華道家 余田紫甫(志穂) 

いけばな嵯峨御流・華道家 余田紫甫の海辺の街での楽しいくらしと花を愛する日々

【お稽古】2005年10月25日

2005年10月26日 | Flower
重陽の節句は別名、菊の節句と呼ばれています。(旧暦の9月9日です。)

古来中国では奇数は縁起のよい陽の数字とされ、一番大きな九が重なるのが重陽(ちょうよう)の節句です。
平安時代、宮中行事として菊酒を飲んで邪気を払い長寿を願いました。
菊の花には不老長寿の薬として信仰があります。

日本では食用の菊花もさかんに栽培されています。
日本で菊を食材とするようになったのは、室町時代のことらしく、
現在では青森県、秋田県、山形県などの生産地を中心に、さまざまな菊料理がつくられています。

子供の頃、誰もが行ったひらかたパークの菊人形 
96年続いたのが、、今年で終わりだそうです。時代の流れでしょうか、、

お稽古では菊の節句を 盛花 (右成体)で 色の位 白紫黄紅赤 の順序を守って活けました。
10/25作品