柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

儀母は不死鳥かしら?

2010年11月02日 | 私の半径100メートル
突然の電話に飛び起きました。
時計を見ると朝の5時です。
常識外の時間に鳴る電話は嫌な予感がします。
予感的中!
義母がお世話になっている老健からです。

巡回して母の異変に気がつき
すぐに手当をしたが、良くならない、
すぐに来てください、と言われました。

突然呼吸困難になったらしいのです。

すぐの駆け付け、救急車を読んでいただき
病院へ連れて行きました。

肺に水がたまっているので即入院となりました。

正直に言って、「死んでしまうかも・・・」と思いました。

しかし昼ごろには、すっかり落ち着いて
集まってきた家族を見ながら、不思議そうな顔をしています。

「何しに来たの?」
「なんでここにいるの?」と失語症の儀母が言っているようです。

とにかく、不死鳥のようにまた儀母は甦りました。

診察を待っている間、主人と葬式はどうしようか?と
相談をしました。
義母を看ていて、何度も危険な状態がありましたが
葬式の話をしたことがありません。

私がいれば葬式は大丈夫、という気が周りにあって
具体的な話が出ないまま今日まできてしまいました。

今回は無用になりましたが、いいキッカケになりました。



私はバタバタと動き回っていたので
気がついたら、眼鏡をなくしていました。

と、言うより「私、今日メガネしてったっけ?」と記憶が曖昧。

結局、どこにも見つからず、どこかに落としたみたいです。