柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

京都に寝に行く私です

2010年10月23日 | sibatanoriko?
25日に大阪で「葬儀勉強会」を行います。

大阪方面で仕事があると、妹の家に泊まります。
京都の東寺に近くに住んでいるので、京都駅からも近くて便利。

呉服屋をしていますが、仕事の合間に迎えに来てくれたり
食事を作ってくれたり。

私は夕方に着いて、翌朝早くに出かけます。
上げ膳据え膳で、送迎付きで、楽をさせてもらっています。

一緒に住んでいるお姑さんも、歓待してくださるので
有難いことだらけです。

このところ実家の父の看病に毎月2度ほど東京にも通ってきてくれている妹です。

結婚する前は、掃除も洗濯も料理もなにもしない子でしたが
お嫁に行ってからは、優等生の主婦です。

「あなたはいつも、寝に来るだけね」と言われていますので
明日は早めに京都へ行き、半日だけですが、おしゃべりの時間を持つつもりです。

京都に寝に行くなんて、もったいないですね。

毎日が波乱万丈です

2010年10月23日 | 私の半径100メートル
昨日、急遽、父をショートステイにお願いをしました。

父をデイケアに行かせる矢先に、母が体調を崩ししばらく休養をとる必要が出てしまいました。
検査の結果、特別に悪い所は見つかりませんでした。が明らかに疲労です。
まんべんなく介護の体制をとって頂いても、子供たちが頻繁に訪れても
母の心労は軽減されませんでした。

嫌がる父を説得して、有料老人ホームが行っているショートステイに入れました。

4日ほどの予定です。

父を説得したのは、ケアマネージャさんやヘルパーさんです。
家族が話したら、怒りの方が先に来ていたと思います。
父にも世話になっている人たちへの気遣いは残っていたようです。

痴呆の症状が濃くなる父を受け入れられず
箸の上げ下ろしにも、訳のわからない行動や言葉に
怒りすら感じていた母ですが
父が出ていく後ろ姿を見送りながら、涙ぐむ母をみて
私たち子供も複雑な気持ちです。

ただのわがままじいさんから病気、痴呆、下の世話、昼夜逆転、暴言、過食と
毎日が波乱万丈です。

振り回される母は追い込まれる日々なのですが
家族の縁は一口には語れませんね。
特に夫婦は、仲が悪くても100%嫌いと言いきれない何かがありますね。

葬儀の時にも、口には出さないそんな感情がある事を
ご家族のお世話する側は忘れないようにしないとダメですね。

今朝、ホームへ電話を入れ、父の様子を聞きました。
落ち着いて寝ていたようです。
母へこの報告をしたら、少し安心したようです。