高齢者施設に入居しているご主人がコロナにかかりました。
その施設からは数人の陽性者が出たそうです。
高齢なので即入院となったのですが、
担当の医師から「もし容態が重症化するようならエクモの使用を希望されますか」と質問されたそうです。
一瞬答えに詰まったそうですが、以前子供達から「高齢の父親に延命はしない方がよいのでは」と聞いていたので断るつもりで「先生は主人がエクモの処置に耐えられると思われますか」と質問したそうです。「ご主人にとってはお辛いかも」との返事に意を決してエクモ使用を断ったと教えてくれました。
その夜、子供達に連絡をとり父親の状況とエクモを断った話をしたら同意の言葉が返ってきたそうです。
「なんだか冷たいみたいだけどもともと弱りかけている主人に苦しい思いを長くさせたくない。でも自分の口から断るのは気が重かった」と本音を話してくれました。
このご家族はご施設に会いに行くたびに、弱ってくる本人の状況を見ていたので延命への話し合いも前もってできていたのですね。
先日私の家人も看護師さんから「もしもの話ですが、最後の時はどこで過ごしたいですか」と聞かれていました。
そういう時代になってきましたね。
その施設からは数人の陽性者が出たそうです。
高齢なので即入院となったのですが、
担当の医師から「もし容態が重症化するようならエクモの使用を希望されますか」と質問されたそうです。
一瞬答えに詰まったそうですが、以前子供達から「高齢の父親に延命はしない方がよいのでは」と聞いていたので断るつもりで「先生は主人がエクモの処置に耐えられると思われますか」と質問したそうです。「ご主人にとってはお辛いかも」との返事に意を決してエクモ使用を断ったと教えてくれました。
その夜、子供達に連絡をとり父親の状況とエクモを断った話をしたら同意の言葉が返ってきたそうです。
「なんだか冷たいみたいだけどもともと弱りかけている主人に苦しい思いを長くさせたくない。でも自分の口から断るのは気が重かった」と本音を話してくれました。
このご家族はご施設に会いに行くたびに、弱ってくる本人の状況を見ていたので延命への話し合いも前もってできていたのですね。
先日私の家人も看護師さんから「もしもの話ですが、最後の時はどこで過ごしたいですか」と聞かれていました。
そういう時代になってきましたね。