学習塾 志気進研

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<小学生の会話>

2007年01月12日 | 言わせてちょ~だい!
僕の接している志気進研の小学生はどの子もよく話す。

授業は90分なので、休憩は間に5分くらい入れる。

友達と来ている子は、友達同士で

今日や明日の学校のことや、他の友達のこと、

どこへ遊びに行くか、何を買ったか、

テレビやゲームのこと・・・

時折、今授業で習ったことを教えあったり、
↑素晴らしい!!

話しは際限なく、実に様々である。


一方で、1人で来ている子は話し相手が必然的に講師となる。

切りの良いところで、休み時間代わりにと

学校や休みの日などの話を聞くと

これもまた際限が無い勢いで話が出てくる。

「学校で○○なことがあってね、それで~に~が・・・」

出来事に対する原因や結果、感じたこと、考えたこと、

どんどん自分の主張を交えて話してくれる。

もう聞いているだけで、こっちも楽しくなってしまう話ばかりなのだ。

ちょっと話の袋を突いて、穴を開けるとその穴の中から

物凄い風が吹き出す勢いで、「ぶわ~っ」と出てくる感じ。


聞いていて、毎日こんなにもたくさんの出来事があるのかと

思うと、羨ましくも思えてくる。

大人の一日とは刺激の数が桁違いのようだ。

僕も毎日、生徒たちと接しているが、やはり塾講師。

接する大部分は勉強についてなので、

小学生の幅広い刺激の数には負けてしまう。


多くの刺激があるのだから、それだけ小学生の間は、

大事な期間なのだろう。

その期間で、何を感じ、何を考え、何を思い、どう行動したかが

その後の人格形成や様々な能力に大きく影響を与えるのであろう。


僕は話を聞いた後で、「何でそうなったの?」

とよく聞き返すようにしている。

こちらが聞かないと、「○○は(が)~~だった」

と、主語・述語のみの場合があるからだ。

そこには、出来事だけで感情は伝わってこない。

だから、感情を掘り起こす為に聞き返す。

聞けば聞くほど、その子の感情があふれ出てくるからだ。

感情が多ければ多いほど、感受性も豊かになり、

人間性も豊かになるだろう。

その感情や意見に賛成できる点、認めるべき点は同調し、

間違っている点は、「こうだから違うのでは?」とまた問いかける。

同じくらいか、それ以上に家庭でも会話をしているのだろうか?

これからも、どんどん感情を引き出すよう接していかねば!

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