MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

熱中症警戒アラート

2023-07-27 00:34:35 | 日記
昨日も今日もこんなに暑く今日などは東京の都心でも最高37.7c
なのにこの前発令された16、17、18日の三日間って猛暑日に届かない34c前後だったのに
それより体温より高いコロナ禍だったら即入院っていう体温の酷暑なのに東京ではなぜか”熱中症アラート“が発令されない
 
そういや前のアラート発令の三日間ではコロナ禍でも発令されなかった
“都内救急車ひっ迫アラート”なる新手のアラートまで発令されていたよね
熱中症で救急車がフル回転中だそうで・・・
 
この“熱中症警戒アラート”って単なる地上温度だけでなく温度と湿度に日射量を推定して”暑さ指数“なるものを算出して
その指数値が33以上と計算された地域にアラートが出されるようで
ここんとこの東京都心は32で踏ん張ってるから出ないみたいですね
 
そうそれには湿度ガ絡んでてここ都心では雨滴が7月13日以来0
つまり雨がまったく一滴も落ちてきてなくて、この連日の日照りで地面と建物があたためられっぱなし、夜も最低温度が25c切らないからまったく冷めない
さらにエアコンの室外機から発せられる熱までもが空中にただよって
 
被災された方には申し訳ないけど雨も不公平な降り方をしてくれるものですよね
 
27日も東京都小笠原にはアラート発令されたようですが都心はアラートなしの灼熱地獄ですなぁ
 
 
 
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イザベラ 誘惑の青い楽園

2023-07-26 20:08:41 | 洋画未公開
大体月一でレンタル作品も洋ピン作品をリリースしてくれているんだけど
ほとんど洋ピンのが仮面を被った文芸作品っぽいのが多いんですが
こいつには完全に騙された
R -15の指定がまったくいらない映画
 
まぁお金持ちのわがままなお姉ちゃんが家族で1ヶ月間のイタリアの農家に過ごさせてもらってお姉ちゃんがそこの農夫と知り合うことによって
自分自身をそして壊れかけの家族を取り戻し、そのほか農家の青年と真面目な恋に落ちて・・・
っていうお話だったのね
ってこんだけ書いたらおしまいの作品
 
それをまずは洋ピン風なジャケットで善良なる視聴者を騙し
エロチックシーンもまったくないっていうかクライマックスで申し訳程度のヒロインと農家の兄ちゃんとの愛を確かめ合うための濡れ場だけは一応ありはしますが
なんとさらに一時間40分の長尺
ってことでイタリアの歴史的な様々な街並みの景観と農家の木々と農作物の果物のの数々に花々のカットをインサートしての尺のばし
 
まぁ主役のヒロインがそれなりの美人さんってことで一応最後までなんとかみてられましたが・・・
壊れた家族も再生したし、自由奔放にわがままに生きて来たヒロインのそうなった経緯の説明もあったりして
それなりに丁寧に作られた作品ではあるんですが・・・
 
ダイアローグが英語だったんでちょっととは思いましたがイタリアに完全ロケしたイギリス映画だったんですね
車一台での旅行でしたので英国本土からドーバー海峡の地下トンネル通ってきたっていうわけだよね
も一つ言わせてもらうと携帯の電波はいらないってどんだけ田舎なんだろう
 
2022年製作、イギリス映画
ジェンギス・デルウィシュ脚本・監督作品
出演:ジーナ・ミラー、クリスチャン・ハワード、マッダレーナ・イスチュール、ビクター・プタク、シルビア・ブシオック
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天間荘の三姉妹

2023-07-26 05:05:22 | 邦画
なんと日本映画を積極的に見て行こうって言う企画と
のんが主演してるってことで一応Blu-rayを購入しておいたものの視聴でしたが
日本映画です、そして今裏テーマは東日本大震災って言う重たいものでしたが正直言ってこの内容でなんと二時間半の長尺はかなりしんどかったし
のんでなければ最後まで見てられたか不明でしたねぇ
 
なんなん“のぞみ”“かなえ”“たまえ”っていう腹違いの三姉妹の名前は
って原作は漫画だそうで、それも『スカイハイ』っていう高橋ツトムの代表作のスピンオフ作品の映画化だったそうで・・・
オープニングからちょっとおかしな雰囲気でして
天界と地上の間にある海辺の町三ツ瀬で、老舗旅館”天間荘“を切り盛りする若女将の天間のぞみ(大島優子)。妹のかなえ(門脇麦)は地元水族館のイルカのトレーナーで、のぞみの母親で大女将の恵子(寺島しのぶ)は逃げた夫をいまだに恨んでいる。ある日、謎の女性イズコ(柴咲コウ)が小川たまえ(のん)という少女を連れて天間荘を訪れる。
たまえはのぞみとかなえのそれぞれの腹違いの妹で、現世では天涯孤独の身だったが、交通事故で現在は臨死状態に陥ったのだという。イズコはたまえに、現世へ戻って生きるか天界へ旅立つか魂の決断ができるまで天間荘で過ごすようここに魂だけを連れてきたのだった・・・
 
まぁそういうことでこの“天間荘”は現在生死の境を彷徨ってる人間の魂をこの宿で過ごさせてあの世に行くかこの世に止まって再び人間として生きていくのかを選択させる場所であるということで
まぁ魂って言ってもそこはファンタジー映画ですから実際に役者さんがその肉体で演技されるわけですから
 
最初の方ではこの”天間荘“で働く人々とかこの町の住人たちとか見てるこっちはあの世この世のどっちゃの人間かいなってかいう判断をなさないまま見ていると
途中で高良健吾さんが、この町の住人であり彼もまたどっちに行くのか彷徨っていた人物だったっていうことが分かり始めて
初めてこっちはここの住人はそうだったんだっていうことがなんとなくわかる仕組みになっちょったんね
 
で主演がのんさんということで、この海辺の町三ツ瀬は東北にあるある意味三陸海岸に面してる町ってだんだんわかってくる
ナイスなキャスティングですし
そういうことでのぞみ、かなえ、たまえの父親まで登場してきたことで
この町はあの3.11で津波に呑みこまれた町だっていうことが分かる仕組みで
この町の住民たち自体その事実を受け入れられないままイズコによってどっちの世界に行くかいかないかを選択する場所として利用されていたんですね
 
ってことで劇中ではいくに行かれずもどるに戻れない老婆として三田佳子さんが
孤独の若き女性絵師とかが登場してきて
さらになんと三姉妹の父親までもがいくに行かれん状態でいるというのを散々見せといて・・・
 
まぁじつに長ったらしく良くここまで描いたなぁっていうくらい
じつにだるい映画でしたが
そこは日本映画ちゃんと泣かせるハッピーエンドで締めてくるのね
 
柴咲コウさんはこの映画以外でもこんな役者やってなかったっけ
のんのイルカショーはあまりにも蛇足すぎる
兎にも角にもこれは長すぎる。せめて後一時間はいや30分でいいから削ろうよ
 
 
2022年製作、日本映画、「天間荘の三姉妹」製作委員会作品、東映配給
北村龍平監督作品
出演:のん、門脇麦、大島優子、高良健吾、山谷花純、萩原利久、平山浩行、柳葉敏郎、中村雅俊、三田佳子、永瀬正敏、寺島しのぶ、柴咲コウ
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SMILE/スマイル

2023-07-25 20:08:42 | 洋画
いったいどうしたんだろう
今月はあの「ハロウィン」がついに最終回遠迎え、あのうざったいキラーのゴーストフェイスに映画ヲタクプリがダルい「スクリーム」がなんと6作目を
そして新規ホラーとしてナイトシャラマンの「ノック 終末の訪問者」とこの「SMILE/スマイル」が新作ホラーとしての夏恒例のホラー祭り
ってことでもう「ハロウィン」も「スクリーム」をこんだけシリーズが続くと流石に頭打ちってことで
 
個人的には血液型ですからハマると最後まで見ないと気が済まない反面
これはどこからきてるのかは知りもしないのですが、なんか嫌になったら見向きもしないって言う性格からこの二作一応は途中から見なくなってたきてましたので
いちおう新作の二本くらいは見ておかねば
っていうことっで、ようやっとこの「SMILE/スマイル」を、もう一週間レンタルに格下げになっていたのでセットに組み入れてきました。
 
なんか久しぶりの本格的なホラー映画でしたよね
ヒロインの精神科のお姉ちゃんが患者としては見ていた若いお姉ちゃんに目の前で突然顔を自傷されて死んでしまわれると言うアクシデントに遭遇してから
自分の身に死んだ彼女と同様の霊的現象と同じことが起き始め、恋人や家族からは信じてもらえず、孤立無縁になって精神的に追い詰められていくすがたを映画はじっくりと見せてくれて行きます
 
そんな中でヒロイン自身が幼い頃に母親が自殺したというトラウマを抱えており、そこからの脱却のために自ら精神科医にもなったっていう過去も明かされていく寸法でじつにトラウマになりやすい気質を持っていながら
誰にも信じてもらえないことから自分で調べていくと言う
ホラーでありつつミステリー要素を加味した作品となっていたんですね
精神的に追い詰められ家族からも恋人からも仕事仲間からも敬遠や絶縁され
なんとか昔付き合ってた刑事の援助を得てこれまでに20件以上の同一事件が起きてることまで突き止めて・・・
 
1人で目には見えないサイコパスと戦う決意をして
彼女のトラウマの現況である母が自殺した寂れた実家での対決を望み
そこで決着をつけてお話はチャンチャンって終わるのがホラー映画の定番なんですが
この作品そうは問屋がおろしません
無手勝流が勝っていう定番を逆手にとって
無手勝流であるがために逆に見えない敵に呑みこまれてシリアルキラーにされてしまうヒロインっていうバッドエンド
ってかこの映画もまたシリーズ化されていくような感じで終わってるんですね
 
ヒロインを演じているのはソシー・ベーコン
そうベーコンってか来たら朝食じゃないあのケビン・ベーコンでしょ
ってことで彼の娘さんだそうです、そういや横顔にケビンのが面影があったかなぁ
っていうか最近のハリウッドはほんとうにジェンダーに配慮しすぎでしょ
このベーコンもなんか自身も医者だし婚約者もお金持ち的な黒人さんだったし
こう言う風潮はずーっと続くのかねぇこれからのハリウッドでは・・・
さらに来月は「死霊のはらわた」の新作もリリースされるみたいだし
先にも記しましたがこの作品もシリーズ化できる終わり方でしたよね
でも日本ではホラー映画を劇場公開するような雰囲気はないから、いいとこで企画興行での公開でお茶を濁されるんだろうね
 
こちらは猫ちゃんは残念でしたねぇ
エンドクレジットのどこかには”この映画製作に当たって動物等の虐待は行っておりません“って記してあったんだろうね
 
2022年製作、アメリカ映画
パーカー・フィン脚本・監督作品
出演:ソジー・ベーコン、ジェシー・T・アッシャー、カイル・ガルナー、ケイトリン・ステイシー、ロブ・モーガン
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日本統一57

2023-07-25 05:05:59 | Vシネマ
今月と来月のライツキューブ派日テレの「日本統一」スピンオフ作品の関連で
ほとんど”「日本統一」まつり“状態ですが
実質任侠ドラマはこの本編の57作目とスピンオフの「外伝」と「極道の紋章レジェンド第十六章」の三本だけっていう寂しさっていうか
もう「日本統一」本編の方もなんだろう所々コメディ入れてきてたりお話引き伸ばしたりと手を変え品を変えして目先でごまかしてる部分も散見できるような・・・
 
さて前作「日本統一56」では加須の悠成会が何者かに狙われて
さらに警視庁の特捜部の松宮警部によるこんまい俠和会が東京に進出する前の事件を掘り返して山崎一門の面々をひっぱったりとあれこれのネタ元を探っていましたが
ついに今作でそのネタを松宮警部の奥さんが元婚約者であり、不祥事で警察を退職した三谷っていう男から仕入れていたことを割り出して
そのことで松宮警部完全アウトってことに・・・
この後三谷を演じてるのが川崎麻世さん、なんと“ナイスミドル”ってかいうだけで割り出されてしまうのね
 
 さらに俠和会と中森の跡を引き継いだ岩尾たちとの横浜を狙って
前作の俠和会や丸神の破門の連中を動かしてる影の男として鋼会を束ねている水神を破門になっていた板垣の存在を掴む
記憶にないんですがお初のが登場だったんではって言う思うんですがこの板垣に木村圭作さんということで
川崎麻世と木村圭作の更に後ろに代議士が控えており、やりたい放題の桜の代紋組が相手だったのね
身元がばれたってことで彼らが狙ってきたのは
 
横浜のIR法案廃止をうけて誘致のために横浜市が手に入れてた土地の開発への参画で中森組を立て直す計画を立てていた岩尾でしたが
その意を中森の残党たちが汲みきれずについに鋼会の甘言にのっかって
岩尾は鋼会の手中に落ち
救いに来た蓮司と悠人の目前で板垣に撃たれて2人の目の前で崩れ落ちるとこで
to be continued 
 
再び政治家が鋼会のバックにいるってことで予告にはなんと宮﨑優演じる江戸川由利ちゃんが再登場してくるようですね
ってか岩尾さんはどうなったんでしょうか、生きていて欲しいなぁ
最近では小手山雅さんも撤退されてしまわれたし山口祥行さんの子分やお友達がいなくなるケースが多いようでして・・・
 
2023年製作、日本Vシネマ、スターコーポレーション21作品
辻浩之監督作品
出演:本宮泰風、山口祥行、舘昌美、勝矢、北代高士、中澤達也、本田広登、川﨑健太、喜矢武豊、岸田タツヤ、四方堂亘、鈴木隆仁、永岡佑、根岸大介、脇知弘、中村繫之、木村圭作、川﨑麻世、金馬貴之、本郷弦、中野英雄、菅田俊、飛鳥凛、小沢仁志
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ティラノサウルス・キング 白亜紀の恐竜バトル

2023-07-24 20:08:17 | アジア映画
これはじつに悩ましい映画だった
って言うのも全編CGで作られた恐竜映画でして
普段アニメも漫画も見ないって公言しているわたしにとって
全編CGだけで作られた映画は一応CGアニメーションっていう名称ではあるんですが
実写映画として役者さんがブルーバックで演技されて
そのブルーの部分をCGアニメで埋めてこれを我々は実写映画として見てるわけでして
 
私個人としては二次元アニメーションとか最近流行の登場人物や風景を立体化して見せる三次元アニメーションをアニメっていう定義で捉えており
人間は出て来ずに
パソコン画面だけで構成されて一枚一枚セルを一コマで作るのがアニメっていう定義からは外れているし
 
マァ困ったことは困ったものの全編CGってことで一応月末だレンタル作品もほとんどない中でレンタルしてきちゃいましたが
マジ驚いたのはこの作品なんと80分程度の尺の映画でしたが
完全なる中国映画であったこと
もう全編CGだけで一本の映画を作るだけの技術力を完全に身につけてしまった中国映画界恐るべしですねぇ
 
父親と息子のテラノサウルスが白亜紀のある森を支配していた
父は息子に色々と教えながら育ててるいたんですが、弱肉強食のこの恐竜時代
鉤爪恐竜ディノニクスに襲われて、父親は息子を守って敵に倒されてしまい
森は彼らのものとなり均衡が保たれなくなっていく
 
命をかろうじて怪鳥によって助けられてカルノタウルスのルノーに拾われ弱肉強食の世界で生き延びる術を学んでいく。そんななか森では王座を狙っての弱肉強食の戦いを繰り広げられていくのだった
そんな混沌とした世界に息子がもどってきてディノニクスと園取り巻きに戦いえお挑み彼に同調する怪鳥や恐竜たちのが力を借りて森の平和を取り戻すって言った横道のお話
 
CGにより恐竜の姿や動きにさらにお互い食いつき噛み合う英蔵のリアル感といい
これからはAIによって役者さんのたった一枚の写真だけでCGによる映像ができてしまう時代がもうすぐそこには来てる気がする
まぁ二次元アニメとはいくら合成してもやっぱ実写とアニメとの差は歴然としてのもるんだと思うけども
もうCGだけで普通に実写と変わらない映画が生まれている現在
CGとのが線引きはもう無駄な気がすると教えられた作品でしたが
アテレコで声優さんが演技するってとこは相変わらずですねぇ
 
2022年製作、中国映画(日本未公開作品)
シャン・ミン、スー・リン監督作品
声の出演:イー・ヌオ、リン・ラン、ウェン・チーユー、チャオ・フーガン
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ラーゲリより愛を込めて

2023-07-24 05:05:42 | 邦画
個人的に嵐の二宮和也作品はある意味戦争映画しか見てないかもしれないなぁ
ってこの作品戦争映画の範疇には入らないんだよね
1945年4月9日ヨーロッパ戦線の方も結果がついて連合国軍の一員として不凍港が欲しかったソ連スターリンは太平洋への出口としてもその覇権を目指して
敗戦受け入れてるにもかかわらずに一方的に北海道を入手すべく“日ソ不可侵条約”を一方的に破棄してソ連が日本に戦争を仕掛けてきて
 
北方領土と満州の二方面から攻撃を仕掛けてきた
もしマッカーサーが太平洋軍司令官でなければ日本は青函海峡で国境線が敷かれていたかもしれない
そんな北海道を取れなかった腹いせなのか満洲に駐留していた日本軍は戦犯としてソ連に拿捕されて捕虜ではなく戦犯としてはシベリアでの強制労働を強いられて5年の歳月戦犯として過酷な重労働に従事させられていた
 
さらにその中で戦時中のソ連地方に行来していた人物だけがさらに抽出されスパイ行為とみなされ一方的に25年の重労働を課せられるという現実が待っていたとは
そんな中にこの人物語の主人公山本幡男さんという人の実話映画です
映画の上方全く入れないから邦題の「ラーゲリより愛を込めて」ってことで
山本さんが生きて日本のは土遠踏むまでのお話だと思うおもっていたら
原作の『収容所 (ラーゲリ) から来た遺書』が全てを語っていたんですねぇ
 
ってことでまさかまさか重層的に観客を泣かせにくる作品だっとはねぇ
決して泣かせる映画がいい映画だっていうことではないとは思うんですが
作る側も観る側も泣ける映画でないと金払った意味もない
映画を作った意味もないって言う感覚が全てのような作品でした
それがいいとか悪いとか言ってはいませんけど
こういう作品だと意図しなくても泣けるわけだよねぇ
この泣かせるクライマックスの届いた遺書の描写何肝だったようですね
 
奥さんには妻を亡くしてる桐谷健太に
息子さんたちにはラーゲリで山本さんから文字の読み書きを教わった中島健人に
山本三御母堂には母を亡くした松坂桃李さんに
そして全体遺言には安田顕さんと
遺書と個人が置かれた立場が遺言届け人とシンクロさせている見事さはなんともでしたねぇ
 
シベリアの収容所の戦犯としての日本人たちの描写はかなり現実ひどいものだったようですが
この作品ではあまり凄惨という感じではなかったですね。やっぱ見る側への配慮ってかいうようなものが働いていたんでしぃうねかなりヌルい描写としかいえなかったけども・・・
 
北川景子さんの遺書全部もらっての「おかえりなさい」で映画は締めて欲しかった
寺尾聡さんの祝辞はいらなかったよなぁ
って思ったのはわたしだけ?
 
2022年製作、日本映画、「ラーゲリより愛を込めて」製作委員会作品、東宝配給
辺見じゅん『収容所 (ラーゲリ) から来た遺書』原作
林民夫共同脚本、瀬々敬久共同脚本・監督作品
出演:二宮和也、北川景子、松坂桃李、中島健人、寺尾聰、桐谷健太、安田顕、奥野瑛太、金井勇太、中島歩、田辺桃子、佐久本宝、山時聡真、奥智哉、渡辺真起子、三浦誠己、山中崇、朝加真由美、酒向芳、市毛良枝
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昭和エロス~色恋慕情 他~

2023-07-23 20:08:26 | NET配信映画
チャンネルNECOの深夜枠でAVの本番シーンをトリミング編集して濡れ場だけをクローズアップさせて一話三十分弱に再編集してR -15の作品のオムニバスとして「令和エロス噺」とか「平成エロス」の元号2シリーズがOAされてる中で
「エロス秘宝」・『「ダメ…」禁断欲情秘話』・「人妻花園劇場」そしてさらに新しく「人妻湿地官能」シリーズまでもが連続して深夜枠に誕生させてるNECOさんとしてはこのプログラム
なんと1時間20分程度の尺でなんとNECOの当該番組のHPでは出演女優さんが今作では翔田千里、桐島秋子、北条麻妃、小池絵美子の4人のAV女優さんのお名前が上がっており
全2話で構成されてるプログラムですから、いわゆる濡れ場だけを楽しむのではなく
ある程度ドラマになってる部分もしっかりと楽しめる作品となっていて
個人的には昭和の古いお話自体には辟易する部分もあるにはあるんですが結構楽しめるプログラムです

で、まずは翔田千里さんと桐島秋子さんが出演の本タイトルにもなっている「色恋慕情」というタイトルの作品
ヘタすると桐島秋子さんはお初のAV女優さんになるのかな、調べたらAV本編でも単体出演作品がほとんどなく助演されてる熟女女優さんということなので

知らないとこでクレジットに載らずに見ているかもしれないですね
翔田千里さんはもうすっかりこう言った作品群でおなじみになった熟女AV女優さん


本編のAVは「翔田千里の色情隅田川 女の情け舟」ってか言う作品で
昭和バブル景気の日本。隅田川の傍のある色街でやり手ブローカーの男とその男が見初めた芸者見習いの美代子を金に任せて一人前の芸者に育てて、美代子との甘い関係を続けていたもののバブルがはじけて借金まみれになった男に義理だてして
闇金屋に体を弄ばれた美代子の仇を取って
彼女の元から去っていくっていう
個人的には私の好きそうなプロットの作品でした。

第二話はこれまたこう言った作品でお馴染みの北条麻妃さんと、これまたそんな馴染みではありませんがこう言った作品で知ってる小池絵美子さん競艶

そうまさに競艶の「色香漂う未亡人」という作品でして
AV本編では「北条麻妃の愛欲にまみれた喪服の夜」という110分の作品

一代で財を築いた社長が北条麻妃演じる二号さんととホテルで姦ってる最中に死んでしまい

後は全編葬式の真っ最中に起きる社長の実弟と二号の北条麻妃と小池絵美子演じる本妻さんとが後釜狙って実弟と姦りまくるんですが
社長にはさらに三号さんまでいて・・・その人には中学生になる子供まで儲けていて
ナント実弟と顧問弁護士に財産5000万を自分が死んだら渡すように頼んであったっていうオチ

なんとに2作品とも川崎軍二監督作品

切り口のに違う記事はコチラ

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ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り

2023-07-23 05:05:40 | 洋画
私は個人的にはゲームをしない朴念仁でして
この作品も元ネタはRPGゲームだそうでして、まぁじつに賑々しい
アホギャグ満載のファンタジーアクションコメディ映画でしたねぇ
て、なんとまぁこの作品も二時間15分の長尺映画なんですが
先に書いたように出てくるキャラがじつに賑々しくてこれはなんだろう久々の大人も子供も一緒になって楽しめる作品になってるのがいいよね
まぁ相変わらず副題込みで長ったらしい邦題なんですが原題が「Dungeons & Dragons: Honor Among Thieves」と読み下しに直訳だったとはねぇ
 
オープニングではまさにダンジョンでこれまたしつこいくらいの説明は長ったらしいなぁって思ったら
いきなり脱獄って言うもうここから目が離せないほどのアクションシーンの鶴瓶うち
見進めていくうちに結構しっかりとお話が作り込まれており、変な動物っていうか生物の生態っていうかCGのつくりまでじつに上手に作ってるし
プロットの根幹をなしているのはハリウッド映画ですからそこは完全家族愛っていうことっで
ファミリーではいっしょに楽しむ、いわゆる擬似ファミリー映画でもあったんですねぇ
言いたくはないけれど主人公の奥さんを生き返らすアイテムを、娘と一緒にミシェル・ロドリゲスを生きかえらしちゃうのは
ここは続編への布石なのかなぁ
ってかこの作品でもエンドロール中に小芝居組み込んでるのね

誰がどう言ったキャラクターかってのは見てれば楽しいわけで
そう言った変わり身の面白さというとこもしっかりと作りあげてたし
ドラゴンってクライマックスでのあの石像だったわけね
思ってたドラゴンとはちょっとイメージが違っていたのもご愛敬って所でしょうか
ドラマ部分の掘り下げもエンタメとしてしっかりと組み込んでて
ある意味本当によくできてる作品でして
そこはすんなりハリウッド映画ここにありって言う作品になってたかなぁ
 
クリス・パインのオープニングの審判シーンと
エンディングでのヒュー・グラントの審判シーンは対になっていたんですね
ってことでちょっとした伏線も本編内だしっかりと回収してるし見事な脚本とも言える作品でした
ただちょっと視覚に頼って見せる映画になってる部分もあるのでちょっと中身の薄っぺらさが・・・
まぁ家族向けということでヒュー・グラントの悪の悪たる部分が弱いのは仕方ないのかな
ちょっと長いけどこんな猛暑日本では映画館に行ける人は避暑を兼ねて映画館っていうのにはちょうどいい長さかもしれない
 
2022年製作、アメリカ映画
ジョン・フランシス・デイリー、ジョナサン・ゴールドスタイン共同脚本・共同監督作品
出演:クリス・パイン、ミシェル・ロドリゲス、ジャスティス・スミス、ソフィア・リリス、ヒュー・グラント、レジェ=ジーン・ペイジ、クロエ・コールマン、デイジー・ヘッド、ニコラス・ブライン、ジェイソン・ウォン
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嘘八百 なにわ夢の陣

2023-07-22 20:08:38 | 邦画
個人的にきちんと「嘘八百」と「嘘八百 京町ロワイヤル」の二本と見てきてますので
今作は2023年のお正月映画として劇中でも学芸員の塚地武雅に“利休と織部のは次は秀吉の鳳凰ですか”ってか言わせているものの
利久と織部自体は現存する茶碗の贋作のお話でしたが
今作は”秀吉の七品“と言った秀吉にまつわる出世アイテムと言った架空の品物で
その中でたった一品“鳳凰”と言われる逸品の茶碗をめぐる架空のお話となっておりましたねぇ
 
安心安定の中井貴一と佐々木蔵之介のWコンビにその家族たちの友近、、森川葵、前野朋哉に居酒屋の贋作メンバー土平ドンペイ、宇野祥平、今作より酒井敏也が活躍して
クライマックスに魅せる彼らの得意技の素晴らしさで見せてくれる作品
 
今回は詐欺対象になる人物は出てきませんが
関ジャニの安田クンガゲストでしたねぇ、そのお姉さんに中村ゆりさんと
しっかり生きる希望をもらっていた作品でした。
ちょっとハマったかも中村ゆりさんに・・・
 
太閤さん博がなんとも三つも開催されるというお話にレギュラー陣もしっかりと見せ場をもらってて
なんと第一作で利久の茶碗に2000万だか3000万だか出費していた芦屋小雁さんまでちょいと顔出ししてくれていたってことはこれが最終作なんでしょうかねぇ
こう言った安田クン目当ての老いも若きもくったくなく楽しめる作品ってあんまりないから
そして中井貴一、佐々木蔵之介の安定したコンビもつかず離れずっていうとこで中井の口八丁、蔵之介の陶芸技と言った特技の使い方も上手いしねぇ
こう言った安心して見られる作品がレギュラー化してくれるのもいいもんなんですがねぇ
気楽に歴史ロマンも楽しめるしねぇ
またの続編化希望
 
2022年製作、日本映画、「嘘八百 なにわ夢の陣」製作委員会作品、ギャガ配給
武正晴監督作品
出演:中井貴一、佐々木蔵之介、安田章大、中村ゆり、友近、森川葵、前野朋哉、宇野祥平、塚地武雅、吹越満、松尾諭、酒井敏也、桂雀々、山田雅人、土平ドンペイ、ブレイク・クロフォード、高田聖子、麿赤兒、芦屋小雁、升毅、笹野高史
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