学習塾 志気進研

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<サバイバル>

2007年06月13日 | 言わせてちょ~だい!
昨日、一昨日も期末テストに向けた勉強を進めている。


数学は教える事と平行して授業後も使い計算特訓。

上位クラスでは、前回書いたストップウォッチ作戦を行った。

連立方程式をやっているのだが、ちょっと手間のかかる問題は

制限時間を10分としてみた。

予想通り、長さが伸びても皆の集中力は変わらない。

むしろ成長しているように感じた。

1問、何分とか何秒で解けば良いか?なんてことを意識しながらやると

いつもの授業後勉強も効率が上がる。

これを続け、どのくらい効果が現れるか見ものである。


基礎クラスは、まだ間違いが目立つ子も見られる。

何度も解き、まずは正解率を上げることが重要だ。


英語においては、とにかく本文の暗記。

家で覚え、塾ではテストをするだけにするのがベストだが、

なかなかそれが出来る子は少ないのが現状だ。

ただ、前回、暗記に時間がかかってしまった子は

その反省を生かしていた。

テスト後の面談で、

「塾だけでやっているようじゃ、時間が足りないぞ。

家でも努力できるように頑張りな」

と僕がアドバイスしたことを実践できたようだ。

暗記の時間が始まるや否や、直ぐにテストを受け

合格できたのだ。

この反省を生かして、成長していくというのが

僕としても嬉しい点である。


この計算練習や暗記のどちらにも言えることだが、

これははっきり言って塾でなくても出来ることなのだ。

別に新しいことを教えるわけでもないし、

家できちんと自覚をもってやればいいことである。

しかし、塾でないとダメな、足りないものが一つある。

それは「競争心」だ。


「誰よりも速く正確な計算力を身につけたい!」

「人より速く暗記をクリアしたい!」

「周りの友達に負けたくない!」

この気持ちが、自分を本気にさせる。

自分よりも上の者を目標にできる。

ライバルをつくることができる。

その上で、自分を成長させることが出来るのだ。


本来は直ぐ隣に競う相手がいなくても、

見えないライバルや自分との闘いが常にあるのだが、

それを意識しろと言ったところで実行に移すのは難しいのである。


家で筋トレやダイエットを始めても、

「3日とか1週間で止めてしまい、続かない」

なんて事を耳にするが、それも一人でやるから甘えが出てしまうのだ。

やらなきゃいけないことは分かっていても

なかなか本気にはなれない。

だからそういう人はジムに行くのだろう。

強制的にやらざるをえない環境だから。

それでも本気になれない場合は、友達を誘ったりね。


やはり、やる気を奮い立たせるには、「競争心」が大切。

周りよりも速く出来れば喜び、

遅れをとったならばなにくそと思うことが重要だ。

塾として、教えることは言うまでも無く重要なのだが、

それよりも大事なことは勉強に対する環境だ。

志気進研はその環境を作っていけば良い。

塾生は切磋琢磨している時が一番本気モードだからね。

「競争心」を奮い立たせるような機会が多くなるようにせねばならないな。


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