遅ればせながら、38年ぶりの阪神タイガース×日本一、おめでとうございます。
阪神タイガースが西宮市内の阪神甲子園球場に本拠を構える、ご当地球団であることは言わずと知れたこと。
が、オリックス・バファローズの源流の一つが阪急ブレーブスであり、その本拠が阪急西宮スタジアムであったことを考えると、両球団とも西宮市に深い縁のある球団なんですよね。
阪神沿線で生まれ育ち、阪急電鉄(株)で社会人としての基本の全てを学んだ私としては、その両チームがペナントレースとクライマックスシリーズを勝ち抜き、三勝三敗で最終戦を迎え、最後まで盛り上げて下さったこと、感謝しかありません。
どっちもすごかった!!
願わくば、来年も!!!と思ったりもしつつ、本当にお疲れさまでした!!!!
さて本題、そんな話の続きとしては、なんとも気分の滅入る話ですが、本市の財政状況に関する話です。
私の議会質疑に端を発して、きわめて厳しい状況にあることが明らかになった西宮市の財政。
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「最悪の場合、令和7年度に予算を組めなくなるかもしれない」ってどーゆーこと???そんなん、すぐじゃないですか。。。@2023年9月のブログ
でも今年度以降、もっと厳しい状況に陥ることさえ予見させる材料があるんですよね。
その一つが、西宮市立中央病院(以下、中央病院)だと思っています。
中央病院は従来、大幅な赤字を出すのが当たり前の経営状況にありました。
以下はコロナ前の2019年度の決算ですが、純損益は一番下に示されているとおり約13億円の赤字となっています。
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ところがコロナの間はコロナ専用病床の設置等によって、中央病院に対して、市以外から莫大な補助金が投入されました。
その結果、例えば、令和3年度は7.2億円の黒字となっています。
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この黒字の最大の要因が、「病院事業収益」の「主にコロナ対応関連の補助金」である「国県補助金 1,776百万円」にあることは言うまでもありません。
逆に言うと、これがなくなれば、中央病院は元通り、大赤字での経営に逆戻りする可能性が極めて高い。
実際、令和5年度から令和8年度の収益的趣旨における純損益は毎年9億円以上の赤字になると予想されています。
大きな問題になっている令和4年度の純損益は、ほぼプラマイ0ですから、これだけでも単純計算で10億円近い赤字材料が増えるということですね...
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こうしたことから考えても、抜本的な行政改革の推進は急務。
さまざま指摘・提案してきた内容を反映することなく、漫然と行政運営を継続し、財政危機を招いたトップの責任はきわめて重大と受け止めています。
継続して、様々な角度から現状を脱するための指摘・提案など続けてまいります。
それでは今日のブログは、これにて失礼いたします。
無事、視察行程を終えて現在、新幹線にて帰阪中。
そのご報告は別途するとして、今日は持ち越してきた課題が改善しました!というご報告をば。
西宮市の学校給食の現場では、調理員さんが急な事情で休む場合に備えて「代替え」という制度が用意されています。
これ、普段は給食調理に携わっていないが、給食調理業務に必要なノウハウ・スキルを持つ方が「代替え」に登録して下さっているわけですが、
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●調理員が急な事情で休む場合、休む本人が「代替え」に連絡し、代わりに出勤してくれる人を探さなければならない
(※学校によって運用は異なり、正規職員であるチーフが探す形をとっている学校もある)
→が、そもそも急な事情で休む人が、顔も知らない・その日、出勤可能かもわからない代替えさん一人一人に連絡して、かわってもらえないかお願いするのは非常にきつい…
→知らない番号からかかってきた電話であり、代替えさんにとっても不安では?実際、電話に出られない場合もある。
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という問題があったんですよね。
そりゃ、当人の立場になるときついわな。..と。
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働きやすい環境作りは、とても大切。給食調理員が急遽、休む必要が生じたときの運用を見直すべきです!@2022年11月のブログ
この件、ご意見を頂いてから担当者と協議してきました。
その結果、この度「調理員の体調不良等に伴う勤務日当日の急な代替調理員の要請は、当該職員と相談の上、チーフ調理員(←各現場に最低1人配属されている責任者)が行うこと」にルールを変更。
11/1付で現場に通知されることになりました。
新旧対照表はこちら。
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働きやすい環境作りという観点から、こうした取組に協力してくれた現場と担当の取組を高く評価したいと思います。
地味な話ですけど大事だと思うんですよね、こういう現場の声に根ざした見直し。
あ、「通知はあったけど、変わらない...」みたいな話が現場でありましたら、遠慮なくご指摘下さい。
必ずや是正してもらいますので。
ということを告知して、今日のブログはこれにて失礼いたします。