柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

「老々介護」の前の「認認介護」

2023年09月01日 | 終活セミナー

年齢と共に体の不調が見えてくるのは当たり前ですが、70代に入ると顕著に表れてきます。

同年代の会話が「病気」の話ばかりになりました。

昨日は友人から、骨折して入院していると連絡があり

元気そのものだった友は2カ月前にクローン病と診断されました。

昔からの親友は緑内障で視野が欠け、外出が不自由になり

行きつけの美容師さんは無呼吸症候群がわかり

久しぶりの逢った知り合いは脳梗塞を患ったそうです。

癌になった知り合いも数人います。

私自身も、クッシング病という難病があるため、定期的に7つの科に受診し、突発ですが皮膚科、耳鼻咽喉科がさらに増えました。

 

女性の体に異変が起こるだけでなく、もう一つの変化が見られます。

それらの友人の多くが夫の不調を訴えているのです。

急に脳疾患や心疾患、癌に付け加えて認知症の気配が濃くなり、自分自身の不調を抱えながら絶えず夫の看病をし、通院にも

付き合っています。

わが家もその傾向にあります。

「老々介護」というにはまだ早いかもしれませんが「認認介護」という言葉が出てきているようです。