華道家 余田紫甫(志穂) 

いけばな嵯峨御流・華道家 余田紫甫の海辺の街での楽しいくらしと花を愛する日々

【お稽古】2006年11月29日(水)

2006年12月04日 | Flower
枇杷(びわ)
鶏頭(けいとう)黄色
小菊(スモークオレンジ)
ピットスポルム

枇杷
ジャパニーズプラムと呼ぶ枇杷は5月6月になる実は黄色の果実として有名
晩秋から冬に白いろの花を咲かせます。実に比べて花は地味
長楕円形の特徴のある葉の形が楽器の枇杷に似てるところからこの名がついた。
薬用にもなる。
木は粘りあるので木刀、杖、くし、印 などに使われる。
中国・日本原産

枇杷の風情のある枝を活かして大振りに瓶花にいけます。
初秋の風情を簡素に活けます。
留めの黄色の鶏頭・小菊でまとめます。
花器口にピットスポルムの緑で引き締めます。

枇杷の風流な枝振りと葉色とめずらしい黄色の鶏頭 小菊の淡いオレンジが
とても美しく仕上がりました。

11月29日の作品