昨日付・神戸新聞WEBニュースの記事。
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西宮市の公立小学校では平日午前中、警備員による校門警備が実施されていますが、中学校はその対象外です。
今回のこの件も「校門に警備員が配備されていれば起こらなかったのでは!?」という声もあるようです。
が、ことは、もう少し複雑だと思っておりまして。
公立小中学校の現状を考えた時、
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●正門以外にも出入り可能な門がある
●塀が低く、簡単に乗り越えられる
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等、不審者の侵入防止という観点からは、ハード面での問題を抱える学校が多いでしょう。
実際、今回事件が起きた中学校でも
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●業者が出入りする箇所が施錠されていない
●運動場の金網フェンスに破損がある
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等のハード面での課題があるという情報を頂いています。
こういう状況がある以上、正門前だけに警備員を配置したところで、果たして、どこまで実効性があるのか???という話になると思うんですよね。
また、その警備員の中にも高齢の男性が多く含まれているようです。
「安心」という面からの効果は一定あっても、実際のところ、どこまで「安全」が担保されているかという面では、疑問を持たざるを得ないと思っています。
そういう観点から、むしろ重要なのは
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●塀を高くし、門以外からは出入りできないようにする
●門を高く頑丈なものにした上でオートロック化する
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というハード面での対応を充実させることだと思っています。
そして、この点については教育委員会でも同じ問題意識を持っているようです。
ところが「お金がない(&行政課題としての優先順位は高くない...)」という理由から、ここに対する対応は放置されてきたというのが、実際のところだと思います。
ただ、こういう事件が実際に起きた以上、尚のこと、それではいかんと思うんですよね...
結局、なにをやりたいと思っても「お金がない...」ということがネックになる西宮市政。
だからこそ、このような財政状況を改善しなければならないと思いますし、そのうえで子供の安全にかかわる施策はしっかり推進していくべきだと思います。
そうした観点から、指摘・提案など進めてまいります。
というわけで今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。
前回ブログで取り上げたごみの集団回収に関する記事が、市政ニュース最新号に掲載されていました。
これ、私が議会で取り上げた結果だということに、勝手に思っておくことにします。
前向きに対応頂いていると思われる、担当の方々にはありがとうございます。
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さて本題、まだまだ続く代表質問のご報告の続きですよ。
それでは、どうぞ。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇
【質問】
「道路については、効果的で迅速な維持管理に努める」とのことでした。
昨今、水路への転落事故や、道路損壊等による被害が発生し、市が損害を請求される事例が多発しています。
市は、こうした問題が発生する度、道路パトロールの強化によって問題把握に努める旨を主張しますが、道路パトロールの主たる監視対象は車道であり、歩道への監視までは行き届かないのが現実です。
現状を踏まえると、防犯協会やPTA・自治会等によるパトロールやクリーン作戦の際、危険と感じる個所の抽出に協力してもらえるよう依頼するなど、もっと市民の力をお借りするよう努めること、そこで確認された事案を着実に改善していくことが効果的と考えます。
また、こうした取組を推進することは市長の言うシチズンシップの醸成からも重要と考えます。
市の見解はいかがでしょうか?
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【答弁】
現在、市で行っている道路パトロールは、事故が起きた際に道路利用者の安全や道路交通に大きな影響を及ぼす可能性がある交通量の多い幹線道路を中心に行っております。
その他の生活道路においては、市道延長が1,000kmを超える中、限られた人数でパトロールすることは困難な状況であり、主に市民の皆様からの通報や地域団体等からの要望により対応している状況です。
事故防止には、危険箇所を早期に把握することが重要と考えていることから、電話や市民の声による通報に加え、より簡便に市民が市に危険箇所を通報できるように、令和3年度からLINE通報を導入したところです。
議員ご提案のように、自治会等に対し、地域でのパトロールやクリーン作戦の際、危険と感じる箇所の抽出に協力して頂くような取り組みは、危険箇所のさらなる把握や、事故の減少に効果があるとともに、シチズンシップの醸成にもつながるものと考えます。
市としましては、幅広く市民の皆様の協力を得やすくするような仕組みについて、引き続き工夫してまいります。
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【意見要望】
前向きな答弁を頂きました。
答弁内容に則って進めてください。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇
この件、前から提案を続けている話ですね。
公式の場で、前向きな回答が返ってきたこと、肯定的に受け止めています。
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【ご参照】
道路や公園の危険・改善してほしい内容をLINEやメールで通報できます。ぜひ皆様のご協力をお願いします!@2022年4月のブログ
ちなみに「電話や市民の声による通報に加え、より簡便に市民が市に危険箇所を通報できるように、令和3年度からLINE通報を導入した」のも、私の指摘・提案があったからこそと自負しています。
こちらも、よろしければ以下をご覧ください。
↓
【ご参照】
【愚痴話】ええ、西宮市役所が縦割りなことは、よくよく分かっていますよ。だからこそ、これだけ念を押したのに...というお話。@2016年9月のブログ
地道にコツコツ、色々な分野について、様々な観点から指摘・提案等、続けてまいります。
それでは今日のブログは、これにて失礼いたします
GW最終日の5/7夜から5/8未明にかけて阪神地区全域で大雨が降り、警報が発令されました。
が、この間、西宮市から情報発信がなかったため、疑問等を訴える声をSNS等で拝見しました。
結果的に、こういった事故もあったわけですし、そういった声が上がるのは当然だと思います。
↓
石垣が一瞬で崩れる様子が…兵庫・西宮市で避難指示 大雨の余波続く 京都・滋賀で商品届かない店舗も(読売テレビ)
↑
というわけで、それについて調べた結果のご報告をば。
結論から言うと、西宮市の認識では「避難指示を発令したり、交通規制が発生するといった大きな被害が予想されるレベルの雨ではなかったため、情報発信は行わなかった」ということだそうです。
その判断の是非については敢えておくとして、以下もう少し詳しい内容。
この雨、連休前の地点では最大でも注意報が出る程度の雨量と予想されていたようです。
が直前になって警報レベルと判明したことから、市は「初動応急対応体制」(=具体的な措置・対応が必要な被害は出ないことを前提とした体制)での対応を決定。
担当となる職員さんは出勤した上で、各種情報の収集に努めると共に、万一の事態に備えていたそうです。
ただし、あくまで「初動応急対応体制」であり、「災害の危険は低いと判断したため、情報発信の必要はないと判断した」とのこと。
これが、より危険度の高い「水防警戒指令」が発令された場合には、
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●災害警戒本部会議が立ち上げられ、そこでの決定内容等を防災ネット(=メール)、LINE、twitter、FACEBOOKで発信すると共に、市HPの防災ポータルで表示
→以降、状況の推移により、各種情報発信ツールで発信すると共に、西宮市HPの防災ポータルに表示
-----
という手順が踏まれることになったのだそうです。
ただ、この内容については若干、違和感を持っています。
災害情報の発信の最大の目的が、危険を告知することにあるのは当然。
が、不安に思っている方に「危険な状況ではないから、心配しなくても大丈夫ですよ!」ということをお伝えするという観点も重要でしょう。
今回の雨では警報が発令されたうえ、気象庁からは「大雨の影響で、兵庫県西宮市の一部区域で河川洪水の危険度が上昇しています」「土砂災害:警戒レベル4相当 河川洪水:警戒レベル3相当」といった情報も発信されていたとのこと。
そういった状況の中で、西宮市からの情報発信が全くなければ、不安に思う方が出てくるのも当然のことだと思います。
(↑
(論点の拡散を避けるため、今回の判断の是非についてはブログでは触れません。悪しからず、ご了解下さい。)
そういったことを考えると、例えば
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●警報が発令された(あるいは気象庁からの情報発信があった)が、市としては現段階では避難指示等が必要な状況とは判断していない
→ただし、必要な状況にあると判断した場合、体制を構築し、市としても情報発信していく
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といった趣旨の情報を各種ツールを利用して発信する等、情報発信のあり方について考えていく必要があると思うんですよね。
市によると「気象庁の情報等も把握していた。その上で危険はないと判断したから情報発信しなかった。」ということだそうですし。
というわけで、この件、もう少し担当部局とも詰めていきたいと思っています。
ちなみに、この件について調べていく中で、LINE→防災情報→西宮市防災ポータル→にしのみや防災ネットで見ていったらリンクが切れているのが判明。
是正を求めておきました。
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こういうの、気をつけないとダメですよね。
というわけで今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。
読売新聞が4月の統一地方選挙を前に行った「全国自治体首長アンケート」。
47都道府県と1741市区町村の首長に質問票を郵送、1606自治体(89.8%)が回答したとのこと。
↓
首長9割超が人口減「深刻」、統一選の争点は「子育て支援」最多…読売全国アンケート@2023/3/19付・読売新聞WEBニュース
↑
「西宮市長の現状認識は???」と、興味津々でリンク先を見てみたら回答してないんですね。
う~ん、「OPEN!」...
さて、西宮市議会での予算審査も一段落しました。
というわけで今日は、来年度予算の中で、広報しておくべきと思った話について。
西宮に限らず、様々なところで振り込め詐欺など、特殊詐欺による被害が多発しています。
本市での被害状況は2021年は被害件数100件、被害金額は1億4800万円。
残念ながら、2022年は被害件数・被害金額とも更に大幅に増加しているようです。
こうした状況を踏まえて、市は2023年度、70歳以上の方がおられる世帯のうち、希望する世帯に
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●通話内容を録音することをメッセージで流す
⇒その後、通話内容を録音する
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という機能を持つ「特殊詐欺対応自動通話録音機」を無償で配布・設置する事業を進めることを決めました。
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【イメージ】
この話を最初に聞いたとき、個人的には、ちょっとビミョーかな...と思ったんですよ。
録音したところで事後の対応しかできないし、抑止or防止効果がそこまで高いんだろうか???と思ったので。
が、説明を聞き、他市の事例を見てみると
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●こういうことをやっているグループは、片っ端から電話をかけているわけではなく、名簿を利用していることが多い
⇒名簿はしっかり管理されていて、通話録音機が入っているところは名簿から外される
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という面があるそうな。
また、わざわざリスクが高そうなところを対象にしようとは思わないはず!という話もあるとのこと。
なるほどなあ...
ちなみに千葉県柏市では同様の機能を持つ電話機等の購入に対して、補助金を支給する事業を行っています。
事業実施後、購入した世帯を対象に行ったアンケートの結果、
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●振り込め詐欺と思われる電話を受けた頻度が大幅に低減
⇒約85%が「購入してよかった」と回答
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という結果が示されているとのこと。
なお、柏市のアンケート結果はこちらでご覧頂けます。
↓
振り込め詐欺等対策電話機等 購入等補助金に関する アンケートについて@柏市HP
柏市での実績からも当該事業の推進は、特殊詐欺による被害軽減に大きな効果があると思われます。
不安に思っておられる方は是非、この機会に導入をご検討下さい。
詳細は5~6月頃に確定、市政ニュース等で広報される予定だそうです。
というお知らせでした。
それでは今日のブログは、これにて失礼いたします。
木曜日に迫った一般質問の項目、以下の内容で確定しました。
↓
当日の出番は既報の通り、14:50頃からの予定。
市議会本会議場での直接傍聴は勿論のこと、以下のインターネット中継やさくらFMでもご確認頂けます。
今任期最後ですもの、それに相応しい内容にできるよう努めます!
↓
西宮市議会 議会中継@西宮市議会HP
さて本題。
今日は12月議会×一般質問で取り上げることを考えていたが、時間的な制約に加えて、当局側とも問題意識を一定共有できたと感じたことから、お蔵入りとした話についてご紹介をば。
質問の内容は、以下な感じを想定していました。
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●本市には大規模災害発生時の対応方針等を示した「西宮市地域防災計画」が存在する
●例えば「地震災害対策編」では/物資供給部:経済部長/動員部:人事部長/避難部:教育総括室長/調査部:税務部長/衛生部:環境総括室長/といった形で初動体制を構築すると決められている
→その後の対応についても各部署がそれぞれ発生することが想定される事態への対応を包括的・網羅的に分担して対応するための事務分掌が定められている
→つまりは全庁挙げて、対応可能な体制が整っている
●ところが当該計画の対象に、感染症対策は含まれていない
→そのためコロナ対策の主軸はあくまで保健所・健康福祉局であり、他の部署は応援という形がとられ、今に至るも、そうした形が継続している
→その結果、感染者数が増加すると、保健所がパニック状態に陥る一方で、他の部署ではどこか他人ごと的な雰囲気が蔓延する…といった事態が繰り返されている
→しかしながら、こうした体制には非常に大きな問題がある
●医療相談、患者の健康観察等は保健所でなければできない業務
→が、ワクチン接種や予防・制度変更等に関わる広報や、生活支援物資・抗原検査キット等の支給、ワクチン接種の現場管理などの業務や、それに付随する事務的業務は、保健所でなくても対応可能
→実際、他の自治体においてはこうした業務の切り分けを行い、保健所は保健所でないとできない本来業務に集中した事例もある
→今後のことを考えるなら、
・地域防災計画に感染症対策も含めること
・これまでの対応を踏まえ、必要となった業務を整理するとともに、他の大規模災害発生時と同じく、各部署が分担して業務にあたることができるよう具体的な事務分掌を定めることが重要
↓
市の見解はどうか?
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以前、市が「これまでのコロナ対応を検証する!」として示された内容がありました。
が、そこで示された内容は、保健所の対応に限定されたものだったんですよね。
いやいや、そうじゃなくて、市役所全体の対応を検証しないと意味がないでしょ...と。
こういうところにも、とても根深い、縦割り意識を垣間見る気がします。。。
↓
【ご参照】
むしろこれまでの市の対応全体をこそ検証するべきでは?保健所の対応策だけを示しても、意味がないと思うのですが…+α。@2021年7月のブログ
上でも述べたとおり、
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●時間の制約があること
●事前の調整の中で一定、市と問題意識を共有できたと感じたこと
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から、この内容は12月議会での一般質問のテーマとしては取り上げませんでした。
が第8波の到来が言われる中、
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●特定の部署に過大な負担がかからないようにすること
●意識の上でも体制の上でも、全庁が一丸となってコロナ対応に取り組むこと
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が重要なのは言うまでもありません
引き続き、大きな興味と関心を持って、今後の推移を見守ってまいります。
それでは今日のブログは、これにて失礼いたします。
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市内で確認された新型コロナウイルス感染症の患者数は以下でご確認いただけます。
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市内の感染状況@西宮市HP
市立学校・幼稚園・保育所や市立病院等での新型コロナ感染者確認状況、市内でのクラスター発生等、最新の情報は以下でご確認頂けます。
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記者発表資料・市長記者会見@西宮市HP
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正直、日本が勝つとは思っていませんでした。
2点目のゴールシーンも含めて、漫画みたい。
球技全般に、あまり興味のない私ですがこりゃ燃えますね。
さて本題。
今日のブログは、お詫び的要素の強い内容です。
タイトルの件、国の通達はあったものの一昨日時点では、西宮市では当面の間、給食の黙食を続ける方針との説明を受けていました。
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●今後、第8波に向かうにあたり、西宮市でも罹患者が更に増えると予想される
●コロナ禍以前のような食事のとり方をすると、教室では充分な距離が取れない
→感染可能期間に登校している場合、濃厚接触者になり得る状況が危惧される
●よって当面、「給食中は会話せず、食事が終わった者からマスク着用し、会話する」という現状の形を続ける
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というのが、一昨日の時点で教育委員会が示した内容でした。
↓
【ご参考】
西宮市の学校給食では当面「黙食」が続きます。「第8波が落ち着いたら、見直しを考える」とのこと。@前々回のブログ
賛否両論あろうかとは思いますが、
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●今後インフルエンザの感染拡大が予想されていること
●現在の新型コロナ感染症が2類相当とされている運用では感染者が発生した場合、多くの児童生徒が濃厚接触者と判定される可能性が高いこと
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等を考えると一定、理解せざるを得んわな...というのが、私の率直な感覚でした。
が、その後、教育委員会事務局と、市長・教育長・教育委員との間で協議が実施されたとのこと。
結果、国からの通達の通り、距離の確保・大声での会話の自粛・適切な換気等を前提に、学校給食での黙食を取りやめることに決定したそうです。
なお、こちらは(前回も掲載した)読売新聞オンラインから拝借した、学校給食での会話が可能となる例のイメージ図。
↓
報道もされており、気になっている方も多いと思われる、この話。
一刻も早く、情報提供するべきという思いから、担当部署の内容確認・了解を経た上で、前回ブログを掲載しました。
が結果として、異なる内容で見直しが決まったことを心からお詫びします。
なお、いわゆる黙食の取りやめについては、来週月曜日に保護者に対して、教育委員会から通知されるとのこと。
実際に見直されるのは火曜日以降になると思います。
また、あくまで上のような前提を設けたうえでの話なので、学校ごとに運用は異なることかと思います。
いずれにしましても詳しい内容は、教育委員会・学校からの通知をご確認下さいますようお願いします。
それでは本日のブログは、これにて失礼いたします。
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市内で確認された新型コロナウイルス感染症の患者数は以下でご確認いただけます。
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市内の感染状況@西宮市HP
市立学校・幼稚園・保育所や市立病院等での新型コロナ感染者確認状況、市内でのクラスター発生等、最新の情報は以下でご確認頂けます。
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記者発表資料・市長記者会見@西宮市HP
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日々、活動している中で、直接お目にかかってはもちろん、電話・メール・手紙・ブログへのコメント・SNSを通じて等、様々な形で多くのご意見を頂いております。
そうしたご意見の中には、知らなかったものも数多くあり、そこから考えを深めたり、中には市の政策推進に少なからぬ影響を及ぼすようにできた事例などもあります。
こういった形で様々なご意見を頂けること、心から感謝しています。
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【比較的最近の印象深かった事例】
保育所に関する情報提供方法が見直されました。ご意見頂いた皆様、前向きに対応してくれた担当課に感謝します。@2022年9月のブログ
そうした思いの下、お預かりしたご意見等についてはできる限り、真摯に誠実に対応させて頂いているつもりでいますが一番困るのが、ご意見を頂いた方と連絡が取れない場合なんですよね。
これ、例えば
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●頂いた手紙に差出人住所・氏名がない
●メールを頂き返信したが、捨てメールなのか宛先不明で返ってくる...
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といった場合があります。
こうなると、頂いた内容について、もう少し詳しく知りたいと思っても確認のしようがなかったり、対応した内容やその後の経緯をお伝えしようと思っても連絡の取りようがなく途方に暮れてしまったり。
というわけで、今日はそんな中から最近あった事例について、ご紹介をば。
事務所に頂いた、匿名のお手紙に
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●夙川の護岸に大きな亀裂がある
→不安なので、修繕してほしい...
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という内容のものがありました。
場所も分かりやすく地図に記入して頂いていたので、早速現場を確認しに行ってきました。
ところが私が見た限り、複数のクラックはあったものの「安全管理上、危険があるのでは???」と思うほどの大きな亀裂は見当たらなかったんですよね。
とは言うものの頂いたご意見でもあり、市の担当課に連絡。
「夙川護岸の管理は県の管轄なので、現場確認後、県に連絡する」という説明を受けたわけですが、その後、市が現場確認してくれた結果がこちら。
写真4の亀裂とか、かなり大きいのに気付かなかったのは何故...
↓
で考えてみるに、おそらく私が確認しに行った時間は潮の関係で水位が上がっていて、亀裂が見えなかったんだと思うのですよ。
市に確認依頼せず、自分で見ただけで終わらせていたら、分からんままやったんでしょうね、これ...
それこそお手紙下さった方と一緒に現場確認できていれば、こんなことはなかったはずなわけで、ほんと危ないところでした。。。
というわけで、お手紙下さった方が、ご覧になることも少し期待してブログに記します。
なお繰り返しになりますが、この件につきましては県の管轄であることから、市の担当部署を通じて県に状況を伝えると共に、対応を依頼してもらいました。
それでは今日のブログは、これにて失礼いたします。
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市内で確認された新型コロナウイルス感染症の患者数は以下でご確認いただけます。
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市内の感染状況@西宮市HP
市立学校・幼稚園・保育所や市立病院等での新型コロナ感染者確認状況、市内でのクラスター発生等、最新の情報は以下でご確認頂けます。
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記者発表資料・市長記者会見@西宮市HP
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今日のブログは、情報提供のみですよ。
西宮市は、新型コロナウイルス感染症に罹患し、自宅療養中で
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●身近に食料を届けてもらえる方がいない
●インターネットで購入ができない
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等、「どうしても支援が必要な方(←市HPより引用)」を対象に、8日分の食料や日用品の支援物資を配布しています。
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パルスオキシメーター・支援物資の配布について@西宮市HP
これについて本日、
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●厚生労働省の通知により、有症状者の療養解除基準が「発症日から7日間経過し、かつ症状軽快後24時間経過した場合」とされた
→従来、8日分の日用品・食料品を配布していたのを5日分に見直す
●「支援物資の問い合わせ先がわかりにくい」等のご意見を市⺠から頂 いている&医療相談窓口への支援物資の問合せが増えることにより、本来の医療相談窓口機能に支障が生じている
→支援物資相談窓口(専用電話番号)」を設置する
→支援物資相談窓口の専用電話番号は、患者に送信するショートメッセージ内に掲載することで周知を図る(=HP等での告知はしない)
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旨、報告を受けました。
より詳細な内容はこちら。
↓
支援物資については、ご意見やお問合せを頂くことも多く、色々と思うところがあります。
が、とにかく相談窓口が設置されたことはよかったと思います。
しかし、こういう内容を西宮市の公式LINEから発信しないのって、なんなんですかね…
この感覚も、どうにも分からん。。。
というわけで今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。
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市内で確認された新型コロナウイルス感染症の患者数は以下でご確認いただけます。
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市内の感染状況@西宮市HP
市立学校・幼稚園・保育所や市立病院等での新型コロナ感染者確認状況、市内でのクラスター発生等、最新の情報は以下でご確認頂けます。
↓
記者発表資料・市長記者会見@西宮市HP
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「発熱等の症状はあるが、症状が軽い&重症化リスクが低い方を対象に、新型コロナウイルスの抗原検査キットを配布します!」という兵庫県主体の事業。
近隣都市では既に始まっているところが多いのに、西宮市ではなかなか始まらないのでヤキモキしていたのですが、明日から開始されるとのことで本日、広報がありました。
以下、記者発表された内容です。
↓
↑
上にも書いたとおり、対象はあくまで「発熱等の症状がある方」で、かつ上の条件を満たしている方なので、その点、ご注意下さい。
なお兵庫県から西宮市に支給される検査キットの総数は22,000弱。
1日概ね1,000キットを上限に、明日から8月末まで実施するというイメージだそうです。
市HPでも情報アップされていましたので、併せてアップしておきます。
↓
抗原検査キットの配布及び自主療養制度について@西宮市HP
で、これだけでも充分な内容かと思いますが、もう一件。
今年7月、消防局の職員2名が酒気帯び運転および同乗の疑いで逮捕されるという案件がありました。
↓
【ご参照】
「卒業式日程の決定権は学校にあり、市として強制的に変更できない。でも地域や保護者から、学校へ声が上がってくるなら大切に受け止めるべきと思う...」だそうです。@2022年7月のブログ
この件について本日、下された処分についての報告がありました。
酒気帯び運転した職員は懲戒免職、同乗していた職員は停職3ヵ月の処分が下された(うえで本日、依願退職した)とのこと。
詳細は以下の通りです。
↓
退職することになった職員は、いずれも22歳。
一時の気の迷いで、折角なりたくてなったであろう消防職員を辞めざるを得なくなったであろうこと。
若い当人達にとって、悔やんでも悔やみきれないことだろうと思います。
不祥事を起こすというのは、それだけ重いこと。
全ての職員さんに、改めて、そういったことを深く、強く認識してもらいたいと思います。
もちろん私自身もそうあるべく、精進します。
それにしても不祥事、ホンマに多いな...
ということで今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。
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市内で確認された新型コロナウイルス感染症の患者数は以下でご確認いただけます。
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市内の感染状況@西宮市HP
市立学校・幼稚園・保育所や市立病院等での新型コロナ感染者確認状況、市内でのクラスター発生等、最新の情報は以下でご確認頂けます。
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記者発表資料・市長記者会見@西宮市HP
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7/15付の、国の新型コロナウイルス感染症に対する基本的対処方針で
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●「社会経済活動をできる限り維持しながら、効果が高いと見込まれる対策を機動的・重点的に取り組むこと」と示された
→保育所担当部署と保健所で協議した結果、オミクロン株の特徴(潜伏期間と発症期間が短い)を踏まえて、公立保育所の対応を見直すことにした
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とのことで昨日、市立保育所の保護者に以下の文書が発出されました。
↓
↑
なのですが報道等によると、更に健康観察期間は短くなる方向のようですね。
というわけで来週にはも一度、その方向で見直しがなされる可能性が高いかと思います。
この点、情報共有。
で、それに併せて、もう一点。
市立保育所で感染者が判明した場合、自宅で健康観察となる児童の保護者に対して「市による行動調査の結果、全児童と全職員は濃厚接触者に該当しないと判断されました。但し、●歳児のうち本メールを受けたお子様については、陽性者と同室で保育を行っていた等、一定の接触があったと考えられるため、下記の通り自宅での健康観察をお願い致します。」とのメールが送られています。
ただ、この内容に違和感を覚える方も多いと思うんですよね。
子供たちは年齢によっては終日マスクなしで過ごしているわけですし「なんで毎回、濃厚接触者なしになるんやろ???」と。
で、この件ですが、正確には「濃厚接触者なし」ではなく「濃厚接触者か否かという判定自体ができない…」に近いのですよ。
理由は以下の通り。
-----
●濃厚接触者の特定は「1mを目安として、感染対策なしに15分以上接触があった者」が要件のひとつ
→それをもって一律に濃厚接触者と特定される訳ではない
→周辺の環境や接触の状況等個々の状況から総合的に判断することとされている
●公立保育所で陽性者が判明した場合、濃厚接触者に該当しえる児童がいる可能性は否定できない
→時間を測定することや、全ての接触を把握することは不可能
→濃厚接触者を特定することは、現実問題として難しい…
→一方で、一定の接触のある児童全てを濃厚接触者とすると様々な面から影響が大きい
●よって保健所と協議をおこなった上で、同クラス等で一定の接触があったと考えられる児童に限り、陽性者との最終接触日から7日間の自宅での健康観察のお願いをしている
→ただし潜伏期間を考慮し、最終接触日から4日目以降に抗原検査等を実施し、その結果が陰性の場合は登所可という対応をとっている
●以上の結果、濃厚接触者に特定しないことがほとんど
→レアケースとして、1クラスで、同時期に多数の陽性者が確認された場合などは、大半の児童が濃厚接触者に該当する環境下にあった可能性が高いと推測されるため、接触のあった児童を濃厚接触者と判断するようなこともある
-----
一方で、これまでの表現だと、上のようなニュアンスは保護者には伝わりません。
なので、市にはこのことをHP上で告知する等、なんらかの対応を求めたのですが、それには「ノー!」という回答が返ってきました。
かわりと言ってはなんですが今後、保護者に対する通知文に以下の内容を加えるとのこと。
これで多少は、正確な趣旨が伝わりやすくなりますかね。
↓
※濃厚接触者の特定は約1メートルで15分以上の接触があった者が要件の一つとなっていますが、周辺の環境や接触の状況等個々の状況を把握したうえで総合的に判断することとされています。集団保育の中で全児童の個別の接触状況を完全に把握することは困難なことから濃厚接触者の特定はいたしませんが、児童のマスク着用や距離の確保等の基本的な感染症対策が困難なことから、同室で保育があった児童に対し自宅での健康観察を要請しています。
こういう話を見るにつけても「総合コールセンターの導入によって市民の声を積極的に受け止めると共に、FAQを充実させ、市に問い合わせ自体をしなくてもよいようにしていきます( ー`дー´)キリッ」みたいな話ってホンマかいな…と。
今回のブログの内容については私自身、複数のお問合わせやご意見を頂いたことがありますし、市にも複数問い合わせがあったとのこと。
であればHPにFAQとして掲載するなど、前向きに対応すればいいのに…と思うんですけどね。
↓
【ご参照】
きっと、お金は天から降ってくると思ってるんでしょうね… ~総合コールセンターに激しい違和感。。。@2022年5月のブログ
というわけで今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。
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市内で確認された新型コロナウイルス感染症の患者数は以下でご確認いただけます。
↓
市内の感染状況@西宮市HP
市立学校・幼稚園・保育所や市立病院等での新型コロナ感染者確認状況、市内でのクラスター発生等、最新の情報は以下でご確認頂けます。
↓
記者発表資料・市長記者会見@西宮市HP
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