華道家 余田紫甫(志穂) 

いけばな嵯峨御流・華道家 余田紫甫の海辺の街での楽しいくらしと花を愛する日々

目指せ日本のモントルー♪

2007年05月09日 | MUSIC
高槻ジャズストリート
に行ってきました♪今年で9回目だというそのイベントは
高槻の街のいたるところでフリーのJAZZライブが行われています。
駅の広場、ショッピングモールの広場、公園、カフェ、ライブハウス、高校の音楽堂、
ほんとにいたるところで、、公園では一緒にフリーマーケットが行われたり、屋台が出たり。

まずは地元SAKURADA夫妻とJRと阪急の駅前をサラリと流して、
人気でこのイベントの発祥のカフェに行こうとしたらすごい満員
それと店内が熱気でムンムン熱かったので、オープンな公園に行くことにした。
公園では元気な高校生・中学生のビックバンドの演奏が行われていた。
五月晴れの空の下、爽やかに気持ちいい。まずは空の下ビール!
ここでFUKABORI親子と合流!
今日はいないが息子KEISUKEも高校時代に吹奏楽部でここに出演していたとか、しらなかった、、

店内でも聴きたくて、比較的空いてたライブハウスに入ってみる
サックス、ウッドベースとピアノ、ギター、ドラム年齢も雰囲気もバラバラ。
演奏は納得の上手さで、、大人な感じが素敵。
途中から女性ボーカルも加わりスタンダードナンバーが安心して聞けた。
ウッドベースの若手の彼のMCがたどたどしく好感もてます。(笑)
サックスはかっこいい。

駅までブラブラ帰る途中もあちこちでライブが行われたて、ショッピングプラザの広場では
爽やかな男女のデュオ。。。JAZZという縛りはそうきつくないみたいだ。
そして後ろに控えてる次のバンドの中にはさっきのお店のウッドベースの彼がスタンバイ。
バンド掛け持ちありってのもええ感じですね。
プログラムにドラム・ベースに限り掛け持ち制限なしとあった、、ブッキングは自分で責任もって(笑)

いつも行く高槻がぜんぜん違う街になっていた。
がんばれ高槻!!日本のモントルーを目指して!続いて欲しいイベントです。

初夏に風に吹かれて『イパネマの娘』がよかった。


【お稽古】2007年5月8日(火) 五月梅

2007年05月09日 | Flower
5/6頃 立夏(りっか)です。

この日から立秋(8/8頃)までが夏。新緑に彩られ夏の気配が感じられ筍が生える季節です。
竹と言えば竹秋(ちくしゅう)竹春(ちくしゅん)という言葉があります。
春になると竹は地下茎でつながる筍に養分を取られるため葉が枯れたように茶色くなります。
まわりに木々の新緑に対して竹だけが茶色く落葉する様子を竹の秋ともいい春の季語となります。
春が過ぎ筍が育つと緑も戻ってきます。そして秋の竹は勢いが盛んになり青々としてきます。
反対に竹の春と言われます。
意識して監査していなかった竹林の四季の移り変わり、、見てください。

5月5日端午の節句

もともとは月の端(はじめ)の午(うま)に日と言う意味です。
菖蒲や蓬を家に飾る習慣はやはり中国から2000年以上前に伝わったもの。
病気や災厄を払う行事として、これらの薬草を配ったり奉げたり、お酒にして飲んだり。
湯に入れたり。
特に男子の節句とはなったのは鎌倉時代の武家政治が菖蒲=尚武とかけて
兜や人形を飾るようになる。
武家に対してこいのぼりは町人の間で飾られた。
中国黄河の難所『竜門』を登りきった鯉だけが流になる事が出来る(●●の登竜門と言う言葉の言われ)
の故事にちなんで子供や孫に出世の夢を託しました。

ちなみに菖蒲湯などで今も親しまれる菖蒲(サトイモ科)とこの季節に愛でられる美しい紫の花の花菖蒲(アヤメ科)
を混同してる人は多いと思います。
菖蒲は蒲(がま)に似た植物です。

瓶花(へいか)  両成体・横成体・斜成体

五月梅(さつきばい)別名ばいかうずき)
ガーベラ(オレンジ)
スプレー薔薇(ピンク)
玉羊歯

活花では五月梅と言う名が馴染み深いですが一般的には梅花空木の方が通りがよい。
初夏に梅にも似た白い花をつけるところから呼ばれる空木科の植物。
水揚げが良くないので深水につけるか切り口を割る。ミョウバン・アルコールを用いるのもよい。

五月梅に美しい枝振りを活かし、花器との調和を考え、留めの分量・長さを熟考し
作品を仕上げました。

5月8日の作品