柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

チョット多すぎない、通夜のスタッフ

2009年06月11日 | 葬祭スタッフ
昨夜は知り合いの方が亡くなり通夜にいきました。
会館の葬儀でした。
コンパクトで動線の無駄が無い、綺麗な式場でした。
スタッフは葬儀社と、料理屋さんと、返礼品やさんで8名くらいいました。
式場の広さと会葬人数(40人くらい)を考えると多いかな?

この人たちが、自分の働き場所を持っているのではなく
同じような所にいる。

それなら3人立っていなくても1人で十分。
後の人は余分に見えてしまう。

本来なら
男性スタッフ2名、女性スタッフ1名で充分
返礼品やさんは1名で、料理屋は2名で充分です

私がもし配置するなら
玄関入口に1人・・・受付案内をしてエレベーターに誘導
          
2階式場フロアーに1名・・・エレベーターから式場内に誘導
              
担当者1名・・・式場全般を仕切り、司会をする


つまり、業者さんの人数が多いのですよ

業者さんは人、1人をつけるには人件費がすごくかかります。
私は今日は男性1名女性1名で充分
というように指示しました。

業者にとって人件費は大きな問題です。
人件費がかさめば、料理、返礼の質が落ちるのは当然です。
また、充分に教育できていない人が来ることも・・・

業者さんを苦しめると、ろくな仕事はしなくなります。
業者さんには、余分な仕事はさせない。
その代わり自分の持分は、きっちり仕事してもらう
気遣い120%でしてもらう
これが業者さんとの良い関係作りです。

無理をさせれば粗悪な品質。
雑なスタッフであれば、迷惑をこうむるのはお客様です。

式の規模により派遣されるスタッフも決めないと。
はっきり言って、人数が多すぎるのは丁寧には見えません。

業者の方から人数を多く派遣してくるのに・・・とも思ってる葬儀社が多いと思いますが、そうしないと仕事をもらえないと業者さんは苦慮しているのです。

適切な場所で、充分な働きをしているスタッフを見ている方が
会葬者としても、気持ちが良い物です。