華道家 余田紫甫(志穂) 

いけばな嵯峨御流・華道家 余田紫甫の海辺の街での楽しいくらしと花を愛する日々

美しい瓶

2010年02月15日 | Flower
青色がとてもうつくしい器です。

有田焼 深川製磁 

TASSYさんから新年早々お洒落で素敵な頂き物をしました。
実家の佐賀県に帰られた時のお土産です。

深川製磁

調べてみると、ミラノにもスタジオがあるというモダンな製磁会社でした。
銀座や大阪にもお店があります。
ロゴもHPもとてもお洒落


陶器は『青』に惹かれます。
一口に青といっても色分類は細かく、日本語の色名はとても美しい

青・水色・紺・瑠璃・藍・群青・空色・紺碧
浅縹(あさはなだ)・浅葱色(あさぎいろ)・天色(あまいろ)・
勿忘草色(わすれなぐさいろ)杜若色(かきつばたいろ)

並べてみるだけで楽しいですね。

花を活けるので器に触れる機会は多いですが
実は陶器の知識はそうありません。

しかしPCは恐るべし、、
こうしてるときにも『有田焼』 っと入力してクリックすれば、膨大な情報が出てきます。
フムフム、確かにPCからの情報でかなり勉強になる、、

有田焼(ありたやき)は、佐賀県有田町を中心に焼かれる磁器である。その積み出しが
伊万里港からなされていたことにより、「伊万里(いまり)」とも呼ばれる。

以下膨大な記述は続く。。。

でもこれだけでなんでも知った気になるのも危険。
百聞は一見にしかず
実際に自分が触れてこの目で見て、使って、感じた事をまず心に頭に刻みつけて行こう。
そんなことを、美しい、青い瓶を眺めながら思うのでした。

偶然にもお正月に久しぶりに出してみた和の食器も古伊万里(有田焼)でした。
昔は磁器より陶器が好きだったが、、磁器の繊細さと美しさに目覚めました。
いいものはいい。

一足早く春。桜を活けて見ました。。菜の花も添えて....


花瓶と一緒に頂いた お皿
こちらは朱色がなんとも美しく。。。何を盛りましょう♪