柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

3部式のエンディングノートは「アクティブノート」といいます。

2017年02月18日 | エンディングノート
仕事柄、エンディングノートの書き方セミナーを依頼されます。

セミナー会場で配布されるエンディングノートは、実は私にとって使いづらいものばかりでした。

私自身がエンディングノートを書く年代なので余計に感じたのかもしれません。

それと高齢者向けの終活という場所にもかかわるようになって
本当に書くべきものは?と自分に問いただした事がありました。

私自身が求めたエンディングノートは、
ひとり住まいの方が「もしもの時に周囲の人が困らないように」という内容に特化することでした。

一人住まいの伯母を見送った経験がそこに影響を与えています。


そこで3部式のエンディングノートを考えました。

1冊目は
一人住まいで起きる緊急事態に駆けつけた救急隊が「知りたい情報」をすぐに見れること!
そのためにその部分を分けて置き場所も、玄関先にしました。

2冊目は
お金、財産に関することは、普段は人目につかないようにすることです。
そのために、別に保管できるようにしました。
叔母は私を頼りにしてくれましたが、死ぬまでお金の詳細は明かしませんでした。
一人だからこその防衛本能だったと思います。これは大事な配慮ですね。

3冊目は
日常生活の中で常に自分の考えを周囲に知らせるためのノートです。
死んでから見たのでは介護や認知や葬儀の対応や希望は役立ちません。


こんなノートが欲しくって
自分で作成したのが「アクティブノート」です。

書き方を説明したかったので、書店には置きませんでした。

葬儀社や士業の方がセミナーをしながら使ってくださることもありますが
ホームページやフェイスブックなどからの問い合わせが結構あります。

そのために、アマゾンに掲載し、先日からヤフーでも扱っていただくようになりました。
このところお申し込みが頻繁になっています。

現在までの販売数は5000部ほどです。

本来は書き方のセミナーを受けていただいたほうがより便利に使いこなせると思うのですが
日本各地からお買い上げいただくようになったのでガイドブックをお付けしています。

お求め頂いた方はしまい込まないで、どうぞ書き上げてください。
初めは赤いノートから書くのをお薦めします。
気軽に鉛筆書きでも大丈夫。
何度も書き直してください。
先ず書くことが大事ですよ。
それも今の時点で、の決断でいいんですよ。

人にとって「もしも」は明日かもしれませんから!

それでも書くのに迷いがあったら、メールでの相談は無料でお受けしていますよ!
申し訳ありませんが、対面相談と電話相談は有料なんです。
ホームページをご覧ください。

又、介護施設や葬儀社でアクティブノートの指導をご希望でしたら
それも有料ですがお受けしています。












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