こんにちは!柴田圭ですっ。
今日は春日丘のコーチへ行って来ました。
新学期に入り、1年生も入って来て、活気が出て来ています。
そしてこの時期は1〜3年生の全学年が揃う期間なので、1番部員数が増える時期でもあり、今日も1面当たり10人を超える人数でした。
今年は3年生が去年より少ないですし、1年生も今年の方が少ないので、昨年はもっと多かったですけどね。笑
今日は先週基本を教えた時にいなかった新しい1年生が来ていたので、もう一度1年生に基本導入から打ち方まで教えました。
今年は技術を多めに教える方向性でいるので理屈から簡単に説明し直してあとは球出しを回すようにしました。
これまでも技術をたくさん教えて来たり、技術よりコントロールや展開練習を増やして来たり、色々と方向性を変えてやって来ましたが、
技術をたくさん教えて打つ技術が付いた=強くなる
は全く成り立たないのがテニスの世界です。
技術をたくさん教えると確かに上手くなるのですが、打ち方ばかり考えてテニスをするのでその技術を使えず上手いけど試合は弱い、というケースは多いにあります。
逆に技術なくてもミスらずひたすら繋げる事が出来た方が強くなったりします。
昨日と同じで視点がどこに向いているか、ですが視点が技術に向きすぎると形ばっかりの表面的でゲーム性のないプレーになります。
僕がコーチをやっていて実際に感じたのが技術とコントロールやゲーム性のバランスの難しさ、です。
だからこそ、テニスはteachingじゃなくてcoachingがとても大切だと感じています。
たくさん教える事が決して良い結果に繋がる訳ではなく、技術の量やアドバイス頻度に関しても教え過ぎる事で逆に勝てなくなるパターンはあるあるです。
ですので、これまでも技術の比重に関しては色々と調整して来ましたが、今年はこの前半の時期に多めに基礎技術を導入する方向です。
(高校生は2年間しかないので特に難しいです)
1年生は技術を頭でも理解して、自分なりに工夫や努力をして練習量の増える夏休みまでに少しでも技術を体に入れる事をガンバって行って欲しいです!