柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

老人ホームを考える

2008年11月14日 | 老後
今日の東京新聞に「老人ホームでワンルーム暮らし」
に記事が掲載されました。
女優の有馬稲子さんが、老人ホームに入居した記事です。
「家族がいないし、いつも1人で生活していたいので決断した」
とコメントがありました。
その他にも
山城新伍さんが介護老人施設で闘病生活
同様の施設で市川右太衛門さんが亡くなり
老人ホームの入居寸前に死去した山岡久乃さんなど
芸能界でも老後の問題に関心が高まってきた。
と書かれています。

これから先は
老人が多くなり、ますます老後をどう生きていくのかが
問題になってきます。
夫婦2人の生活だって、どちらかが亡くなれば1人暮らしになってしまいます。
子供がいても、事情があって同居できない人も多く
事情が無くても、子供に迷惑かけたくないと独居を望む人も多いのです。

事実、私の両親も現在夫婦2人で住んでいますが
この先、老人ホームの事も考えているようです。
子供と一緒に暮らすことが幸せとは言い切れない・・・
確かに、両親を見ているとそんな気がします。
きっとどこかに遠慮があったり
妥協できない自分がわかるのでしょう。

親だけの問題じゃないのです。
私だって、今1人になったら、子供との同居は望みません。
やはり、老人の施設探しを先ずするでしょうね。
今は、何とかできても
先々のことを考えたら、安心を確保したくなります。

そう考えると
老人ホームは誰の身にも、降りかかってくる問題なんですね。
老人施設だけでなく、介護施設も兼ね備えてないと
終の棲家とは言えないでしょう。

そうだ、老人ホームについても
もう少し、情報を集めてみる必要もあるぞ

エンディングデザインコンサルタントとして
そう感じました。

ところで、私の肩書きは
エンディングデザインコンサルタントなんです。
知ってました?