるんですね
大島組と言う東海道一の金看板組長の父を持ちながら、渡世人の世界を嫌い
堅気の医者の道を選んだ竜次だったが、父庄三郎の暗殺事件を機に、
渡世の父の跡目をつぎ、そのしがらみの中で敵対する斉賀の子分3人と斉賀の利き腕を斬り落とし二年の刑期を終えた
昭和九年秋、大島組々長大島竜次は、娑婆の土を踏んだ
自分が殺した斎賀の配下のために霊を弔う
そんな寺の住職には前作では老渡世人を演じていた井上昭文が演じてる以外は
役者とそのキャラクターに殆ど替わりはないんですねぇ

竜次に右腕を斬られた復讐を狙う斎賀一味のいやがらせが続いて行くのですね
竜次は自責の年から組の御法度として
喧嘩と博奕を禁止してしまい、組の財政は土建業に精出していたが、
その土建業の仕事は悉く村田組にとられ、竜次の所に来るのは下請けばかりだった。
村田組の女親分きよは、竜次の生みの親だったが、それを代貸しの近藤宏は詰るし
和泉雅子でさえ母子の情に訴えて仕事を譲るように直訴したりとするものの
村田の親分は無下に断るのだった

竜次が斬った斉賀の子分の一人の妹で今は芸者してる女に惚れられる竜次が"小さいときから決めてる女がいる"ってことで和泉雅子への愛を感じていたんですね
でも和泉雅子は大島組を離れおばの小料理屋へ転居してしまう

人として殺しを嫌う竜次だが、今回も斉賀を殺して去っていく竜次だが
一体何処へいくのだろうか
小池朝雄のキャラクターが実にいい

1963年製作、日本映画、日活作品
松尾昭典監督作品
出演:高橋英樹、和泉雅子、轟夕起子、井上昭文、杉山俊夫、高品格、松本典子、上野山功一、近藤宏、武藤章生、雪丘恵介、柳瀬志郎、若原初子、雨宮節子、中谷一郎、加藤嘉、名古屋章、上田吉二郎、小池朝雄
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ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ

2018-11-22 20:20:52 | 洋画
非情なCIAエージェントと一匹オオカミのコロンビア人ベネチオ・デル・トロのメキシコ国境を越えての違法な作戦に、戸惑い翻弄されながらも捜査権のみで利用されるFBIの女捜査官のお話が前作で
ベネチオ・デル・トロの復讐がメインとなっていたンですが

今作ではメキシコ国境近くでの密入国者追い詰めるが、その中の一人が自爆する。
その遺留品からはムスリムが礼拝の時に使う敷物が3枚出てきた。
またカンザス州のスーパーコストコで3人の男が次々と自爆テロ
一連の犯行はイエメンの過激組織がメキシコ経由で侵入したきたのメキシコの麻薬カルテルが難民にと言うか不法侵入者に紛れ込ませたと
ジョシュ・ブローリーに指示して、ソマリアで過激派のアジトを急襲して判明する

CIAはそのルートを壊滅させるために対立する二つの麻薬カルテルを戦わせ自滅させるため、
コロンビアから再びベネチオ・デル・トロを招聘して仲間に加える

ってことで今度はもう戦争です
まずはメキシコシティの麻薬カルテルの弁護士を襲い射殺し
その一方で反対勢力のボスの娘イザベル・モナーを拉致しテキサスに移送しての狂言救出劇を演じて・・・

さて前作でもちらりと出て来ましたがメキシコ警察と麻薬カルテルがつながっていて
麻薬カルテルの娘を引き渡しに向かうと
なんと護衛のはずのメキシコの警官たちが逆に襲撃してくる始末
そうなんですよね娘徒歩で対立してる組織の警官たちだったんですね
その後銃撃戦の最中に娘が逃げ出して
デル・トロが徒歩で追いかけ・・・

敢えてアメリカの現政権におもねるような不法移民と言うか密入国者に紛れ込んだテロリストって言う構図は、果たして吉と出るのか?

今作のヒロインは敢えて言うなら麻薬カルテルボスの娘イザベル・モナーだが、
ベネチオ・デル・トロは完全に撃たれてもう虫の息
って言うか実に中途半端でエンディングを迎えるので続編がありそうです

これほど激しい戦闘場面が数ヶ所組み込まれてる子ともあり
実に一級品のアクション映画でしたねぇ

映画館では16日から公開中ですが
私は心理的に密閉空間に行けないので米盤のBlu-rayでの鑑賞です

2018年製作、アメリカ映画
ステファノ・ソッリマ監督作品
出演:ベニチオ・デル・トロ、ジョシュ・ブローリン、イザベラ・モナー、ジェフリー・ドノヴァン、マヌエル・ガルシア=ルルフォ、マシュー・モディーン、イライジャ・ロドリゲス、デヴィッド・カスタニェーダ、キャサリン・キーナー
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